以前、植物性乳酸菌について、書いた事がありますが、
またまた凄い話を聞きました。
近所に米作りを楽しんでいる友がいて、彼から聞いた話なんです。
彼は田んぼを２枚持っています。
１枚の田んぼは水田で、稲刈りはとうに終わった今でも、田んぼに水がたまっているのです。
そこで彼は、この特徴を活かした米作りの方法を色々と考えたと云います。
とてもポジティヴな男なんですよ、その彼は。
その結果、乳酸菌を使った田んぼ作りと云うのに行き着いたらしいです。
乳酸菌を入れると、菌の糞が田んぼの底にたまって層となり、雑草の抑制になると云ってました。
もちろんそれだけではないでしょうが、
その話を聞いた時、
凄い、と思ったのは、糞が役に立つ,と云う点です。
乳酸菌だって生き物ですから、私の目には見えなくても存在している訳であります。
その菌が食事をして、糞を出す。
その糞が貯まるって、？
一体、どれだけの乳酸菌を入れたら、田んぼ一面の糞が集まるの？
と訊いたら、
それはやってみなければ判らない、と応えが返ってきました。
そうか、君はそれをやってみるつもりなんだね。
そうとなれば私もせっせと乳酸菌を作るお手伝いをしようではありませんか。
もとから、自分の田んぼには動物性のものを肥料として使いたくない、と云っていた彼です。
米のとぎ汁なら日々の暮らしの中で必ず出てくる物だから、
それを使って乳酸菌を増殖するのは結構楽しい仕事かも。
でも使い道がなければ作ってもどうするんだ、って所もあったから、
出来たら、彼の田んぼに入れようと思えば楽しい。
周りの若い人が、新しい考えでいろいろな事をやって見せてくれるから、
日々退屈しないなー。
乳酸菌は、私たちの体の中でも、凄いんですよ。
たいていの乳酸菌は、胃の中で死んでしまうのですが、
じつはその死骸も、腸の掃除に活躍していると云う話です。
スーパー菌ちゃんの乳酸菌。
糞も死骸も役に立つ。
それって素晴らしくない？
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