小野みかです^^
舞台の脚本と曲を貸していただけることになり、わたしはスタジオの生徒さんや講師の皆さんに「発表会をミュージカルでやりたい」という話をしました。
反応は。。。。。ww
そうだよね、、別にミュージカルがやりたくてこのスタジオに通っているわけじゃないよね。。。泣
というなんとも残念な反応がww
でもやりたい!という思いをどうしても伝えたくて、貸していただいた作品のDVDの上映会をすることにしました。
この作品に触れてくれれば、わたしがこれをやりたいと思う意味が伝わる!!と思ったんです。
上映会は全部で3回。
生徒さんだけでなく、当時mixi(懐かしいw)で告知をして集まってくれた人もいます。
どの回もみんな目に涙を浮かべて「こんな作品があったんですね。。」と感動の声をくださいました。
でも「見る」と「出る」は全くの別物w
キャスト集めは大苦戦。
それでも諦めずにわたしが舞台に立っていた時の友人に声をかけたり、起業家仲間に声をかけたりして、徐々に「やってみたい!」という人が集まってくれるようになりました。
スタジオはある、音源はある、台本もある、でもほぼど素人w(わたしも演出は初めて)
本当にできるの???という状態でしたが、舞台の稽古が始まりました。
9ヶ月後に本番という状態で、歌の稽古から始まり振り付けをして芝居をやって。。という感じで進めていったのですが、なかなか思うようなクオリティになりませんでした。
それはもちろんみんなが「初体験」ということもあったけど、わたしの中に「みんなは素人だからできなくても仕方ない」みたいな勝手な思い込みがあったからだと思います。
どうせやるならちゃんとお金をいただけるレベルにしたい!と息巻いていたわたしの心とは裏腹に、ゆるゆるとした稽古が続き、稽古に来なくなったりサボったりする人もちらほら出てきました。
いつの間にか稽古の時間が自分のストレスになっていき、血尿が出始めます(この頃はよく出していました。。)
ふらふらになりながら、でも完成しない舞台。迫ってくる本番。
このままじゃダメだ!と自分の甘さを痛感し、キャストそれぞれに連絡。
このクオリティじゃ舞台には上げられない、もっと本気で取り組んでほしい。。と。
これが本番1ヶ月前のことでした。
できていないところを徹底的に稽古し、最後2週間はほぼ毎日みんなを集めて稽古に励みました。
もう、できることは全てやった。あとはお客さんに判断してもらおう。
そう思って挑んだ初演。
実家の礼拝堂に集まってくれた350人を目の前に、最初の幕が開きました。
よく見ると後ろに十字架が^^
結果、初舞台は大成功。
みんな本当に素人とは思えないほどのクオリティで終演しました。
普段間違えてしまうところも完璧で、わたしはこの時「神様っているんだな」と改めて実感しました(いや、それまでも思ってたよ、クリスチャンだもんw)
感動的なフィナーレを終え、キャストのみんなが涙を流している中で、わたしは密かに「もうこんな大変なことは二度とやらない!!」と心に誓っておりました。。。
なのですが、ロビーで終演後友人に挨拶をしているわたしの元に一人の女性が声をかけてきます。
その人はひとしきりの感動を伝えてくれた後、わたしに言いました。
「是非来年はわたしを出演させてください!!!!」
え????w
パードゥン??w
今なんて???
今さっき二度とやらないって誓った後だよ!!
と、やんわりと「次はいつになるかわかりませんが、その時には是非」と濁そうと思いきや。。。
「やりましょう!!!わたしめっちゃお手伝いします!元役者なのです!!」と手を握られまして。。。
(いや、、、まじか、、、これはまじなのか、、、そうか、、求められているのか)
と思ったのですが、即答はせずに「改めてご飯食べに行きながら話しましょう」ということで落ち着けました^^;
そしてこの出会いがわたしをさらなるステージに引き上げていくのでした。
続く
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