数は多くは無いのですが、ラーメンも出すそば屋さんがありますよね。
私は、そばを目当てに行く事はあまり無いので、そう多くは知りませんが。
札幌で好きなのは、市電の資生館小学校に近い「錦水」や、狸小路に近い「丸長」
地下鉄の西18丁目に近い「ゆりや食堂」とか、好きでときどき行きます。
熱々のラーメンを頼み、日本酒、出来れば燗で「もっきりラーメン」だと最高ですが。
で、他にもどこか無いかな?と検索すると、ヒットしたのが東区の「茶そば利休庵」
というお店、東区はあまり行く事が無いのでこれは知らないお店です。
カーナビ頼りに来てみると、むかし丘珠方面への道としてにぎわったと言う、通称
斜め通りから更に中小路に入った飲食店ビルの一階、ちょっとナビなしではキツ
かったかも。
カウンターでは相当ご年配に見えるご主人と、その娘さんでしょうか?お二人。
早速ラーメンをオーダーし、壁を見るとカレーそば420円とかそば定食430円
大かけそば400円とか、どこかの社員食堂か?と思う安さ。
ご主人、昔風の分銅の秤できっちり麺の量を確認し、仕事をしています。
おお、やや浅めで耳が付いているという、ユニークな丼で出てきました。
スープは当然さっぱり系で、穏やかに煮だした豚の清湯スープ系かな?
脂分もそこそこにあり、その脂分が熱すぎず温くなく絶妙の温度加減を保ちます。
中太、縮れは札幌ラーメンのセオリー通りですが、麺はわりと白っぽく、鹹水は
控えめなのでしょうね?だからこのスープとよく合うのでしょう。
チャーシューもただのゆで豚みたいなルックスですが、やや薄味ながら獣臭さは
なく、きっとご主人の長い経験から完成させた一杯なのでしょう。
壁のメニューではラーメンは手書きで直しがあり、四00円に見えますが、やはり
400円税込でした。なんと安い!!
とても安くておいしくてご馳走様でした、とお礼を言い、因みに400円の前はいくら
だったのですか?と伺うと、破顔一笑「忘れました」とお嬢さん。
そうでした、旧価格は?なんて、女性の歳を聞くのと一緒で大変失礼しました。
11時を回った時間と言う事もあり、先客はご年配の方1名、入れ替わり入って
見えた方もご年配。「いつもので良いですか?」「ああ」というやり取り。
ご近所の常連さんにやさしく、懐にも優しい愛されるお店の様で嬉しいですね。
メニューを改めて確認すると、コップ酒(通し付)250円もありました。
今度は地下鉄にして、もっきり(コップ酒)とラーメンかな?楽しみです。
北10条東8丁目2-5 ニュー札東ビル1F
【関連の過去ブログ】
2016/03/21 丸長 そば屋のラーメン
2012/02/09 ゆりや食堂 ラーメン
2012/02/08 無化調とアトム系