【中環からビクトリアピーク頂上】

Victoria Peak ヴィクトリアピーク 太平山 扯旗山

流れ星見所 中環駅からビクトリアピーク頂上へ、頂上から中環駅へ
流れ星行き方 MTR中環駅からスタート
流れ星全長  7Km
子供満足度 星星星
大人満足度 星星星
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香港島のザックリとこんなコースを歩きます
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▼他の親子トレイルブログはこちら
 
『ビクトリアピーク』とはピークトラムのあるあの山の事だと思われているが、正確にはあの山だけではなく扯旗山、歌賦山、奇力山、観龍角、爐峰峡など多くの峰の総称で半山区(Mid-Levels ミッドレベルズ)より高い部分全体を指している言葉なんです。
なーんて、雑学。
細かい事は良しとして、ビークトラムにあるあの有名な山(扯旗山)の山頂まで歩いて登ります★
ちなみにトラムで行ける山頂駅は頂上ではないよ〜
ビクトリアピーク地図
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地図1
ヒルサイド エスカレーターを終わりまで乗る

まずは世界最長といわれる『ヒルサイド エスカレーター(半山自動扶梯)』へ。

エスカレーターは一本しかなく6:00~10:00は下りのみ、10:00~0:00は上りのみです。

ですのであまり早朝にスタートしてしまうとエスカレーターを使用できず徒歩で階段を登らないといけないので注意してください。

香港一のお洒落街、ソーホー(SOHO)を通過しながら登ります。
各国料理のレストランが並び乗っているだけで観光になります^^
エスカレーターの終点まで行くと『干徳道(Conduit Road)』にあたるので右方向に歩き始めます。
 
地図2
干徳道を突き当りまで歩く
住宅街が立ち並ぶ道路沿いをしばらく歩きます。
この辺りが冒頭で説明した半山区(Mid-Levels ミッドレベルズ)。
香港で3番目に賃料の高い超高級住宅街です!

(ちなみに2番がレパレスベイ、1番が山頂のThe Peakです)

途中『干徳道児童遊楽場』という公園があり少し寄り道☆
結構走り回ってるけど、これから山登るんだから体力残しておいてね~
この道の終点には分岐点が。
ちなみにここまで『旭龢消防局(Kotewall Fire Station)』というバス停があり、バスで来ることも可能。
この分岐点の『克頓道(Hatton Road)』を歩きます。
ここから坂になり山登りがスタート!
 
地図3
まずは山頂駅のある396mまで
最初は車も通る大通り沿いですが段々道幅が狭くなり、
香港の中心地とは思えないような自然が広がり始めます。
道は『晨運徑(Morning Trail)』又は『山頂(The Peak)』という看板に沿って登れば迷うことはありません!
登り始めて序盤に滝があります。
ここは『龍虎山郊野公園(Lung Fu Shan Country Park)』という自然公園でもあり色んなハイキングコースがあります!
そこそこ登ると香港のビル群が見渡せます。
しばらく歩き進めると、
健康器具や芝生、あずまやがある広場(山頂環回歩行径)に出て道がいくつかに分岐します。
ここで396m付近。
ここまではずっと坂道なので頑張ればベビーカーでも可能かも。
“夏力道”“盧吉道”へ進むとどちらの道もピークトラムのある山頂駅へ着きます。(この地図でいうと夏力道の方が近いです)
“薄扶林水塘”へ行くと香港トレイルセクション1の道になります。
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そして我が家はこの上記どれでもない看板のない階段を上がり山頂を目指します!
少しわかりずらい道です。
 
地図4
頂上を目指して
ここからいきなり急激な階段になります。
ブログを書く前にもここを登ったことがあり子供も覚えていました。
上り続けると分かれ道がありますが上り坂の『同樂徑(Governors Walk)』を歩きます。
山頂まであと少し!
この坂は前日ランタオピーク957mの登っていたので足の疲労があり結構つらい!
そして山頂公園(Victoria Peak Garden)到着!!
 
地図5
頂上到着!!
景色は、、もやがかっていてよく見えませんでした^^;
高けりゃいいってもんでもないんですね。
山頂公園には売店がありお菓子だけではなくシュウマイやフィッシュボールなども売っています♪
子供たちはアイスを、大人はシュウマイを食べて休憩。
持ってきたボールで遊びます♪
しかーし、まだまだ!
本当の頂上552mはこの通信施設!
中には入れませんが、行けるところまで頂上を目指そう☆
あずまや横には駐車場があります。
つまりここまでタクシーで来ることもできると言う事^^;
『山頂花園』と紙に書いてみせれば行ってくれます。

この駐車場奥の道を更に登ります。

歩く事数歩で『維多利亞山頂電台(VICTORIA PEAK RADIO STATION)』入口到着!

