こんな記事を書いたところ、ちょうど1年前にトークセッションをした方から、LINEが届きました。
【この記事の作成に関しては、全て事前に掲載のご許可いただきました。ありがとうございます💕】


その方も子どもさんが多発性硬化症という難病にかかってしまい、目が見えなくなり、
それはそれはご心配な毎日だったそうです。

このブログの最後にのってますが、
一年前に、私のトークセッションに対して、こんなご感想を寄せてくださったんです。





ザクッとまとめますと

「我が子にも奇跡の大逆転が起こるといいな」
と書いておられましたので、

「奇跡の大逆転」ということは、 
「自分の子どもの病気が治るのは奇跡」だと。
「治らないに決まっている」というお母さんの思い、不安、心配をあらわした言葉だと思ったので、

一年前のトークセッションの中で、
「奇跡の、なんて言うてたらあかんで」
と、私がお伝えしたことに、ハッとさせられたと。

(〜心の底から伝えたいと言う思いが湧き上がってきたときに私はついつい大阪弁丸出しになることがあります🤣)

でも、「お母さんも、自分の病気は治らないと思っている」と感じた子どもは、
「あぁ、やっぱり僕の病気は治らないんだ…」
と、悲観的になってしまって、自己治癒力の働きがにぶくなってしまうので、そんなこと言わないでほしいと言ったわけなんですね。


前回のブログで、

名女優になってくださいと書いたのは、

『子どもの病気が治ると思っていないのに
治ると思っているフリをしてください。』

ということではなく、

生身の人間だから不安や心配になってしまう時もあるかもしれませんが、
自分の心や子供さんの心は、心配や不安に押し流されてしまうところにおかない
と決めて、そのように行動してください。

名女優が、その役に身も心もなりきるがごとく、
身も心も不安を感じさせない、
お母さん自身不安を忘れて感じない域までいっちゃってください

ということなんです。


それを一言で表した言葉が
「お母さんは、どーんと構えていたらいい」という言葉。

いろいろなことがあって悩んだり苦しんだり心配したり不安になったりすることもあると思うけど、

できるだけ、オタオタ、ビクビク、くよくよ、メソメソ、イライラせず、

いろんなことに不安と心配で押し流されそうになってしまう我が子の横で、
「大丈夫、大丈夫、何があっても大丈夫、母さんがついてるから…」と、

揺るがない、
どしっとした、
どーんとした
肝っ玉母さんでいてください  と。
お伝えしたんですね。



心配なんてね、
なかなか手放せるもんじゃないですよ。
誰よりもかわいい我が子のことなんですから…

きっと、この こうママさんにも、
心配や不安で眠れなかった日々があったことだと思います。

でも、この こうママさんは、
誰よりも大切な我が子が
心配や不安に飲み込まれて溺れてしまわないように、
自分も心配や不安に押し流されていてはいけないと
パラダイムシフトされたと思うんです。

いろいろな心配や不安の種を抱えながらも、
自分の心は、
その心配や不安の中に置かないように努める。
とにかく自分は、どーんとしていようと…


そのトークセッションから一年後

こうママさんからこんなLINEをいただきました。



難病で入退院も繰り返し、
一時は学校に行けない時も多かった子どもさんのことが心配でたまらなかったお母さん。
でも、今は病気のことを忘れていることの方が多くなってきたとのこと。

そしてカラオケ、山登りとお友達と青春を満喫されている息子さん。

お気持ちが楽な お気楽親子
なられて、本当に本当によかったなぁと
いただいたLINEを読ませていただき、
胸が熱くなりました。


今いろいろなことで苦しみを抱えておられる方、
どうかこうママさんのように、
その苦しみから、パラダイムシフトされて
お気持ちやお体が楽になられますように…💕



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 心療内科に通ってる方のみならず、

すべての方のために…。

 

重症筋無力症と言う難病闘病体験を経て、

たくさんの本や人から教えていただいた

「誰でもどこでもいつでも

お金をかけずにできるヘルスケア」

〜こころのチカラを活用し、

元気に幸せに生きるヒントをお伝えしたい。

 

日本メンタルヘルス協会公認心理カウンセラー

南野原つつじがお届けしました😊(自己紹介

 

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参考記事