親子教室Light
ぐちゃぐちゃ遊び&ベビーサインの
すぎもとまいこです
今私は以前から熱望していた、京都で活躍されているアトリエベッポののりちゃん先生からシュタイナー教育について学ばせてもらっています。
本当に奥が深くて・・・
私のブログでシュタイナー教育ってこういう事だよ!とはまだまだ言えないのですが、私自身が感じた事だけを記しておく為に書きたいなと思います。
そう、ここで記しているのは“私と言うフィルターを通したシュタイナー教育について”です(^^)
今までのシュタイナー教育のイメージ
なんだか、不気味だな(笑)
いろんな制限があって、極端な究極な教育法なのかな。
閉鎖的でなんだかベールがかっていて、しかもそのベールが黄色がかっているイメージでした。
↑とっても失礼なイメージですみません!!
専門用語のオンパレードで、難しそうという事もあり、とにかく謎だらけのイメージでしたが、のりちゃんと知り合い、のりちゃんを通してシュタイナー教育についてだんだん興味を持つようになりました。
のりちゃんと出会って変わった事の一つがテレビです。
子供たちがテレビから受け取る情報量の多さに、心も身体も乗っ取られている感覚を痛感し、同時にテレビの必要性も感じなくなり、少しずつテレビとの付き合い方が変わって行きました。
テレビのない生活にはじめは「え―――――――!?」とびっくりしていたし、無理無理!って思っていましたが、今では私自身がテレビを見る事はほとんどなく、子ども達は朝と夜は見ない!
朝テレビを見ない様になり幼稚園に行きたくないとぐずる事もなくなりました。
夜はすんなり寝てくれます。
絶対見ない!と決めているわけではないので、土日やお友達が来た時、実家に帰った時なんかはつける事ももちろんありますが、いつもの平日は基本的には見ないようになり、今ではテレビに布がかけられています。笑
私の実家はシュタイナー?
少しずつ勉強する様になり、感じる事は、私の家ってシュタイナーっぽかったんだなという事。(笑)
そんなことを言ったら本当にバリバリシュタイナーの方に怒られそうですが、良くも悪くも私の実家ではまず父が全て。
大人である父や母が権威を持っていて友達みたいな親子では決してなかった、昭和の様な家族でした。(私はそれが嫌だったけど💦)
そして生活のリズムはほぼ毎日同じ。
小学生くらいまでは特に例外はなく大晦日くらいだったかな(笑)
そして田舎なので当たり前だけど自然に囲まれる暮らしでした。
シュタイナー教育の中で大切にされている事として、
大人が自分の軸を持っていて大人の判断の中で過ごす事の大切さ
生活のリズムを大切にしている(いつも同じが大切)
自然
などがあります。
我が家だけじゃなく、きっと昔のお家はシュタイナーの要素が自然と盛り込まれていたんだと思います。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20201112/01/miksign/b5/4f/j/o1080076114849723392.jpg?caw=800)
卵が先かニワトリが先か・・・どちらにしても大切なのは寄り添う事
最近の流れだと、子どもに寄り添う事や、子どもを尊重する事が大切だとされていますよね。
ぐちゃぐちゃ遊びでもベビーサインでもモンテッソーリ教育でも、子どもに寄り添う、一人の人として尊重する事は大切なことだと私も発信してきました。
どちらかというと子供目線でのメッセージですね。
しかしシュタイナー教育の学びの中で“子供に選択肢させない”“考えさせない”というフレーズが登場し驚愕しました。
そこだけを切り取ると、真逆な考えに受け取ってしまいますよね。
しかし、その背景や理由を知ると真逆ではなく、むしろ共通しているんだなと感じました。
シュタイナー教育はまずは大人である私たちがどう考えるのか、どうあるべきなのかが突き付けられます。
そして子供をありのままに受け入れる、ありのまま聴く事へと向かいます。
例えば子供が公園で游んでいて帰る時間になってもまだ遊びたい!となった時、遊びたい子供に寄り添い延長することはありません。
