2月も、はや後半になろうとしておりますが

 

蕗の薹も見かけるようになり

 

陽射しも少し明るくなってきたような気がします

 

 

寒波の中にも春の近づきを感じる今日この頃

 

 

東日本に寒波の到来した2月10日の日曜日

 

今シーズン最後になるかもと・・・

 

先週に引き続き、シーズン2度目のスキーへニヤリ

 

 

今回は寒波が到来との事で

 

少しでも標高の高い場所をもとめて

 

標高1,300m超の石鎚スキー場へキラキラ

 

8:33

石鎚スキー場は、前回の井川スキー場と異なり

 

駐車場から歩いてロープウェイを乗り継がねばならず

 

スキー場まで歩く距離が長いので、背負えるブーツバックが必携です

 

 

スキー場へのロープウェイ山麓下谷駅下の駐車場まで53.2km

relive.cc

井川スキー場より石鎚の方が駐車場までの距離では3.1km短く積雪も殆どありません

 

でも、ロープウェイと徒歩での移動があるので、井川(腕山)の方がスキー場までのアクセスは早いです

 

 

途中、関の戸峠で

 

大きなカメラを構えてる方を発見目

 

DAHONが見える!

 

もしやMASAさんニヤリ

 

やっぱりそうでした

 

MASAさんのブログ写真星

 

しっかり、後ろ姿のバジェロが写ってましたキラキラ

 

鉄道、音楽、自転車、PC、ダム、街道と、幅広く色んな分野に詳しいですね~

 

9:15

曇り空の下、西条市へ

 

9:23

国道11号を西進して加茂川を渡り

 

左折して川の左岸の国道194号を遡ります

 

9:26

国道194号を右折し県道12号線へ

 

大きく蛇行する加茂川と一旦離れます

 

9:32

再び加茂川の左岸を遡って黒瀬ダム

 

9:37

西南日本中央構造線の黒瀬断層

 

中央構造線を越えます

 

ダム湖に沿って上流へ

 

中央構造線は高圧の変成作用や構造の変形などの地殻変動に見舞われた大規模な変成岩帯ですキラキラ

 

9:39

谷は徐々に深くなり

 

加茂川沿いに県道12号を遡ります

 

9:41

大保木(おおふき)集落

 

県道が改良される前は、あの赤い橋を渡って集落の中を通ってました

 

このパジェロがまだ新車の頃の話ですゲラゲラ

 

 

三碧峡が近づいて来ると

 

拡幅された旧河口第一隧道と第二隧道の跡が現れます

 

9:45

加茂川の右岸を遡り、河口(こうぐち)へ

 

隧道や岩を削ったオーバーハングの隘路が続きます

 

 

現在の県道は、第三隧道の手前で、昭和42年に竣工した三碧橋で左右から合流する加茂川を渡りますが

 

旧道は第三、第四の素掘り隧道を抜けてから河口橋を渡っていました

 

今でも河口橋は、三碧峡にて、人知れず加茂川を跨いでひっそりと佇んでいます

 

対岸の県道が、改良工事で大きく嵩上げされているので、県道よりかなり低い位置にあって、そこに橋が遺っていると気付く人は少ないです

 

9:45

旧道は、昭和42年1月に竣工した現在の三碧橋のすぐ手前にある第三隧道とそれに続く第四隧道を抜けて河口橋へと向かいます

 

 

ロープウェイは昭和43年に完成してるけど、この橋が出来てから工事を始めたのかな

 

とすると、工期は1~2年で完成しているという事になるけど・・・

 

それよりも早くから工事を開始したら

 

この素掘り隧道の中を重機が通れたのだろうか・・・

 

いずれにしても、この新しい三碧橋とともに河口地区は衰退していった事になりますね

 

9:45

県道12号線は三碧橋を渡って左へと続きます

 

右は県道142号

 

河口地区は、石鎚登拝の中継地として栄え

 

昭和6年に、西条からここまでバス路線が開通してからは、石鎚登山の玄関として賑わっていたそうです

 

しかし、ロープウェイが昭和43年に完成すると寂しい通過地点となってしまいました

 

この三差路から古道の今宮道が奥前神寺を経て成就社へと続いていますが

 

今では、この道を歩いて成就社へ向かう人は少ないようです

 

河口から成就まで6.6km

 

是非とも歩いてみたい道の一つです

 

河口(こうぐち)周辺の地形図

現在地 標高200m

河口(こうぐち)橋 へ星

 

三碧峡の三碧とは

 

加茂川の清水の青、「伊予の青石」とよばれる岩肌の青、そして樹木の緑をさし、

 

付近には目鼻石・のぞき岩場・こりとり場などがある

 

と、データベース愛媛の記憶の加茂川渓谷の項に書かれています

 

