美穂です。
出生図における逆行天体についてですが、
色んな説がありますが、
私は「逆行的な意味」は持つと思いますね。
理由としては、逆行している天体より、順行している天体の方が「使いやすい」「表層化しようとする」と思うからです。
「表層化しようとする」とは、実際に「やる」ということです。
気持ちを「内在させている」だけでなくね。
例えば、
水星は「コミュニケーション」を表しますが、
出生図で水星が逆行している人は、周囲の人と活発なコミュニケーションをしたいと思っていても、「思っているだけ」なんです。
シャイを克服すべくコミュニケーションのセミナーに通ったりなどはしない、ということです。
このことは、プログレス法をチェックすると分かるかと思います。
順行に転じたタイミング(あるいは留のタイミング)で、その天体の事柄で印象的なことを起こしていることを実感することが多いからです。
そうなると逆説的に、出生図の逆行天体はやはり「逆行的要素を含んでいる」ということが分かるのです。
ところで、
プログレス法は「月しか使いません」と仰る先生がいらっしゃるようですが、
月は確かにプログレス法のメインではありますが、
こういう風に伝えたり、教えたりすると、受講者さんは概念を理解できないままになりますので、あまりよろしくないと個人的には思います。
実際私の【トランジット法&プログレス法講座】を受講される方は、他の先生から習った方もいて「月だけ使います」と習った方もいらっしゃいますが、プログレス法の根幹である「一日が一年である」概念が落とし込めていません。もちろんプログレス法そのものを理解できていない状態。だから私の講座を受けているんですけど。
月以外の天体もあるわけですし、動いています。
他の天体もチェックしたほうが色々読み取れると私は思いますね。
年単位の運気ではさほど重要になってきませんが、人生の長期的な「転換期」が分かります。
これを知らないのはヒジョーにモッタイナイ。
実際、お客様や受講者様に順行や留のタイミングで印象的なことはなかったかと聞くと、大概あるんですよね。パッと出てくるような印象的なことが。
・金星が順行(あるいは留)に転じたタイミングで結婚した
・火星が順行(あるいは留)に転じたタイミングでスポーツ選手の推し活を始めた
・冥王星が順行(あるいは留)に転じたタイミングで「カリスマ」と騒がれるようになった
・水星が順行(あるいは留)に転じたタイミングで「喋る」仕事を始めた
とかね。
これは自身だけでなく、家族や周りの人からもハッキリと分かるような事象が起こっていますから、やはり影響は大きいのです。
私は出生図の鑑定では、プログレス法の100年間の天体の動きのチェックは不可欠になっているくらい、プログレスの「順行/逆行」のタイミングはスゴク重要なタイミングだと思っています。
私自身にも印象的なことがありましたね。
出生図の木星は逆行しているのですが、留のタイミングで、精神世界や占星術の勉強を本格的に始めました。
逆も然りで。
「逆行」に転じたタイミングでの変化も大いにありますよ。
・水星が逆行に転じたタイミングで、英語を学び直した(スクールに通った)
・火星が逆行に転じたタイミングで、スポーツ所属チームから脱退した。
などあるようですね。
まとめると、
出生図における逆行天体は、逆行的な意味は持ちますが、それは一生涯において100%のボリュームで影響を及ぼすものではありません。
人間は「成長(進行)」するもの。
成長(進行)過程の中で順行に転じることがあれば、パワーを持って表層化しようとします。
※プログレス天体の「順行/逆行」のタイミングは、下記の【ダウンロード販売】の【プログレスカレンダー】でパッとわかります。
カレンダータイプで一目瞭然なので、非常に好評を得ています。
お知らせ
只今「占星術グループ講座」募集中☆
占星術を土台からしっかり学んでみませんか? 占星術は自己理解を深めるのに非常に優れたツールです。
↓ ↓ ↓
ダウンロード販売☆
![お月様](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/171.gif)
MENU一覧
占星術のキホン記事
美穂の心理&カラーblog
本日もお読みくださいまして、ありがとうございました
※アメンバー記事は占星術講座受講者様グループ記事です。