ランニングを続けるために必要なもの。

それは「思い込み」。

 

ランニングを始めて2週間が過ぎたころには

足元はもたつきヨタヨタしていましたが、

だいぶ走れるようになりました。

多分1.5kmくらいは休まずに走れていたと思います。

 

すごい!なんと成長したことか。

走るたびに日々の成長をかみしめていました。

大人になると、目に見えて成長する事も

自分を褒められる事も少なくなりますよね。

なんでも「これくらいできて当たり前」って思うようになっていた私ですが、

ランニングでは小さな成長をとてもとてもうれしく感じました。

 

土の上を一心不乱に走り続けながら気づいたことがあります。

(アスファルトは腰と膝への衝撃が強いような気がして、

私なりに考えて衝撃を抑えられそうな

土の上をなるべく走るようにしていました。)

 

私は運動嫌いではなく、道具を使用する運動や団体競技運動が

苦手だっただけなんだ、と。

走る事は、周りを気にすることなく、どんなひどい格好でも迷惑かけず、

自分のペースで続けられるから性に合っているな、と。

 

私の性格はランニング向き、私もなかなかやるなぁって

思いながらせっせっと走っていました。

 

思い込みって大切だな。(しみじみ)

在宅勤務中に何かを成し遂げたい一心で毎日走っていましたが、ランニングの

苦しみを知ったのはデビューから1週間後くらいでした。

 

心より先に身体が折れました。

 

「膝!膝!!膝!!が痛い。

膝の外側に、走るたびに衝撃が響くのよ。」

「あ、あと腰ね。私、椎間板症で腰痛持ちだから。」

(↑立ち仕事の接客業で4年前から椎間板症になりました。)

「なんなら、もう走っていない日常生活でも腰の痛みで

前に屈めませんから。」

「それから、私は副鼻腔炎だから走っている時も

鼻水と痰がからんで呼吸困難寸前なんです。」

しょうがないから、走りながら鼻かんでましたケド。

 

膝に関しては、普段は何でもないのに走り出すとズキズキとした痛みに襲われました。

当初は外側に痛みがあったのに、走り続けるうちに内側に痛みが移動しました。

この時初めて「ランナー膝」という言葉を知り何度もネットで調べました。

 

あと私の足には、これまた立ち仕事の影響でできたと思われる

内反小趾と外反母趾があり、足の骨のでっぱた部分がジンジンと。。

骨に響く痛みに襲われました。

 

腰は・・もうパンパンに張ってしまいました。

走るたびに何とも言えない重くずっしりした痛みが走ります。

この痛みは・・・知っている。ヤバい!

椎間板症が悪化して

「ソローーリ・ソローーーリ歩き」しか出来なくなる寸前のヤツです。

 

腰と膝の痛みは深刻で「明日、歩けなくなったらどうしよう・・」と、

不安に駆られました。

「えーーい、在宅勤務中だ。歩けなくても何とかなる!!」

 

今日もなんとか苦しみの中走り切った。

ここでやめては勿体ない。

・・・走る理由はこれだけ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 コロナ期間中もなんとか運動習慣を継続させるために

ひらめいたランニング。

 

家の近所の土手を走ることに決めて早速スタートです!

本当、ランニングは気持ちさえあれば気軽に始められるのでいいでよね。

「(1ヶ月半前まで)ジムで走っていたけど、どれくらい走れるかな?」

期待と不安を胸に走り出しました!!

 

 スタート地点から、とりあえず50Mくらいは走れたでしょうか。

「っ・っく・く・苦しい。」

「ちょっと歩こう。ダメだ、200Mくらい歩こう。」

「どうしよう。もうすこーし走れるかな。あの木のとこまで走りますか。(多分100Mくらい)」

「走るのはもう無理!誰もいないし、スキップ,スキップ!!」

「い、、いかんっ、倒れそう。もう何も考えず歩こう!!」

 

 

走っては歩いて歩いて、スキップしての繰り返しで、ようやくランニングコースの折り返し地点までやってきました。

ありがたいことにベンチがあります。どっかり腰をおろし

「ゼーゼー」「はぁはぁ」「ズルズル」

息切れとともに、鼻水まで出てきます。

気づけば放心状態のまま、20分は過ぎていました。

目の前の景色が歪んで見えていたのは気のせいでしょうか・・。

 

帰路はもちろんウォーキングで帰りました。往路のランニング(と、言わせていただきます)も、走りと歩きのスピードは同じでした。気持ちの上で、走りと歩きを分けていただけですからね。スピードだけなら、スキップが一番速かったです。

4月初旬過ぎ、美しく桜吹雪が舞う中で感じた事はただ一つ。

「これは、どえらい修行が始まるな。」

 

 

 

 

 

 

 

コロナによりジムが営業自粛になったため、

止むを得ず以前のダラダラ生活を再開させました。

 

その後、仕事も在宅となり身体は鈍りたい放題です。

 

ジム通いを始めて、

緊張感により生じた(と、個人的には思う)「目力」も

ちょっと引き締まった(と、個人的には思う)「フェイスライン」も

元通りです。

 

何よりも、ようやく運動習慣を身につけつつあった私は

「なんか物足りない」

「てゆうか、せっかくの運動貯金が勿体ない」

という思いを抱き続けていました。

 

このように悶々と過ごしていたある日

「そうかー、その手があったか!!

(運動)貯金を食い尽くす前に、ランニングだ!」と急にひらめいたのです。

そう、ランニングはお金がかからず誰でも気軽に始められますものね。

 

これが私のランニングデビューです。

(もちろん、コロナには十分配慮してランニングを開始させました。)

 

今後、ながーーーく趣味として続けていけるよう

またランニングを通じて美容と健康を保てるよう願いを込めて

ブログを綴っていこうと思います。

 

はじめまして。ランニングを始めて、約4か月です。

とにかく運動嫌いで、面倒くさがりです。

そんな私が今では

「仕事が休みの日は走ろう!」「走らなきゃ、気持ち悪いなぁ」

と思うようになったのは衝撃です。

 

きっかけは、ちょうど1年前。

「本当に太ったなー、でも食事制限はしたくないなー、しょうがない運動するか・・」と

急にジム通いを決意しました。

今まではジム入会書を記入する段階で挫折を繰り返していたので、

この時にきちんと入会手続きを済ませたことは、今思えば奇跡的でした。

 

ジム通いも継続する自信がなかったため、お試し期間が終わったら

いつ辞めてもいいように保険かけまくりでした。

(ウェアや靴は買わないとか、ね)

 

が、しかし本来、根が真面目で反復作業が得意な私は、

自分の予想を裏切りジム通いに精を出します。

身体を動かす事(=汗をかくこと)にも目覚め、気づけばジム通いできるよう

スケジュールを立てて、手帳にジムに行った日を記録することが喜びと

なっていました・・。

 

そんなジム通いが楽しくなってきた頃・・・コロナです。

コロナ初期の頃は、ジムでの感染等もあり残念ながら

ジム通いを断念しました。そしてジムも営業自粛になりましたね(涙)

 

せっかく運動習慣がついたのに、中学の部活以来(約25年間!!)運動経験がない私は

あっという間に振り出しに戻ってしまいました。

運動で培った、僅かな筋力と根性は瞬時に去っていきました。

 

続く