「帰える時間だから帰るよ」
この言葉以外は必要がない。
大人がブレない枠を決める。
子どもの遊びたいに寄り添うのではなく、子供の約束が守りたい気持ちに寄りそう。
大人が自分を持っているか、周りに流されているだけではないか、それは自分自身の思いと共通しているのか、普段生活していたらもしかしたら考えたり感じたりする時間もないかもしれないけれど、 子供を育てる上でまずは大人が大人であるべき姿が問われてるのかなと感じました。
しかし、私はママになり“自分”がなくなった感覚もありました。
今までの自分ではない様なオロオロしたり、不安だったり、自分の判断に自信なんてこれっぽちもなかった。
しかしベビーサインに出会い、赤ちゃん自身と話すこと、コミュニケーションを取る事で、赤ちゃんを尊敬する様になり、だからこそ、寄りそう事を知り、その中での試行錯誤があったからこそやっと“自分”が持てる様になりました。
例えばおっぱいが飲みたい!と赤ちゃんが言っても、その気持ちには寄りそうけれど、おっぱいをあげるかどうかを決めるのは私自身。
そんな“寄りそう事”と“自分で決断する事”の意思が子育てやママという初体験の要素が加わった自分の軸を作ってくれたんだと思います。
どちらを先にしても、どちらをメインに全面に押し出しても共通するのは、寄り添う気持ちと自分自身。
様々な制限は、やってはダメ!ではなく、子どもを守る為と考えるから。
例えばシュタイナー教育の中では様々な制限があります。
テレビを見ない。
絵本より素話。
小さな子供に選択権を与えない。
などなど
これだけを聞くと反発したくなったり、不気味に感じたりしますよね(*_*;
でもこれらは“やったらダメ”ではなく“子供を守る為”なんです♪
例えば絵本には文字と絵が描かれていますよね。
特に小さい頃から絵本を通して絵と文字が日常の中にある暮らしを過ごしていると、子どもの頃に伸ばしたい“想像する力”が伸びなくなってしまうそうです。
絵で表現しても、絵本やテレビに出てくようなキャラクターなどの表現しか出来なくなったり、絵で表現するよりも文字で表現する方が簡単になり、絵を描く事をしなくなったり・・・
幼少期に育みたい想像す力を半減してしまう恐れがあるそうです。
絵本は読ませた方が良いって聞いていたのに!!と思ってしまうママも多いと思いますが、私もそう思っていました。
でもここで大事なのは、この話を知った時、じゃあ我が家ではどうしようか?と
考える事ではないかなと思います。
例えば我が家の場合、絵本はパパとのコミュニケーション!パパに読んでもらうのが大好きです。
絵本の時間を素話の時間に変えてみるのも良いかもしれません。
でも同じものを見て楽しむ。
同じものを見て違うコトを感じる。
向き合わない。
この単純な作業が私は好きだったりします。
なのでこれから絵本を購入する時は、キャラクターや分かりやすいイラストの物はなるべく避け、想像する絵本を中心にしてみようかなと考えています。
絵本から学ぶ事、得る事もたくさんありますが、年齢によって反対に失われる事もあるんですね。
それを知った上でじゃあ、私は何を選択するのか?
楽しい絵本の時間が今だけでなく子供の将来にとっても素敵な時間となる様に、私達大人は選択をしなければなりません。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20201112/01/miksign/c2/d7/j/o1080108014849723395.jpg?caw=800)
ひとまずここまで♡
ここまで書いてみて過ごしずつ自分の中に落とし込む事がやっと出来て来たようにも感じるシュタイナーの考え。
でもまだ私の中でグルグル回っているのも事実🤣
まだまだ学びは続きます。
そしてさらに私の軸もブレる事でしょう🤣
だからこそブレながら考え続けていきたいなと思います。
ひとまず今回はここまでです。
最後になりましたが、のりちゃんの愛情に溢れたたくさんの学びに感謝を込めて♡
__【お知らせ】___________
2020年度ぐちゃぐちゃ遊び通年クラスは全て満席となりました。