「これでいいや」が口癖になっていませんか？
自分に蓋をしちゃう瞬間
きっと誰にもありますよね
「それは違う」と言いたかったのに
グッと言葉を呑み込んで
「それで、いいです…」
その言葉にとても傷ついたのに
無理に笑顔を装って
「そうなんですね…」
向き合わなきゃいけない問題だって
分かっているのに
見て見ぬ振りをして先送りの返事
「このままで、大丈夫です…」
思うように伝えられずに
また自分の殻に閉じこもってしまった
「はい、お任せします…」
など・・
自分の感情や思考を抑えたり、隠してしまうと
表に出てくるのは
本音とかなりズレた言動
になってしまいますね
でもこれは、仕方がない一面とも言えるでしょう。
子供の頃から右向け右・・
周りと足並みを揃えて・・
社会常識はこういうものだと・・
はみ出さない集団行動
を当たり前としてきた私たち。
「あなたの思ったように
自由にしてください
」
急にそう言われても・・
こんな場面は少なかったのだから
今更自由に、と言われても戸惑ってしまうのが
当然かもしれません。
私も自分の本音と表の言動に
たくさんのズレを感じてきたし
ズレがあることが当たり前だと
思ってきました。
だからもしあなたが、今の自分の状態に
ズレが大きいと感じてたとしても
自分ばかりを責めないで欲しいなと
思うのです。
それよりも、ズレがあることに気づくことが
できたことを褒めてあげて欲しいんです
だって、気づけたからこそ、ここからは
蓋をしない選択を取っていくことができるんです。
それでもなお蓋をし続けていると・・
自分の本心が分からなくなり
本心と違う選択を続けているために
自分のことを信頼できなくなってしまう
こんな自分を苦しめる
悲しい現実になりかねません
「このくらいの我慢はいいや」
「この程度の不満は飲み込もう」
一つ一つは些細な問題のように思えても
積りに積もってくると
やがて押さえつけることにも限界が来て
大きな問題として目の前に露呈します。
それが例え相手のために・・・と思っての
行為だったとしても、積もり積もったその問題を
他の誰かが解決してくれることはないのです。
自分の心の問題は
自分にしか扱えないものなんですね。
かつての私は、自分を多少偽ったって
自分のことなのだから、自分で調整できるし
コントロールできるって本気で思っていました。
だから、よっぽどじゃないと自分の気持ちは
全て内側に押し込めて、自分の心の中で帳尻を
つけようとしていました。
でも、自分を押さえ続けた結果として
どんどん自分のことをコントロールする力が
失われていきました。
「自分を後回しにしてまで、
あなたはよくやっているわね」
そんなふうに、周りは労ってくれるかもしれません。
でも、自分の人生の主導権は自分にしか握れない。
そのハンドルを誰かが代わってくれることはありません。
主導権をしっかりと自分で握っていないと
そこで動き出すのがあなたの本当の心と体。
あなたに自分の人生のハンドルを握って欲しいが故に
気づいてもらうための試練を心や体のサインとして
送ってきます。
私の場合は、それが心と体の病気
うつ病と乳がんでした。
自分のことは自分で守る
責任があるんだ
このことを病気になって初めて気付かされました。
そんな私の痛い実体験から学んできた
本音と実際の言動のズレを生じさせないための方法を
今回はご紹介
あなたが感じた違和感をすぐに言葉や行動で
表せない場合はまず、
ズレが生じていることを認める
ことから始めましょう。
「認める」ということは、案外簡単なようでいて
ずっと蓋をしてきた自分からしたら難しいものです。
これまで自分が撮り続けてきた選択を否定するような
そして、何かに屈するような気持ちが出てきたり・・
自分の本音に向き合うことって、勇気のいることでもあります。
だから、そこにできてるとか、できてないとかの
ジャッジを挟み込んでいたら一向に前に進めません。
ゆっくりでいいので
自分の本音は一体どこにあるのか
書き出しながら自問自答
して欲しいのです。
「あの時、本当はそう思っていない」て言いたかったのに
言えなかったな・・・
↓
なんで言えなかったんだろう・・？
↓
言っちゃったら、、自分への評価が下がってしまうかも
しれない・・・それが一番怖いかも
↓
評価が下がるって、どうして怖いの？
↓
だって・・・そしたら人間関係がギクシャクしちゃうよね・・
↓
やりにくくなるのは確かに嫌だし避けたいよね・・
でも、本当にこのままでいいのかな？？
これを続けて行ったら、どんどん自分も苦しくなるだけだよね・・
そもそも、思っていることを言ったら、本当に批判されるのかな？
↓
・・・されないかもしれない・・だって、あの人は
そんなふうに人を批判するような人じゃないと思う・・
↓
・・・そっか、、。
誰かの評価を気にしているようで、実は自分が行動に移すこと自体が
一番怖かったのかも・・
これまでやったことなかったから・・・
↓
自分次第ならば、伝え方を工夫して
勇気を出して言ってみようかな・・
こんなふうに、自問自答を繰り返していきながら
自分の納得のいく落とし所を探る作業をしていきます。
そして
自分の本音がどこにあるのか
ここを疎かにせず時間をかけて探していくと
思い込みや勘違いが
あったりすることに
気づけたりするものです。
そして、新たな道が開けていくのです
「これでいいや」
は自分に蓋をしてしまう
危険信号のサイン
であると同時に
本当に向き合うべきことを教えてくれる
貴重な道標のサイン
でもあります。
そして、自分自身の気持ちの行方に最後まで
責任を持ち始めると、これまで自分が見ていた世界の
見え方も変わり始めるのです。
ぜひ、一緒に勇気を出して、自分自身の世界を
広げていきましょう。
〜おさらい〜
「これでいいや」の口癖が
多くなっていませんか？
自分の本音と言動にズレが
あることに気づいたら
否定しないで認めることから
始めてみよう
本音を探ってみることで
自分の世界は広がっていくよ！
皆さんも自分の本音に
向き合ってみてくださいね
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