この記事の続きです。


傷つきやすい人、3つの対処法の3番目です。

③違いを理解する

私(自己紹介)の友達で  とても繊細で優しくて
思いやりにみちあふれた人がいます。
感受性が豊かで、
私が「こうしてほしい、ああしてほしい」
と、言わなくても、察する力がすばらしい、
本当に、有り難い得難い大好きなお友達です。
本名は出せないので、“繊細さん”と書きますね。

その“繊細さん”は、常に相手のことをいろいろ考えてきめ細やかに配慮したり心配したり、ときには人に振り回されて、イライラくよくよするタイプなんですが、
苦手な友達がいます。

彼女と正反対のタイプで、どちらかといえば相手のことはおかまいなし、自分の言いたいことをいい、やりたいことをやるように思える、名づけるなら ちょっと無神経な “鈍感さん”。

表面上は仲良く付き合っているのですが、
“繊細さん”は “鈍感さん”といると、良いように振り回されたり、傷つけられたりするように感じることがあるとのこと。
何度か嫌な思いをしたことがあるようです。


「つつじちゃん、あの“鈍感さん”には気をつけたほうがいいよ、私いろいろと痛い目にあってるから…」と、
“繊細さん”私に教えてくれました。


確かに、その“鈍感さん”は、気をつけて付き合わないと、こちらがお人好しに、いろいろしてあげても、
「え〜〜?」とか、「アレ〜?」って思うようなことがあったりして、私も、結果的にちょっと肩透かしというか、裏切られたというか、自分が馬鹿を見るような傷つけられた思いになってしまったこともありました。


でも、お付き合いしていくうちに、
その“鈍感さん”も 、決して悪い人じゃなくて、
こちらの持ってる感覚と彼女の持ってる感覚が違うだけで、うまく付き合えば、実は情に厚く良いところもいっぱいある人だということがわかりました。


私の場合は、事前に“繊細さん”から、
そんな情報をいただいてたので、
“鈍感さん”は、いろんなこと決して察してくれるタイプではなく、
言うべきことは、はっきり言ったほうがいい相手だなと思い、いいにくいことも、がまんせず柔らかな物腰で毅然と伝えるようにしたところ、
その後は、トラブルもストレスもなくなり、
良い関係になれました。


私は“繊細さん”って、
例えるなら絹のような人だなと思いました。
とてもしなやかで光り輝いてて美しいけれど繊細で傷つきやすい。

“鈍感さん”は例えるなら、フライパンの焦げをゴシゴシこすり取るようなスチールウール、針金の繊維。
とても丈夫でタフで役にたつ反面、変に近寄りすぎると傷つけられてしまうこともある。


どっちが良い、悪いじゃなくて、
違うだけ。

私はどうしてこんなに傷つきやすいんだろうって落ち込むこともない。
あの人はどうしてあんなに無神経に私を傷つけるんだろうって責めることもない。

針金に絹のようになれって言われても無理だし
絹に、針金のように丈夫になれ、鈍感になれ、お前は気にしすぎって言っても無理だし。

針金には針金
絹には絹

それぞれの特性をよくわきまえて、
ふさわしい応対をすればいいだけなのかも…と
思ったのでした。


実は、
私と夫も感受性が違うので、
そのことで 悩んでいたときもありました。


夫には私を傷つけるつもりはなかったのに、
人より傷つきやすい私ったら、
傷つけられたような被害者意識を
勝手に持ってしまっていたこともありました。


でも、ただ  違うだけ  なんだな …
とわかってからは、
お互いずいぶん楽になりました。


金子みすゞではありませんが、
みんな違ってみんないい

ただそれだけのことなんだなって。


傷つきやすい人は、弱い自分に落ち込んでしまって
ついつい自分を責めてしまったり、
察してくれない相手を(実際に表に出す出さないは別として) 責めてしまったりしてしまうところがあります。
(表に出せない場合、我慢してしまう場合は余計ストレスが溜まったりしてしまうこともあります)


でも、感受性って 人によって違う。
ただ違うだけなんですよね。


そのことを理解するだけで、
私はずいぶん楽になれました。


違いを理解し、
まっいいか。

そして、どうにもならない違いがあっても
それで良しと、する。


それだけで、私 ずいぶん楽になれました。
むやみやたらに傷つくことが減りました。


病気になって辛かったけど、
病気になったおかげでいろんなことを学べたのでした。



参考になるかも…な記事






傷つきやすいあなたへ。

「どうして私はこんなに傷つきやすいんだろう…。
ストレスが溜まりやすいんだろう…。
ストレスが溜まるから、
こんな病気になってしまうんだわ…」
なんて、ご自分や、
ご自分の周りを責めないでくださいね。

そのあなたの素晴らしい感受性を大切に、
誇りに思ってください。

そして、世の中の人みんながあなたと同じような鋭い感受性を持っていない、
いろんなことに、みんな、あなたのようにきめ細やかに気がつかない、と言うことも、
どうかご理解いただけたら…と思います。

人の気持ちや人の立場は
誰しも、なかなか察することができないものですから…


「どうしてわかってくれないの?
ひどい!許せない…」

そんな気持ちから解放されると、
より一層生きるのが楽になり
幸せになれるからです。


どうか、傷つかないで、
どうか、もっとざっくばらんに、
本音のコミュニケーションができて、
もっと、元気に、楽に、幸せに、楽しく、元気に
生きられるようになられますように…


どうか災い転じて福になりますように…💕