データベース「えひめの記憶」

愛媛県史 地誌Ⅱ(東予東部)昭和63年2月29日発行

二 加茂川渓谷と武丈桜星

 

横峰寺から石鎚山への道は

星ヶ森からモエ坂を下り

虎杖(いたずり)を経て黒川道

若しくは虎杖から河口をも経て今宮道で成就社を目指します

 

へんろみち保存協力会編

四国遍路ひとり歩き同行二人 地図編 第11版

 

黒川道と今宮道

 

今でこそ、県道とロープウェイで石鎚へ向かいますが

もともとは瀬戸内海から霊峰石鎚に至る参拝道として石鎚表参道がありました

小松や西条方面から横峰寺や前神寺、極楽寺を経て

虎杖(いたずり)、河口(こうぐち)へ出て、

そこから成就社に至る黒川道と今宮道がありました

 

黒川道は沢沿いの斜面に沿って進み、小松藩の横峰寺から虎杖経由の石鎚表参道として賑い、今宮道は尾根筋に沿って進む景色のよい参道で、西条藩の前神寺、極楽寺から河口経由の石鎚表参道として賑わったという事です

 

黒川道は沢伝いの為に荒れており、現在は通行禁止になってるらしいです

 

黒川道と今宮道を歩かれた方の記事

古の石鎚表参道「黒川道」、「今宮道」を歩く星

 

9:50

河口から加茂川の左岸を遡ること5分

 

石鎚登山ロープウェイ(株)山麓下谷駅の下にある駐車場に到着です

 

9:51

正月には千円になる駐車場ですゲラゲラ

 

2、3年前には500円に値下げになっていたのに、いつの間にか700円に戻ってるショボーン

 

image
9:52
山の上には陽が射してますが、谷はまだ日陰です
 
でも、天気は崩れなかったようですね
 
10:03
ロープウェイの山頂成就駅には陽が当たり霧氷も見えています
 
10:10
山麓下谷駅
 
標高455mの山麓下谷駅から標高1300mの山頂成就駅までの850mを約8分で結びます
 
10:29
山頂成就駅
 
 
10:30
 低い雲がかかってます
 
10:31
一面霧氷の世界
 
10:35
 雪はあまり降ってない模様
 

10:37

まっすぐに行くと奥前神寺

 

スキー場へは右に進みます

 

10:38

谷の向こうのスキー場はガスってる

 

この場所は今宮道で、この看板の前を右に下ると河口へ至ります

 

10:39

霧氷でいいのかな?それとも樹氷?

 

10:39

右の上級コースもうっすらと白くなっているので、少しは積雪があった模様

 

10:45

第1リフトで石鎚スキー場到着キラキラ

 

腕山より、駐車場までは近いですが

 

駐車場からは、ロープウェイの待ち時間にも寄りますが40分ほどかかりますね

 

まぁその分、景色を堪能いたしましょうキラキラ

 

10:45

スキー客はそれほど多くはないのかな

 

10:45

 石鎚レストハウス

 

10:46

第1リフト

 

新しい積雪は少なく

 

硬めのバーンでスピードが出がちになります

 

昼前に急斜面に造られたモーグルコースにチャレンジしましたが・・・

 

あえなく転倒チョキ

 

片方の板は3メートル上に残り、もう片方は20メートル程下まで滑り落ちていきましたゲッソリ

 

先週の腕山で散々練習したので、少しは滑れる様になったかと思ってましたが…

 

このモーグルコースには、まだまだ歯が立ちません

 

11:49

モフモフの雪を期待してましたが、自然雪はあまり降ってなかったもやもや

 

11:50

 

昨年4月に訪れた横峰寺奥之院星ヶ森霊場

横峰寺奥之院星ヶ森へ③ 横峰寺道経由で星ヶ森 へ

 

是非とも、成就社近くの展望台から星ヶ森の位置を確かめたかったのですが

 

Aコースの上部が凍っているとの事でスキー客はリフトで上げてくれませんもやもや

 

12:16

仕方がないので、第3リフトからAコースをスキーを担いで、何度も転びながら第1リフトの終点へあせる

 

陽も射して来たぜよチュー

ゲレンデ案内

 

12:17

成就社近くの成就山展望台へ向かいますキラキラ

 

12:19

展望台から瓶ヶ森方面の眺め

 

12:19

成就山(標高1,414m) 展望台

 

12:19

石鎚山 (標高1.982m)キラキラ

 

12:20

黒瀬ダム方面 燧(ひうち)灘と西条市街地

 

12:24

横峰寺、星ヶ森はこの方角だと思うけど・・・

 

手前のピーク(1,365m)で、星ヶ森のある稜線の一部が隠れてる

 

隣の1,365.5mのピークのチョイ右の延長線上にあるはずなんだけど…

 
ちょうど隠れている部分になるのかなショボーン
 
星ヶ森からの石鎚山の眺め
 
 
スキーを履いて帰ろうとしていると
 
リフトの係員のおっちゃんに見つかったガーン
 
いったい何処から上がって来たの?
 