当たり前ですが入口を見るだけ。

特に面白いものは何もありません。

 

地図6

シートを広げてピクニック

あずまやまで戻り少し下に『山頂花園(Victoria Peak Garden)』があります。

持ってきたシャボン玉やボール遊び、あずまやでお菓子などを買ってピクニック♪
小1時間ほど遊び帰ろうとしたら、隣で1歳のバースデーパーティーを開いていた家族に声をかけられ
使っていた風船がもういらないから良かったらもらってくれない?と
「O」「N」「E」の3つのバルーンをいただきました!
NEO家族ここに誕生★
 
地図7
さぁ下ろう!
柯士甸山道(Mount Austin Road)をひたすら下ります。
中々目立つ家族になりすれ違う人みんなに見られます^^;
マウンテン・ロッジの守衛室という歴史的建造物横を通過し
歩いて数歩で『柯士甸山遊樂場(Mt Austin Road Playground)』に到着!

とても綺麗に手入れがされている公園です!

奥にあるのは一等地の超々高級住宅!

なかに綺麗なトイレもあり、児童遊具もあります。

少し歩いたらまた下って柯士甸山道の終点、
山頂駅の広場です!
さすが休日。人の量がすごい。。
 
地図8
セントラルを目指して!
下ってきた道を背にして左前に『舊山頂道(Old Peak Road)』というのがありそこをひたすら下ります。
といってもこの道少しわかりずらく『ピークタワー(凌霄閣 The Peak Tower ) 』の真下を通る道。

『凌霄閣公廁(peak tower public toilet)』の看板に従って歩きトイレの先を歩く道と言った方がわかり易いかもしれません。

景色を一望できます★
 
下り坂は次男に歩いてほしいところ。
しかーし、次男必死の抵抗。
もう歩きませんと地べたにぺったり。。
今週末、次男はほぼ歩いていません 泣
結構今日もほぼパパ抱っこで斜面のきつい下り坂をひたすら下ります。
多々分岐点はありますが、とにかく下り坂の道を選んで進めばOK。
だんだん景色が住宅街に。
そして香港動植物公園に到着!
ここも結構素敵な施設です。
時間と体力に余裕があれば無料なので立ち寄ってみてください^^
すると見慣れた中環のガチャガチャした風景に。
中環到着!
お疲れさまでした~
ビクトリアピークまでバスで行くと車酔いするし(私は)、ピークトラムで行くとかなり並ばないといけない。
山頂までいっても552mだし、途中でお店もある為食べ物や飲み物を一杯背負う必要もなく、
比較的お気軽に登れるトレイルコースだと思います。
是非一度歩いて登ってみてください☆
 
長男:4歳11か月
次男:2歳4か月

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【子供との山登りで持って行くべき物】

①ハイキングシューズ

滑りにくさが全然違います!

転倒防止になりますし、「疲れた~」となりにくいのでちゃんとしたちゃんとしたハイキングシューズを履かせることをお勧めします。

 

②帽子

暑かったらハイキングに限らず被ると思いますが、結構むれるので通気性の良い帽子をおススメします。

 

③トレッキングポール

ポールがあると使いたがってノリノリで歩いてくれることがあります。

又、電車ごっこをしながら歩いたり、岩をつついてみたり色んな用途で使う事ができます!

 

④ベビーキャリー

荷物を背負いながら子供もおんぶできる利点の他にも、おんぶ紐と違って汗が直接子供に付かなかったり、間に風が通るので涼しかったりする利点もあります。

 

⑤速乾性の服(着替え)

香港の山登りは暑いです!!

最低でもTシャツは一枚持って行きましょう。

 

⑥日よけ兼雨具

これは母が必要です!

雨天兼用の軽量傘が役に立ちます!

 

⑦レインウェア

香港の山の天気は変わりやすく、突然スコールのような雨に襲われることがあります。

又、移動中の電車やバスは冷房で寒かったりするので、上着と兼用できるようなレインウェアが役に立ちます。

 

⑧水筒兼リュック

水は多めに持って行かないと命にかかわります。

しかし水は重いので水を背負えるようなハイドレーションタイプのリュックがオススメです。

 

⑨食べ物・おやつ/ウェットティッシュ

お昼を挟むときはおにぎり(腐り防止の為梅干しを入れてます)、おやつは個包装の物を持って行くと食べやすいです。

 

⑩絆創膏

キャラクター系のバンドエードを備えておくと、転んで擦りむいた時など子供の気を紛らわすことができます。

 

⑪虫よけ

虫よけは必須!場所と時期によっては結構刺されます。

子供が小さい時にはこのような虫よけのメッシュのパーカーを着せていました。

 

⑫日やけどめ

香港は紫外線が強いです!

汗にも強いウォータープルーフなのに石鹸で落ちるANESSAのパーフェクトUVマイルドミルクが子供にはおススメです。

 

⑬ホイッスル・ライト

いざという時に!

ホイッスルとライトは最低限の防災防犯グッツです。

 

 

⑮GPSウォッチ&ドローン

無くてもいい物ですが、これがあれば+αハイキングの満足度が上がります★