…昨日より続く。
『国立中正紀念堂』に到着
裏口の『大忠門(北門)』から入場
なんでよー
正面から入りたいわぁ
まず最初は階段のみの北側面とご対面
とてつなく広大な施設です
台湾の歴史をさらりと勉強してきたので
こちらの施設に非難がある国民の方々がいらっしゃるというのも理解しながら。。。
見ていきます
台北の有名観光スポットの1つで中正区の一等地に位置しているのは、それだけ国の重要な位置づけの建物だからで
高さは70mと壮大
中華民国の初代総統、蒋介石の逝去後、蒋介石を称える施設として建設、1980年に完成
『中正』とは、蒋介石の事を指します
台湾各地には『中正』という地名があるそうですが、それも蒋介石にちなんだもの
中正紀念堂の内部も見学できます
入場料は無料
えぇー!やっぱり模型を見ると自由広場も含め、その広さを大きさを実感させられます
ロビーも大きく豪華な造りで天井が高いの
なんといっても見どころは蒋介石の銅像と衛兵交代式でしょう
場所は4階なので、エレベーターで
こちらが蒋介石の銅像です
大きい!高さは6.3m
銅像の後ろの壁には『科学、民主、倫理』という文字が刻まれています
これは蒋介石の政治理念
銅像の左右には中華民国の国旗『青天白日旗』が掲げられてます
像の土台には蒋介石の遺言が記されてあります
また、像の左右にある文章は蒋介石の直筆を模ったものがそのまま飾られているの
蒋介石の銅像を守るように配置された衛兵さんはマジで微動だにしません@@
ちょうど、1時間毎、毎時00分に実施される衛兵交代式が始まりました
動きが機敏で息もピッタリ!
護衛の担当は『海・陸・空軍』の順で半年毎に入れ替わるそう
どこで海・陸・空軍を見分けるかというと
それは制服の色
陸軍は深緑、空軍は青、海軍のみ夏は白、冬は濃紺と2パターンあるということです
なのでこの日は海軍ですね
衛兵交代式は春節など特別な日を除き毎日実施されていますよ
記念堂から見下ろした自由広場
夜にライトアップされたこちらの門の姿も美しいようです
『本堂を挟んで左右に建物がある』この風景は。。。
中国・北京にある『天壇』を意識して造られているのです
そして蒋介石の座像は帰ることの許されなかった故郷・中国を向いて座っているのだそう
シンボリックな八角形の屋根は孫文が唱えた八徳『忠、孝、仁、愛、信、義、和、平』を表し
また三面の階段を合計すると84段あり、正面の階段5段をプラスすると89段に!
これは蒋介石の享年89を示しているという
このこだわりよう凄し@@!
そんな蒋介石の生涯や時代背景
そして決して切り離しては語れない日本との関係などを知ることができます
勝利と敗北を繰り返してきた険しい戦争の足跡を辿る一方で、愛妻家として知られる蒋介石の妻・美齡に対する思いや、台湾へ移り住んでからの穏やかな表情など、台湾の歴史には欠かせない『蒋介石』という人物をいろんな角度から知り大変勉強になりました