弁理士研修
弁理士研修「弁理士が担う「新市場創造型標準化制度」活用の最前線」を受講しました。新市場創造型標準化制度とは、既存の業界団体等では対応できない、複数の関係団体に跨る融合技術や特定企業が保有する先端技術に関する規格開発を可能とするため、原案作成委員会の新規設立を後押しする制度です。その活用事例として、株式会社ミチヒロの「圧電素子を用いた音響技術」について説明がありました。この技術は汎用性が高いものなので、標準化するのは難しいのかなと思っていましたが、防災無線と言う用途に限定して標準化に成功したものです。技術そのものを標準化するのは難しそうなので、各用途ごとに標準化していくことになりそうですね。応用範囲の広い技術なので、具体的な製品に用いられるといいですね。参考になる研修でした。