小野みかです^^ 

 

この記事の続きです

 

最初から読む方はこちらをどうぞ

 

 

年々大きくなる規模と被災地での活動

 

初演があまりにもキツかったので、もう二度とやらないと思っていたのにも関わらず、終演後に出会った女性の「またやってほしい!」という熱い思いに根負けして2年目の舞台作りが始まりました。。

 

 

「森ちゃん(当時は森さんでしたw)は演出に専念してくれたらいいからね!わたしが全部サポートするから!」

 

 

と、こう言われてのスタートだったのですが、やはり2年目もほぼ自分がやることにww

 

 

でも彼女が連れてきてくれたキャストさんと、初演をみてくれた他の人からも手が挙がり、キャスト募集はほぼしなくても人が集まるようになっていました。

 

 

そして稽古をスタートしようと思った3月。

 

東日本大震災が起きました。

 

 

舞台やエンターテイメントなど、しかも素人のやるものなど完全に「自粛」というムードでした。

 

 

そしてこのミュージカルにおける最大のメッセージは「がんばれ」。。。

 

がんばれの意味に関しては32才の私がこちらの映像でお話ししています。(ちょっと長いけど、24分ごろに「未経験者で作るのはなぜか」、31分ごろに「がんばれの意味」をお話ししています)

 

 

 

いろんなことを考えたのですが、「この作品をやることが私の中での被災地応援だ!」と感じて、2年目も上演しました。

 

実家の教会ではなくもう少し大きなホールへ。

 

 

3年目はさらに大きなホールで上演。宮城の東松島市での被災地公演も行いました。

 

人はなりたいと思ったものになれる

 

3年間舞台を作って思うことは「人はなりたいと思ったものになれる」ということです。

 

全くの舞台未経験だったキャストのみんなが、次々とブレイクスルーをしてどんどんなりたい自分になっていく。

 

 

舞台女優になる夢を叶えた子もいれば、アイドルになった子もいます。

 

 

ほんの少しの勇気で、人生は大きく変えていけるんだということを、舞台を作りながらキャストのみんなから教わりました^^

 

 

この3年の唯一の自慢は「誰も脱落者を出さなかったこと」

 

出たい!と願ったメンバーは必ず舞台に上げました。

 

時に大げんかし、取っ組み合いをしながら本音をぶつけあい、お互いを磨きあったメンバーとは今でも家族のように付き合っています。

 

 

4年目をやる準備もしていたのですが、ふと「休憩」という気持ちになったので、今はおやすみ中です(それでも今だにたくさんお問い合わせいただくんですよ^^)

 

 

 

そしてこの時の活動が取り上げられ、初出版となりました。

(この時は離婚が成立しており、吉村さんですw)

 

 

この出版もたくさんの方に応援していただき、日本橋丸善でのノンフィクション1位を取ることができました^^

 

 

こうして舞台作りと出版を無事に終え、一度目の離婚も済ませw

 

離婚とともにスタジオもクローズして実家に戻り、また教会での生活が始まりました。

 

 

改めて父の仕事の偉大さに気づく

 

 

 

わたしの実家は都内にあるプロテスタントの教会で、父親は牧師です。

 

学生の頃は土曜日に学校を終えて家に帰ると、わたしの知らない人が家で結婚式を挙げている。そんな家でした。

 

 

わたしも結婚式のビデオを撮るお手伝いなどをしていたのですが、教会の結婚式って式の前の「二人の価値観のすり合わせ」がとても綿密なんです。

 

 

基本は一度結婚したら最後まで添い遂げる。というクリスチャンの世界なので、事前にすれ違いが分かって、離れるならそれも結構。という考え方なのです。(それなのに娘は離婚したよ〜、ごめんよ〜)

 

 

結婚する二人に対する「家族を作り、共に生きていくための教育」を行う父の姿を改めて見ることで、「わたしもこんな風に幸せな人を増やす仕事がしたいな〜」と思うようになりました。

 

 

そこからはクリスチャンが学ぶ結婚教育をベースに、心理学などを取り入れたオリジナルの「ライフデザイン教育」を確立して、今に至ります。

 

 

無事に再婚も済ませ(再婚話はこちらをどうぞw)4人目の息子も生まれ、慌ただしくも楽しい日々を送っております。(まあいろいろあるけどもw)

 

 

 

 

もっと詳しく書こうとも思うのですが、あまり長くなってもね^^;

 

というわけでわたしの半生にお付き合いいただきありがとうございました♫

 

 

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