「無我」ってどういうこと?

 

「自分なんていう実体は無いんだ!」

 

そんな風に言われて受け入れられる人がどのくらいいるのでしょうか?

 

 

 

ご存じの方も多いかと思いますが、世界に数ある宗教の中で唯一仏教だけが「無我」という思想を説いています。

 

「無常」ということは分かるけれど「無我」は分からない。

 

そんな話もよく聞きますし…。

 

 

 

世の無常を知って道を求め始めたという話しは聞くけれど、無我を知って道を求める人の話は聞いたことがありません。

 

そのくらい「無我」という思想は理解されにくいものなのかもしれません。

 

 

本当は「無常」だけを知っても解脱(悩み苦しみから逃れる)なわけですが、そのところは置いておいて…。

 

私が最初に「無我」という言葉を知ったのは、何かしらの仏教の書籍を読んでいた時だったかと思います。

 

当時、心理学を学んでいた私は「自分が無いなんて、何だか人生が虚しくなりそうだ…。」と思っておりました。

 

 

 

本当に何も分かっておらず、自分勝手な考えをしていたなぁ…と。

 

その後も友人に坐禅に誘われて禅寺に通ったりと、何かしら仏教とはご縁があったのです。

 

そして、私の師となる松井先生に出会うわけですが…。

 

【不思議なおじいちゃんとの出会い(1話目)】

 

 

 

松井先生が定期的に開催していた心の勉強会に参加させてもらうようになり、再び仏教の学びに触れることになっていきます。

 

【尊い人はいるけれど凄い人はいない(37話目)】

 

 

その時は今まで知らなかった心の学びが楽しかったのですが…。

 

途中から、「自分」の中にあるドロドロとしたものが見えてきて苦しくなっていきます。

 

 

 

それでも心の学びを続けてこられたのは、どん底を味わったということもあったのかもしれません。

 

もう二度とあんな風に戻りたくないという思いもありましたし、何より松井先生の雰囲気を傍で見ていて…。

 

どうしたらそんな風になれるのかと聞いた時、「仏教を学んだら分かる」と言われていたこともありました。

 

 

 

あれから約10年経って思うことは…。

 

松井先生の言葉は間違っていなかったということ!

 

それを言葉にするならば…。

 

「やれば解る!」ということです。

 

 

一度で全てが理解できるようなものではないけれど、理解して経験して…ということを繰り返していくことで、間違いなく学びが深まっていきます。

 

学んだだけではなく実践を繰り返していくことで、だんだんとエゴが薄くなっていくのですよね。

 

そうすると「本当の自分」と呼んでも過言では無いようなものが顕現してきます。

 

 

 

そこまでの道のりは簡単ではないかもしれませんが…。

 

継続していけば必ず到達できるものでもあります。

 

そんな「無我」の思想というものを、先日のこころセラピスト講座でお伝えさせて頂きました。

 

 

 

入門編は分かりやすいのですが、宇宙の法則編に入ってくると少し理解が難しくなってきます。

 

【こころセラピスト講座(通称:ここセラ)】

 

 

心のことを色々と学ばれてきた人ほど、「ここセラ」のまとまり具合に驚かれますが…。

 

文字だけで学ぶのではなく、体験を持ってこそ初めて理解できるということを知って頂ければと思います。

 

どんな学びをしているのかを一言で伝えるならば「生きている人間が幸せになる為の学び」です。

 

 

 

参加された方々の声も参考にされてみて下さい。

 

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振り返りを文字に起こせなかったのですが、自分とは?というのは心に引っかかっていました。

中学生の息子を見ながら、結婚して子どもを産んで育てるなんて私にできるかな。
と思っていた中学時代を思い出し、

 

でも、今の自分がいる。
何かが少しずれてしまっていたら、結婚していたのかな?この子たちに会えたかな?ここに住んでいたかな?これは、諸行なのかな?諸法なのかな?と考え出すとわからなくなってしまいます。

日常やニュースで見る事件など自分の心にひっかかることがあると、この行為がいけないのであってこの人自身が悪いのではないのではないか。

と考えることができるようになり、まだまだ、全部まるごと許せるとかそういうことができるわけではないのですが、気づけることができるようになりました。

家族に対しても、わたしが思うこと、考えること、行動すること、私の接し方や言葉かけって環境の一部で、最近気づいた私の言動のクセが、家族に影響していることにも気付き、根深いクセをなおしたい!

