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明るく元気な難病患者、
逆境をひっくり返す力を研究している

南野原つつじです💕


今日は、

身体に負担をかけず、上手に痰を出して、呼吸が楽になる方法(前編)

の続きです。



*蒸気で鼻と喉をうるおす


この本の75ページに
「蒸気は、かぜ、クループ、腹鼻腔炎、気管支炎、細気管支炎、肺炎、喘息、アレルギーからのど荒れまで、ほとんどのタイプの咳に驚くほど効き目を発揮します。

蒸気を吸わせる1番良い方法の1つは、バスルームでお湯をはった浴槽の上に、お湯のシャワーを全開にする。
重症のクループの子も、この蒸気を5分から10分も吸わせるとたいていは効果が現れます。蒸気が気道の奥深くまで入り込み、そこにある濃い粘液を薄め、痙攣を和らげてくれるのです。蒸気は副鼻腔もきれいにして粘液の量を減らします。

蒸気は咳の治療に優れた効果を発揮するので私は咳があると聞けば、まず決まってこの方法をすすめることにしています」と、ありました。

確かに、蒸気で喉鼻を潤すと、ずいぶん楽になり、
痰がすっと出ます。

医院でしてもらう吸入の薬剤なしの簡単バージョンですよね。


同じ理由で加湿器も良いのですが、
湿度の高い空気は、時として結露になり、
結露がカビの原因になり、カビが咳の素になる危険性もありますので、その点はどうか注意して下さいね。




*おすすめのツボ     その2   天突


前回は、咳で苦しいときのツボとして、

背中の肺兪というツボをご紹介しました。


他に、手軽に自分で指圧できるツボとしては、

腕の尺沢

[肘を曲げると出来る内側のシワの上で、シワの中央から指約2本分親指側にいった、かたい腱の外側にあるツボ]や、

中府

[鎖骨の外端下のくぼみからさらに指1本分下にいったツボ]などがあります。



そして、私のおすすめは、


天突です

 
詳しくは、↓


これはちょっと訓練がいるというか
タイミングが難しいかもしれませんが、
私の場合、痰がここを通過しそうなとき、
軽く押すと、物理的にも、すっと押し出されるような感じになって、ものすごく楽に痰が出ます。


*里芋しっぶ

このブログでも何度もご紹介していますが、その効果が、口コミで広がり、一般の書店には置いていないのに1,000,000部以上売れている、ロングベストセラーの「家庭でできる自然療法」(東城百合子著)に載ってました。


頑固な咳には、この湿布を人肌程度に温めて、胸、背の両面に 貼り付け、その上に油紙で覆い、三角巾で巻いておくとたいていの咳は治ります。夜だけするなら4日ほど実行すると良い、とのことです。

確かに頑固な咳も、これを2日ほどして良くなったこともありました。



めんどくさい人は、自然食品店に里芋と生姜の粉を混ぜたものが売っていますので、それをお湯にとくだけでできます。(私は、こんな手抜き療法ですが、それでも気管支拡張剤のテープよりも、よく効くような気がします)

梅干の果肉を潰したものを貼った湿布も、薬効があるとのことです。

(肌の弱い方はかぶれないかどうか気をつけながらやってくださいね)


*レンコンの絞り汁

そんなにおいしいものでもなく、かといってそんなに耐えられないほど、変な味でもないんですが、
レンコンをすりおろしてその絞り汁をおちょこにいっぱいくらい飲むと、激しく咳き込んだ時でも、かなり楽になることあります。
レンコンは、節のところが薬効が高いらしいので、少々黒くなってても気にせず、すりおろしましょう。
(皮もむかない方が効果が高いそうです)


*ぎんなん

呼吸器を整える作用があり咳止めの漢方薬にも処方されるそうです。ただ生の銀杏は絶対だめで、火を通したものでも食べ過ぎはよくないそうです。
大人でも10個ぐらいまでが良いそうです。


*食べもの、食べ方

それから、咳が出て苦しい時は、甘いものは食べない方がいいです。

腹八分目〜六分でも、良いくらいと、鍼のお医者さんが言っていました。(食べ過ぎ注意です!)

よ〜〜く、口の中でドロドロになるくらいまで
しっかり噛んで食べると良いそうです。

豚肉、ぶり、もち米、たけのこは咳や喘息を悪化させるので注意、と食べて治す医学大辞典に載っていました。

それから、↓は


私の過去のブログで喘息が出たときに書いたものです。

食べ物の注意や精神面での注意など、いろいろ書いてありますので、もしかしたら、参考になるところがあるかもしれません。

喘息はストレスとも関係が深いといわれています。

泣きたいのに泣けない、
怒りたいのに怒れない、
何か言いたいことがあるのに言えない…
などの時になることもあるので、

自分の気持ちや感情を外に出してもいいんだと
自分に許可するだけでも随分楽になることが
私の場合はありました。



この本によると、

これといった明らかな原因がないのに、
咳を頻繁にする人への体からのメッセージは、
「どうか、もっと寛大になってください。特に、自分自身に対して寛大になってください」と言うものだそうです。

ま、このあたりは、当たるも八卦当たらぬも八卦って感じかもしれませんが、
自分に寛大になろうかなと思った方、
ご参考までにこんな記事もあります。↓



以上また長々と色々と書いてしまいましたが、
風邪、肺炎、気管支炎、クループ、重症筋無力症、
喘息、COPD、などなど、
咳が出て辛い方が、
少しでも楽になって下さるといいなと
祈りを込めて書きました。



咳でしんどい人も、そうでない方も、
災い転じて福になりますように…💕