重症筋無力症と言う難病の闘病体験をもとに、
どうしたら元気に楽に暮らすことができるのか、研究しています南野原つつじです。(自己紹介


すごい本を読みました。

こんな本です。


彦根市立病院緩和ケア科部長、日本心身医学会指導医、日本心療内科学会評議員、日本ホリスティック医学協会理事、同関西支部長もされていると言う
すごいお医者様の本です


こちらに、ね、
「まあ、いいか療法」って言葉が出てきたんです。


実は私も
なんてブログを10月に書いてたんですけど
えらいお医者様も同じことをおっしゃってたんですね。




214ページからの抜粋

“もしも早く死にたいと言う思いが出てきたら、すぐに「まぁいいか」と言う言葉を心の中でつぶやいてみてください。実はこの言葉が、脳の形成した「べき」思考や「ねばならない」思考の神経回路を切るための、とても有効な言葉なんです。

ただ単にお経のように、心の中で「まぁ、いいか、まぁ、いいか、」とつぶやけばいいだけです。

最初は、言っている言葉に全く実感が伴わないし、こんなことに何の意味があるんだろうかと思うかもしれませんが、何度もやっているうちに、ある時ふと「まぁ、いいか」と言う言葉に、実感が伴うようになります。その時には、嘘のように、早く死ぬべきだと言ったような思いは消えてしまいます。これが脳の神経回路をうまく切断できた瞬間です。”


そしてずっと死にたいと言っていた子宮癌の女性患者さんはこの「まあ、いいか」療法のおかげで、来るたびに明るくなっていき、死ねるようにと長年忍ばせてきたロープも処分し、今まで長らくやめていたピアノや水泳も再開されたとのことです。



この本には
患者の思いをわかってあげ、
今のままで良いと気づかせてあげ、
患者さんの心の傷を癒してあげることにより
さまざまな体の症状(慢性疼痛、パニック障害、うつ、過敏性腸症候群、機能性嘔吐など)にアプローチ、改善されてこられた話が載っていて、とても興味深かったです。





昨日のブログ
どうしようもない状況でも、
それでもいいんだ
と受け入れたときに、
楽になり元気になれる道が開かれます
とお話ししました。

でも、
今の自分や自分の状況を受け入れたいなと思っても
なかなか受け入れられない方多いと思います。
(だってどうしようもできない辛い状態を、それでもいいなんて思えるもんじゃないですよね、わかります、わかります…)


合言葉はね、
「まぁいいか!」      ですよ〜〜🤣🤣🤣




今辛い方も
「ま、いいか」で、災い転じて福になりますように…
💕




参考ブログ