根深すぎて、無意識にすぐ出てしまいますが、そこに気づけるようになったので、すこーしずつでも実践しています。

いつも気づきをありがとうございます。

(よしちゃん)

 

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環境のせいにして仕方がないと感じていた事や、自分が選んだと思っていた事も、実は表面の一部分しか見ずに反応していた自分に気付くことが出来た回でした。

印象に残っているのが、まーくさんの夢に出てきた松井先生のお話しです。

改めて松井先生が残してくれたもの、まーくさんとあっちゃんが想いを伝え続けてくれること、その学びに出会えたご縁と環境に感謝の気持ちが溢れてきました。

まだよく分からなくてモヤモヤする部分もたくさんあるのですが、入門編で教えていただいた「身口意や因縁果」をもう一度見直し実践しながら、自分のなかの点と点を焦らずにつないで行きたいと思います。

気功編では今までよりも体感があり楽しかったのですが、まーくさんの「自転車の乗り方と一緒やっていけば急に分かる時がくる」本当にそうですね!

心の学びも気功も整体も全て同じ実践あるのみ、これからも続けていきたいと思います。

(たんたん)

 

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①参加してよかったことや、印象に残ったこと。

→枠も際限もないからこそ限りなく自由なんだな、と感じました。

まだ浅い理解なのかもしれませんが…難しいとかわからないとかより、そうなんだなぁとフワッと何かが解けて軽くなるような学びの回でした。

何かに執着することで型や枠を作っていてそれに縛られ、そこから動けなかったりそこに当てはまらないと焦ったり…そもそもないんだから、わざわざ作り出して捉われる必要ないよなって。

人からの評価を気にしたり自分でノルマ作って焦ったりする必要ない、肩の力が抜けた感じです。

 

②今日から実践していくこと。

→・執着やエゴを探してみる

 ・今回の課題にもなっている「どんな業を残す?」について考えてみる。

 

ないことを理解し削ぎ落としながら、残るもの残したいものについて考えていく、なんだか不思議な感覚です。

オモシロイ!

(ごっち)

 

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①参加してよかったことや、印象に残ったこと。

諸法無我が、とにかく難しいです。

自分に自由意志は無く動かされているだけで、自分だと思っていたものは自分ではない‥‥

理解出来ずにモヤモヤします。

 

今まで自分の意思で生きてきたと思っていたけれど、ただ環境に流されていただけ、という事なのですよね。

 

〝自分〟があるから、思い通りにいかないと悩み苦しみ怒ったりしている。

であるならば、その自分という意識が薄くなればなるほど、本当の意味での自分自身に出会えるのかな、もしそうであれば早く会いたいな、と思います。

きっとその時初めて、諸法無我の意味が腑に落ちるのでしょうが、道のりは長そうです。

 

私は、執着してる事が多いからこそ、生きづらく、悩んでばかりいるのだと思います。

そして、自分の思い通りにしたいという驕り高ぶった部分がたくさんあるのだと思います。

 

そういう思いが全部、潜在意識に蓄積されてきたのだから、その通りの現実が現れているのですよね。

より幸せに生きていけるように、自分の心をしっかり見つめていきます。


②今日から実践していくこと。

執着している事を見つめ直す。

今自分に何が出来るかを考えて実践する。

(ようちゃん)

 

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お聴きするのは3回目ですが、「諸法無我」は頭で理解するのさえまだまだ難しいです。
感想を言語化するのがなかなか進まなくて、ふと1回目に受講した時の感想を読み返してみたんです。
そしたら、今の私は随分幸せな環境にいるなと感じました。
 