リフトに乗せてくれないからコースを歩いて来て、帰りは滑って降りるって言ったけど・・・
 
下りのリフトに乗せられてしまいましたゲッソリ
 

12:33

コース上には、思ったほどの新雪も無く

 

スピードも出がちになって、漫然と滑ってしまいそう

 

1シーズンに1回はスクールに入る事にしてるので

 

午後からはスキー学校へ入ろうかなスキー

 

12:37

午後のスクールは13時から

 

受付は隣のピクニック園地スキー場にありますので、このままピクニック園地に向かおうキラキラ

 

予定外にスキーを抱えて行くことになってしまいましたもやもや

 

重いヨォ〜

 

12:37

第1リフトからの眺め

 

まるで、満開の桜の様ですキラキラ

 

12:37

きれいですラブ

 

12:38

第1リフトで谷を越えます

 

この谷沿いに黒川道が通ってます

 

12:50

スキー学校 半日コース

 

シニア割引で2,500円

 

申し込みを済ませて、再びスキーを抱えて成就スキー場へ戻りますあせる

 

今日は、いきなり転んで、自信も無くし

 

レベルは

 

1級とは恥ずかしくてとても言えず、

 

1級取得を目指して練習中ハッと申告して

 

2時間指導をして頂きました

 

 

゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・

 

ターンの始動は足元から

 

私の場合・・・

 

足元よりも上体が先行しているとの事

 

重心は両スキーの真ん中で、外足加重を繰り返し指導されました

 

 

私には、検定を受けた当時に、ニュートラルから内足主導で引力に逆らわず谷へ落とし込む

 

というイメージが固まってしまっており、

 

重心をターンの方向へと先行させてしまっているようです

 

゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・

 

帰ってからスキーグラフィック等のDVDを繰り返し観てみましたが

 

なるほど

 

上体が脚より先に内側に先行して傾くと、やはり不自然

 

自分の滑りをビデオで撮ればよくわかると思うけど

 

クラブにも参加してないし自撮りは不可能

 

もし、撮れたなら

 

あまりの不細工さに

 

驚愕する事、間違いなしゲッソリ

 

 

じゃあ、

 

足元からを念頭において、どのようにターンの切り替えをするかというと

 

体重(重心)移動ははてなマーク

 

一旦前方へ移して、次の外足に移すのかなはてなマークはてなマーク

 

そう言えば以前DVDで

 

ターン中に足踏みしながらって、練習を観たことがあるな…

 

飯酒盃(いさはい)大佑さんだったかな

 

フラットを意識して

 

我慢して(フラットを長めに)、ターンの後半に角を緩める動作をしっかり行う

 

角を緩めるにあたって、膝下の角度を残さずに身体と一緒に谷方向へ移動する

 

後でDVDで確認しようキラキラ

 

 

残念ながら

 

今日の講習は十分に消化、理解できないままになってしまいました

 

YAHOO!知恵袋星で訊ねてみるかなキラキラ

同じような質問がありました

 

 

講習の最後に恐る恐る聞いてみました

 

受かりますかね?

 

まぁ~〇〇〇・・・

 

○○○は想像にお任せいたしますゲラゲラ

 

゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・

 

16時まで滑って撤収します

 

16:28

ロープウェイ待ちの列は、山頂成就駅の外にまで繋がってました

 

石鎚登山の方も沢山おられました

 

冬の石鎚山系の素晴らしさは、いろんな方のブログなどで拝見していますが、十分な知識とスキルのない私にはまだ無理な世界

 

でも、いつかは冬の石鎚にも登れるようになりたいな

 

帰りのロープウェイには、西条消防署の山岳救助隊と遭難者かも?の親子3名が同乗していましたが、幸い怪我とかはして無い様だったので道に迷ったのかな

 

中学生位の子供さんもピッケルを持ってたので本格的ですね

 

四国の冬山にピッケルは不要だけど、この石鎚だけは例外と聞いたことが有ります

 

冬山に油断は禁物ですね

 

16:29

もう半歩ずつ奥へお詰め下さい

 

満員のロープウェイ臨時便で下山しました

 

16:30
瓶ヶ森の稜線に夕日が当たって綺麗キラキラ
 
 
本日もお立寄りいただきありがとうございました
 
 
では、またバイバイ
 
関連記事
遅ればせながら、石鎚古道を歩いてみました