伊勢の安土城

三重県志摩市にある戦国テーマパークの伊勢安土桃山文化村にレプリカ安土城があるのですが、なんと1泊500万円のホテルになる予定です。



詳しくはこちら⇒ 中日新聞女性向けサイト:オピ・リーナ(Opi-rina)



伊勢安土桃山文化村は、総額100億円を投じて全面改装するのですが、その中で目玉のひとつに安土城をホテルにするというものがあります。



現在は1階から信長の人生の出来事をジオラマ化したステ-ジみたいになっており、最上階は黄金の部屋があります(ホント)。



まあ、戦国好きの私的にはそれだけでも十分満足なのですが、一般の観光客の皆さまには、あまり支持されていない気もします。



そんな中、今回のホテル改装という訳ですが、要点をまとめると次の通り。



・1泊500万


・1日1組限定の貸切り


・スイートルームで10人程度まで宿泊できる


・海抜100メートルから伊勢の市街地を一望できる


・海外の富裕層の利用を見込んでいる


・料金には、城までかごで運ばれる大名行列や歓迎パーティーの費用込み


・低層部分を物販スぺースとする



これ見るとスゴイですね。



特に、かごで運ばれる大名行列って…



私の感想ですが、1泊500万は海外の富裕層でもちょっと無理っぽい気がします。



例えばこれが一ケタ安い50万くらいなら、大名行列も付くので、なんとかなるかもしれません。



あと10人で泊まれば一人当たり5万円くらいなので、まだ現実的な料金ですよね。



しかしこれが500万となると、宿泊者が出る度にニュースになるのでは?と思います。









安土城天守からの眺め


ところでひとつ気になるのは、ホテル改装が始まると、庶民は気軽に天守の最上階に登れないという事です。



伊勢安土桃山文化村の安土城は、実際に近江にあった安土城と同じ寸法で再現されています。



そして天守からは、琵琶湖に見立てた伊勢湾や城下町に見えてしまう伊勢市街などを望む事ができます。









安土城黄金の間


さらに最上階の黄金の間など、マニアックではありますが、歴史ファン的にはマニア心をくすぐる仕掛けがたくさんあるんです。



しかしそれらを身軽に見学できるのも、ホテルプロジェクトが始まるまでですね。



まだ伊勢安土桃山文化村の安土城に行った事がない人は、工事が始まる前にチェックしておくことをオススメします。



以前の記事にレビューしたものがあるので参考にしてみてください。



こちら⇒ 伊勢安土桃山文化村の安土城レビュー





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