【マクリホーストレイル ステージ5】
見所 ライオンロックに寄り道行き方 タクシーで「基維爾營地」まで行ってくれたらラッキー
所要時間 5歳の子供の足で約5時間半くらい
全長 10.6キロ
九龍のザックリとこんなコースを歩きます。
▼他の親子トレイルブログはこちら
基本的にマクリホーストレイルのステージ4と5は帰路が無い為連続で歩くらしいのですが、合わせると全長23.3キロのロングトレイル！！
子連れでは無理だな～
でもライオンロック登ってみたいな～
と渋っていたのですが、友人が先日ライオンロックに登っていたので背中を押されて我が家もチャレンジしてきました★
ライオンロックのみ上るコースもありますが、我が家は4大トレイル制覇を目指しているのでマクリホーストレイルの寄り道でライオンロックに登ります。
▼セクション5はこんな道
行き方
「基維爾營地」までタクシー
基維爾營地というバーベキュー場がステージ4と5の境目になるので、タクシーの人がここを知っていればここまでタクシーで行ってくれます。
ちなみに我が家は１台目に捕まえたタクシーは違う場所に行ってしまい、２台目に捕まえたタクシーに乗り換えてようやくここに辿り着きました。。
よし出発★
天気も良く気持ちよい！！
・・と意気込んでいたのですが、ん？
これはマクリホースの標距柱じゃないぞ！！
ウィルソンだ！！
それもそのはず。
この辺りはマクリホースステージ4とウィルソンセクション4はほぼ同じルート！！
バーベキュー場から行くと右に行かないといけない所、我が家は左に行ってしまったのですね！！
いずれはマクリホースにぶつかるのでそのままウィルソントレイルを歩くことに ＾＾；
でもこのコースの景色はとても良い！！
街並みを見下ろしながら歩きます。
標距柱98〜標距柱100
知らないおじさんと散歩
700ｍほどウィルソントレイルを歩いたら無事マクリホースと合流！
ずーっと真っすぐ大通り沿いを歩きます。
分岐もありますが真っすぐです。
途中香港人のおじさんが陽気に話しかけてくれました。
ここからおじさんとの散歩が始まります。
ここは本当に見晴らしがよくカイタック クルーズターミナル (啓徳郵輪碼頭）あたりまでは良く見ます。
霧が晴れていたら西湾河の我が家も見えるんだろうな！
おじさんはここから見える日系の企業に勤めていたらしく日本語も少しですが話せます。
あっ！猿だ！
近い！！
この辺は猿が沢山出没するので気を付けてください。
おじさんと1.5ｋｍほど歩きここでお別れ。
ばいば～い！
いいおじさんだったな～
ここには恒益商店というお店があり、ご飯も食べれそうでした。
おにぎり持ってこなくても良かったかも・・
標距柱101〜標距柱104
獅子山（Lion Rock)
ここでウィルソントレイルと分岐。
『獅子山郊野公園（Lion Rock Country Park)』のアーチを潜ります。
早速上り！
上り！
ぜぇぜぇ。
標距柱102を過ぎた辺りは見晴らし台などもあり絶景！
次男が起床したのでこの景色を眺めながらランチタイム♪
腹ごしらえを済ませ少し登ると上り坂はひと段落します。
この周辺は昔戦争で英国軍が設置したマーカーストーン（座標石）やシェルター（涼亭）、交通壕やトンネル（地洞）など戦争跡が17箇所ほど点在しているらしく説明と共にこの看板がぼちぼち登場します。
しばらく木陰道を歩くと、
獅子山へ向かう分岐点があります。
獅子山を登らず真っすぐ行くのがマクリホーストレイルのコース。
でも我が家は獅子山に登るのが目的の一つでもある為寄り道します！
ちなみに獅子山に登ってものちにマクリホーストレイルと合流できるので是非寄り道してみてください★
よ～し！登るぜ！
はぁはぁ。。
結構しんどい。
山頂の景色が見えてきたぞ！
獅子山の稜線
着いた★
獅子山（Lion Lock)495ｍ！
看板横には険しい崖の看板が。
ちょっとだけ行ってみちゃいます。
遮るものが何もなく見晴らしがいい！！
景色を堪能したら獅子の顔の方へ移動。
道中の景色、柵なんて香港の山にはありません！
少し下って上り、
ライオンさんの頭部分が見えてきました！
頭への道は結構道幅が狭い。
もう少しで頭！
獅子の頭到着！
わ～い！
でも、
・・・なんだか混んでて居心地悪い。。
獅子の頭より道中の方が良かったような。
さて。
まだトレイルは前半！
目的は一つ達成したし、下ろう！
開けた場所でひと休憩！
かわいいパグと遭遇★
動物好きの次男は怖がりながらも果敢に近寄っていきます。
長男は木登りに夢中。
休憩しなくていいの？
標距柱106〜標距柱107
分岐点
風雨亭という休憩所とその先にあずまやあり道がいくつかに分岐します。
『橫頭磡（Wang Tau Hom）』方面に行けば下山することも可能。
