わたしには姉が2人いるのですが、
3つ上の長女は
高校を卒業と同時に家を出て、
それから一度も会ってません。
当時、
わたしは15歳(中3)だったので、
姉と別れてから、かれこれ
26年くらい経ちますね。
姉は、小学校入学して間もなく、
人前で話せなくなりました。
場面緘黙(ばめんかんもく)です。
場面緘黙とは、
家では普通に話せて会話もできるのに、
学校や職場などの特定の場所で
1か月以上話せなくなる状態です。
場面緘黙においては早期発見と対応が必要ではありますが、うまく支援を受けられずに成長してしまうと、症状の改善が遅れてしまうことがあります。
家族の前では普通に話せるけど、
他人がいると話せなくなる。
人見知りや場所見知りなど、
性格に起因していると勘違いされやすく。
当然、国語の音読ができないし、
自己紹介や発表ができない。
友達も作れない。
姉の苦悩を
間近で見てきた立場として、
/
場面緘黙を見過ごすと
取り返しがつかなくなる
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ことを
お伝えしたいと思います。
30年前、場面緘黙は知られてなかった!?
母は、姉を連れて発達相談にも
通ってましたが、
姉のことを治すというより、
母の悩みを聞いてもらってたようです。
結局、相談を続けても、
姉が話せるようになることはなく…。
(10年以上、話せませんでした)
姉の症状に向き合い、
家庭でできるケアをやっていたら
ちょっとは改善したのかな?
母も、どうしたらいいか
分からなかったのでしょうね。
わたしも、
息子(小1)が年中時期に
他害が激しくなったことで、
▶お子さんを怒鳴ってしまって落ち込んでいるあなたに、伝えたいこと
色々ネットで発達障害を調べて、
場面緘黙症を知りました。
症状を読んだときに、
姉はこれだったのか!!
と腑に落ちて。
30年前に、
こうした症状があるんだよって
知っていたら、ちがう家族関係に
なれたのかなって思うんです。
なので、入学や入園を迎えて、
我が子が喋っている様子がなければ、
1ヵ月を目安に、
場面緘黙も疑ってみてください。
学校にも家にも、
落ち着く場所がどこにもなかった姉。
アパートの切り抜きを
大事に持っていて、
一度見せてもらったことがあります。
家を出ることを目標に、
毎日をなんとか過ごしていたんです。
そして、高校卒業の日に家を出ました。
そんな経験があるから、
子供たちに出て行って欲しくなくて、
わたしは発達障害に敏感
なんだと思います。
我が子たちの少しの変化にも、
疑いの目を向けてしまう。
向き合わなすぎても、
過剰に捉えすぎても良くない。
まずは、
少しでも気になることがあったら、
なるべく周りに話してみてください。
話すのは勇気がいることだけど、
いろんな情報や知識を知って、
その結果がどうなったかを知ること、
知っていればできることも広がります!
身近な人には話しにくい、
そんなあなたへ↓
4/25(木)10:30~
わたしがお話うかがいます
ぜひお気軽に♪