トランプとミニトランプは民主主義の敵
トランプは自分に批判的な既存メディアを「フェイクニュース」「国民の敵」と繰り返し攻撃することで、メディアの信頼性を意図的に低下させようとしています。ニューヨーク・タイムズが大統領選で民主党候補者のハリスを支持する社説を掲載したことを挙げ、名誉毀損されたとして、日本円にして2兆円を超える莫大な損害賠償を求める訴えを起こしました。“暴力的”なやり方で自分を批判するメディアを潰しにかかっていますね。テレビ局に対しては、「放送免許取り消し」をちらつかせて恫喝しています。高市議員も同じようにテレビ局を恫喝していましたね。正に、ミニトランプ。真の民主主義を経験したことのない日本に、ミニトランプ型政治家をつくれば、あっという間に日本人は熱狂し、1億総「トランプ万歳」になる恐れがあります。彼のモットーは「私は君の意見には反対だから、君が発言する権利はない」です。自民党の元首相も同じようなことを言っていました。現在のミニトランプも同じことを言いますね。米国だけでなく世界中が民主主義の危機にある。熱狂で投票すると取り返しのつかない過ちを犯します。