『トータルリジュビネーション』のモニター症例のご紹介

『トータルリジュビネーション』という言葉がありますが、お聞きになったことはありますでしょうか。

老化によるお顔のたるみ、萎縮、皮膚の変化、それらを総合的に改善して若返りを図ることを『トータルリジュビネーション』と呼ぶことがあります。

今回は、お顔の全体の若返り＝『トータルリジュビネーション』を行った60代のモニター患者様をご紹介します。モニター患者様は前回に引き続いてのご登場です。前回は「ヒアルロン酸『パーツ』注入の重要性」というタイトルで、唇へのヒアルロン酸注入と糸リフトによる若返りについてご紹介しました（その記事は⇒こちらです）。

今回は次の施術を行いました。

お顔のたるみに対しては『糸リフト』を２回行いました。１回目は『３Dスパイラルリフト』２本、『アンカーダブルショート』１本、『アンカーマックス』１本の片側４本を使用しました。１回目で改善はありましたが、もう少し改善させたいと感じましたので、私から２回目の糸リフトを提案して受けいただきました。２回目は『アルテミスリフトベーシック（PDO）』２本、『アルテミスリフトハード（PLLA）』２本の片側４本を使用しました。

皮膚の若返り治療としては、フォトナの『ロボティックスキン+PIANO』の施術を１回、『プロファイロ』の注入を合計３回受けていただきました。また前回詳しくご紹介した「唇のヒアルロン酸注入」（記事⇒こちらです）、眉間とオトガイの『ボトックス』、『眉下の皮膚切除術』なども、若返り治療の一環として受けていただきました。

その結果をご覧ください。

ご覧のとおりのとても若々しい印象のお顔になられ、こうして写真を見比べていると私も嬉しくなります。『眉下皮膚切除術』も行われていますので、全顔で見るとマイナス10歳ぐらいの若返りの効果が出ていると感じます。

こちらの患者様は、初診時から１年半をかけて現在に至ります。最初は美容医療など全く経験がなく、不安と迷いが非常に強いご様子でした。私も積極的に施術を勧めることもしませんでしたので、最初の施術に踏み出したのは、初診から約半年後のことでした。初めての施術は大変な勇気が必要だったと思いますが、一つ一つ施術を重ねていくたびに少しずつ不安も取れて積極的になられ、途中からは楽しみながら、どんどん若返って行かれました。不安が強い中でも、私を信頼して通い続けて下さったことにとても感謝しています。「次から次にやりたいこと出てくる。止まらなくなってきた。」と笑っておられましたが、これからも無理のない範囲で、楽しみながら、長くアンチエイジングを続けていただきたいなと思っています。

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