『カスタマイズ治療研究会』と「ひなまつり」

昨日の日曜日、３月３日は「ひなまつり」でしたね。まだまだ朝の冷え込みがつらいものがありましたが、早朝の新幹線に飛び乗って東京に向かいました。

目的は『カスタマイズ治療研究会』に参加することでした。

「カスタマイズ治療研究会」は、横浜の KO CLINIC & Lab 院長の黄聖琥先生が代表理事を務める研究会です。黄先生のクリニックには、先日私も勉強にお邪魔させていただきました（その時の記事は⇒こちらです）。

「カスタマイズ治療研究会」が２年前に初めて開催された時の参加者は40人ぐらいだったそうなのですが、今回は300人を超える参加者だったそうで、大盛況でした。

勉強会では、「シミ取り」のレーザーをそれぞれの先生がどのように工夫して使っているか、肝斑がある方を綺麗にしていく際に有効な『シルファームX』の使い方など、他の先生方の治療法について具体的に聴けたことが一番の収穫でした。他にも、ニキビ治療の話、ECM製剤の話、スキンケアの話もありました。どれも明日からの診療にヒントを与えてくれる有益なお話ばかりでした。

黄先生は、「自分自身がとても勉強になった。研究会で得た情報をもとに、それを実践をした先生たちは、その結果を研究会にフィードバックして欲しい。そうすることで、さらに知見が集積していき、より優れた治療法が確立される。そしてそれが患者様の利益になる。」という趣旨のことを熱くお話されていたことがとても印象に残りました。参加者が年々増えていくのも、黄先生の熱意と謙虚なお人柄のためだろうと思いました。

さて、会場は東京でしたが、黄先生のクリニックが横浜にあるということで、『崎陽軒のシウマイ』（私が子供の頃、父の出張土産にいつも買って帰ってくれた思い出の味でもあります）をお土産に愛知県一宮市に戻ると、母が「ちらし寿司」を作って届けてくれていました。「なぜ、ちらし寿司？」と一瞬首をかしげたのですが、今日が『ひなまつり』だったからだと気が付きました。我が家は一人息子なので「ひなまつり」は完全スルーの日ですが、母は「孫に食べさせたい」と言いながらも、きっと私のために作ってくれたのだと思います。アラフィフの娘でも、母にとってはいつまでもお祝いをする日なのかもしれません。