ライオンロックだけを登りたい人はここを下ります。
マクリホーストレイルはあずまやの裏側。
『筆架山（Beacon Hill)』という看板に沿って歩きます。
しばらく平和な自然道。
標距柱108〜標距柱109
筆架山（Beacon Hill)
標距柱108付近からまた急な坂が続きます！
途中見晴らし台がありちょこっと休憩。
そしてまた上り！
登ってる途中にふと横を見ると三角点。
え？
頂上でもないこの三角点は一体な～に？
まだまだ上ります。
ひぃ。キツイ！
上りがひと段落して林道を抜けると標距柱109があり、
筆架山（Beacon Hill)458ｍ、ここもちょっと変な所に三角点！
イェイ★
三角点の上にはボールのような施設が。
これは昔啓徳空港が営業している頃、航空機に方向や距離の情報を伝える為に電波ビーコンを出していたのでここはBEACON HILL（ビーコンヒル）と呼ばれているらしいです。
少し前に横切ったドームと二つ、ここから良く眺められます。
龍欣道（Lung Yan Road）をまたいで歩き
下り坂が始まります！
もうちょっと足がガクガクいってます。。
標距柱110〜標距柱115
教育徑（Nature Trail)を楽しむ
トレイルの看板の後ろを抜け
あずまやを抜けると教育徑（Nature Trail)というトレイルコースにぶつかります。
ここからは平坦な道なので次男も歩いてもらう事に。
ネイチャートレイルというだけありもぐらの跡が残るとても自然豊かな道！
でっっかい岩がゴロゴロ。
草や花、ここで見られる生物など自然の説明書きが置いてあります。
歩きやすい道が続きます。
金山郊野公園に近づくにつれ猿が沢山姿を現します。
思わず立ち止まってしまう次男。
次男も猿もお互い戸惑います。
少し怖い様ですれ違う時はパパに抱っこを求めます。
『鷹巣山自然教育徑(Eagle's Nest Nature Trail)』というアーチを抜け右側に下ると
『獅子山郊野公園』の看板と共に大通りへ出ます。
ここでセクション5は終了！
お疲れさまでした！！
すぐ横にバス停があり佐敦（ジョーダン）行き81番バスに乗れば帰れます。
MTRに出たい場合は太子（プリンスエドワード）か旺角（モンコック）で降りることができます。
有名山のライオンロックに登れて満足★
結構疲れたけど最後2ｋｍは次男も歩いて（走って）くれたし、景色も良かったし人は多かったけど良いトレイルでした！
【子供との山登りで持って行くべき物】
①ハイキングシューズ
滑りにくさが全然違います！
転倒防止になりますし、「疲れた～」となりにくいのでちゃんとしたちゃんとしたハイキングシューズを履かせることをお勧めします。
②帽子
暑かったらハイキングに限らず被ると思いますが、結構むれるので通気性の良い帽子をおススメします。
③トレッキングポール
ポールがあると使いたがってノリノリで歩いてくれることがあります。
又、電車ごっこをしながら歩いたり、岩をつついてみたり色んな用途で使う事ができます！
④ベビーキャリー
荷物を背負いながら子供もおんぶできる利点の他にも、おんぶ紐と違って汗が直接子供に付かなかったり、間に風が通るので涼しかったりする利点もあります。
⑤速乾性の服（着替え）
香港の山登りは暑いです！！
最低でもＴシャツは一枚持って行きましょう。
⑥日よけ兼雨具
これは母が必要です！
雨天兼用の軽量傘が役に立ちます！
⑦レインウェア
香港の山の天気は変わりやすく、突然スコールのような雨に襲われることがあります。
又、移動中の電車やバスは冷房で寒かったりするので、上着と兼用できるようなレインウェアが役に立ちます。
⑧水筒兼リュック
水は多めに持って行かないと命にかかわります。
しかし水は重いので水を背負えるようなハイドレーションタイプのリュックがオススメです。
⑨食べ物・おやつ/ウェットティッシュ
お昼を挟むときはおにぎり（腐り防止の為梅干しを入れてます）、おやつは個包装の物を持って行くと食べやすいです。
⑩絆創膏
キャラクター系のバンドエードを備えておくと、転んで擦りむいた時など子供の気を紛らわすことができます。
⑪虫よけ
虫よけは必須！場所と時期によっては結構刺されます。
子供が小さい時にはこのような虫よけのメッシュのパーカーを着せていました。
⑫日やけどめ
香港は紫外線が強いです！
汗にも強いウォータープルーフなのに石鹸で落ちるＡＮＥＳＳＡのパーフェクトＵＶマイルドミルクが子供にはおススメです。
⑬ホイッスル・ライト
いざという時に！
ホイッスルとライトは最低限の防災防犯グッツです。
⑮ＧＰＳウォッチ＆ドローン
無くてもいい物ですが、これがあれば＋αハイキングの満足度が上がります★
