若返り治療の実例（その１）『糸リフト』

「若返りたいけど何の施術を受けたらいいのかわからない」という患者様も安心してご相談ください。カウンセリングにて患者様のお顔の状態を拝見して、ご希望をお聞きしながら、患者様と一緒に治療方針を考えさせていただいています。

今回は、そんな「若返り」を希望されて当院にお越しくださった患者様をご紹介します。

ご紹介するのは60代半ばの患者様です。

お顔を拝見すると「たるみ」と「しわ」が目立つ状態でした。たるみやしわには、いつもご紹介しているレーザーの『フォトナ』もとても効果的なマシンですが、今回の患者様の場合は、効果を実感できるまでにはかなりの施術回数が必要になると思われました。お話からも、目に見えるレベルで、早期に結果が出る若返り治療を期待されていらっしゃると感じましたので、以下の方法をご提案しました。

（１）まず糸リフトでたるみの改善を行う

（２）ヒアルロン酸注入で顔の輪郭を整える

（３）レーザーや注入剤で皮膚の若返りをはかり、しわを改善する

それぞれの施術について、見込まれる費用などをご説明し、順番に行っていくことになりました。

まず（１）糸リフトの経過をご紹介します。

デザインをご覧ください。

赤がアンカーデラックスダブルショートで、中顔面は東京のセミナーで鈴木先生にご指導いただいた「エックス型」になっています（その時の記事は⇒こちら）。黄色がアンカーマックス、青い細かい糸がショートスレッド（片側50本、両側100本）です。

たるみに関しては本来『フェイスリフト』が適応なのかもしれません。フェイスリフトでは余っている皮膚を切り取って捨てるのですが、糸リフトでは余っている皮膚は上方に移動するだけです。糸リフトで高い効果を狙えば、どうしてもその余っている皮膚がどこかで「ひきつれ」や「ギャザー」という形で目立つ可能性があると思われましたが、後で注入などで可能な限りごまかすことを前提にご了承をいただきました。

それでは経過をご覧ください。