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今日は、一見お弁当ネタのように見えるんですが、
実は昨日の病気改善のヒントその4 “自分を解き放とう”というブログの続きです。

このブログの中で、病気を改善するためには

今までふたをしてた 自分の気持ちを外に出して
自分のやりたいことをやろう!

と書いたのですが、

そんなこと言ったって…
今の仕事は 自分のやりたい仕事じゃないけど、
やりたい仕事に転職できるわけでもないし。

とか、

毎日毎日代わり映えのしない毎日、
やりたいことなんてなかなかできないわ。
特に病気で思うように体も動かないし…。

と、いう方も多いんじゃないかなと、思います。


私もほぼ寝たきりだった時、他に何もすることがなくて、SNSの中にもいた 仏さまというブログの中でもご紹介したように、横になりながら、スマホで毎日タンブラーと言うSNSを眺めることぐらいしかできなかった時がありました。

病気になる前、私毎朝のお弁当作りがすごく嫌だったんです。
子供が中学受験に失敗して、隣の県の中学に通うことになったんで、前の晩どんなに遅くまで起きてても毎朝5時40分に起きてお弁当を作るんですが、毎日毎日の事なので、はっきり言って、もうめんどくさくて…

長男は、特にお弁当に対して色々と文句を言う子ではなかったので、今から考えると申し訳ないのですが、本当に雑に適当なお弁当しか作っていませんでした。

ただある日一度だけ、
「お願いやからお弁当にイチゴは入れんといてな‼️」と、言われたことがありました。

私ね、その日お弁当に入れる前にイチゴを試食してみたんですが、全然甘くなくてまずいイチゴだったので、良かれと思って、砂糖をふりかけたのが失敗の元!
浸透圧の関係でイチゴから汁がどばっと出てきて、砂糖と一緒になったいちご果汁が、無頓着に振り回されてたカバンの中で、思いっきりシェイクされた
仕切りも何もなく雑然と詰め込まれたお弁当箱の中で、いちごもご飯もおかずも何もかもが渾然一体となった  恐るべき食欲減退弁当になってしまったそうなんです…😱

10年くらい経った今でも時々言われることがあるのですが、今までの人生の中で1番まずかったお弁当、
あれだけは、ほんま、もう忘れられへんわ…❗️
と…。


長男には本当に申し訳なかったんですが
その頃はほんとお弁当づくりなんて、
ただただめんどくさいだけの嫌な仕事だったんですよね。


そんなイチゴ汁まみれのぐちゃぐちゃ弁当を平気で作ってた雑な私だったんですが、

寝たきりだった時、Tumblrでいろいろな人のお弁当を見るたびに、
「わぁ、ステキだな💕」「美味しそう!」とか、
「心がこもっているお弁当って、見てるだけで、ほっこりするなぁ」
「今は寝たきりだけど、いつか私もこんなお弁当を作ってみたいなー」
「いつか私もお弁当作れるようになりますように…」と、思うようになりました。


そして少し体調が良くなってお弁当が作れるようになった日

同じお弁当作りでも、今までは嫌々やっていたのが、自分がやりたいこと、喜びの元になりました。

なんか嬉しくなって、写真に残しておきたいなぁと思うようになって、それをTumblrにアップしたら、
いろんな人がいいね!をつけてくれたりリブログしてくれて……。



(Tumblrの皆さんに好評だったお弁当写真)

なぜだかわからないうちに、
すごく嫌で嫌でたまらなかったことが、
自分がやりたくてワクワクすることに変化していったんです💕



松下幸之助、ロックフェラー3世、稲盛和夫、原敬らなど、各時代のリーダーたちが教えを受けていた思想家で、私も私の恩師から教えてもらってとても感銘を受けた 中村天風 の 名言に
「人生は心ひとつの置きどころ」という言葉があります。

同じお弁当作りと言う仕事でも、楽しいところに心をおくとそれは喜びに変わるんだなぁと思いました。



自分のやりたいことをやろうなんて

なかなか簡単にできることじゃないかもしれません。



でも

今自分の目の前にある出来事は
変えることができないかもしれませんが、
その出来事に対する自分の捉え方、考え方、気持ちは変えることができるかもしれません。


たとえば、同じ雨でも、楽しみにしていた遠足や運動会を中止にさせるひどいやつになることもあれば、
水不足で全然雨が降らずに困り果てていた時に降る雨は恵みの雨になるように…


今辛い事が多い方々も、
いつかそのいっぱいある辛いことをひっくり返して、その分幸せがいっぱい訪れますように…
自分のやりたいことができますように…

災い転じて福になりますように…。💕