当時と比べると、夫ががんになりました。

かなり進行していてとても厳しい状態です。
それを考えると今の方が幸せだと思えるのはおかしい…と思うのてすが、実際に今のほうが生きやすく、辛いことより楽しいことの方が多いんです。
 

朝から晩まで拘りの連続で、楽しい未来なんて想像することすらも出来ず、自分のやること考える事全てジャッジしていて、ほとんどがダメ出しでした。

自信も無く不安ばかり。
私よく生きてこれたな〜って思ったら、なんだか涙が出てきました
 

たまたまおうち整体に出会い、施術を習い、大切な仲間が出来て、ここセラを受講することが出来て、私は本当にラッキーだなと思っています。
これも私が選んだように感じるけれどそうではなく、見えるご縁、見えないご縁によって今の私がいる。

ほとんどが見えないご縁なんでしょうかね。
 

薄っすらわかるようなわからないような…。
それでも何度もお聴きして、わからないなりに出来ることをやってきたから今があるのだと思います。
 

これからも日々模索しながら、今出来ることをやっていきます。
それと気の鍛錬がつい疎かになってしまいます。
やりたい!やろう!からは程遠く、やらなきゃです。
これもわからないなりにやるしかない…ですね。

(おりちゃん)

 

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大変難しかったです。理解度を深められるまでには時間がかかりそうです。

先日、仕事中にお客様から隣りの女性に高圧的な態度に出られる事がありました。

つい後ろから反論してしまいました。

後から考えたら学びか深められていたら違う反応していたなと思いました。

罪を憎んで人を憎まず。とっても難しいです。

 

惰性でやりがちな事を見直してます。

無駄な時間が少しづつですが減ってます。

(ねぎちゃん)

 

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①参加してよかったこと、印象に残ったこと

宇宙の法則編は3回目の参加ですが、毎回この回に参加できておらず、やっと、初の『諸法無我』でした。

『自分が無い、とは?』というよく目に耳にした、あの回か!!!とドキドキの参加でした。

 

自分の成り立ちとは、因縁果、五蘊の働きによって、という所が、なんとなくストンときました。

 

第一回目の宇宙の時に、この回をきいていたら、やっぱり「いや、私が自らやってきたこそ、今の自分があるはずだ!!!」と

自惚れまみれで苦しかっただろうなぁと思いました。

 

ココセラのお話をきいて、一切が環境によって動かされたものであれば『他人をジャッジせず、自分が善を行う』ということが、『他人』ということが『過去の自分』とも置き換えられるのかな、と思えて、なかなか許せない過去の自分や、

手放せない苦しみも、あれも環境によって動かされたものであったと思えば、その自分さえジャッジせず、手放して心が楽になる気がしました。

(怠惰になるということではなくて、苦しみに執着しなくてよかったのか、ということ)

 

3巡目にして、初の『諸法無我』をきいて、初めて宇宙を受けた時のエゴまみれな自分が見えた気がして、少しは前に進めたかなと思えました。

 

松井先生が何度きいても忘れてしまうことに『ザルの底に残ってるものがあるから、大丈夫。だんだんわかるようになりますよ』とおっしゃってたと聞いて、ホッとしました(笑)

 

また、何度も受講したいです。

いつも、こうして学びの場をくださって

ありがとうございます!!!

 

②実践すること

話をして、自分と違う意見の人にあったら、相手の背景(環境)をみる、ということ。を実践してみていました。

(かえちゃん)

 

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みなさま、感想ありがとうございました!

 

実践しなければ何にもならないと口酸っぱくお伝えしていますが、一歩ずつ一歩ずつで良いので、休みながらでも前に進んでいってもらえたらと願っています。

 

 

こんな学びをしています。

 

【ゴッドハンドおじいちゃんが残した心根(70話目)】

 

 

 

みなさん一人一人が幸せな人生を歩めることを心から願っております。

 

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