文章の構成パターンの型について。
今日で3日目ですね。
代表的なのは、以下の5つだとお伝えしました。
◎頭括式論述
◎尾括式論述
◎双括式論述
◎追歩式論述
◎列叙式論述
「双括式論述」は、最初と最後の両方で結論を述べる型。
まず結論を伝えることで、「この文章は何について書かれているのか」が
すぐにわかって、安心して読み進められる文章と言えますね。
⬜︎例文
「私は、人との出会いこそが人生を大きく変える力を持っていると考える。
なぜなら、自分一人では気づけない考え方や価値観を知るきっかけになる
からだ。例えば、新しい挑戦を始めたきっかけが「人の一言だった」という
経験を持つ人は少なくない。人との関わりは、思いがけない可能性の扉を
開いてくれる。だからこそ、出会いを大切にすることが人生を豊かにする
第一歩だと言える。」
この型は、「結論 → 理由・具体例 → 結論」という構成が基本です。
ポイントは、最後の結論を単なる繰り返しではなくて、文章全体を踏まえて
少し深めた表現にすること。
型としては、EP法が似ているかもしれませんね。
この表現は、文章全体がぐっと締まり、説得力が増します。
主張をしっかり伝えたい意見文や、小論文、ブログ記事にも向いていると
言って良いでしょう。
最初と最後の二重のアピールで、伝えたいことをより印象的に届けられますよ!
次は、④の「追歩式論述」について書きますね。