Midnight Express -19ページ目

久しぶりの竹中平蔵

香港で竹中氏が講演するというので、物見遊山気分で参加。
結論から言えば、思った以上に面白い講演だった。

【内容要旨】

韓国で747政策が進められていること、ロンドンエコノミスト誌で日本が「JAPAIN」として徹底的に叩かれていることなどに触れながら、グローバル化している世界の中における日本の現状を数字を交えて説明。明確に日本が危機的状況にある、と結論。

続いて、その背景にあるものを分析。
日本の株価低迷が先進国と比べても突出したものであることを示し、停滞の本当の根底にあるのはサブプライムによる外需低迷だけでなく、(株価が上昇した2005年の状況と比較しつつ)改革モメンタムの低下による期待成長率の低下である、と断じる。
そして短期的には、安全・安心という大義名分に守られた規制強化によるコンプライアンス不況(建築基準法・グレーゾーン金利廃止等)でもある、とする。そして、コストベネフィット分析を行っていない今の行政は完全に失敗、と斬る。

そして、話は80年代からの日本の経済行政に移る。彼によれば、結局GDPの4分の1にも達する公共投資を実施した90年代の政策は、1%の成長率しか産まなかったという点で明らかに誤り。BS調整で供給側にメスを入れるべきところを、需要拡大に走ったという点でアウト。
小泉政権時代のバッシングにも触れつつ、現在の日本の状態は「退院したての大病患者」であると分析。今のままではオリンピックでメダルを取ることは出来ず、もう一段の政策を打つ必要がある、とする。

そしてその政策については、小泉後の政権の低迷という側面から光を当てる。
安部首相の失敗を、長期政権を狙ったことにより万人受けする穏やかな方向を目指した結果、分かりやすい具体策(アジェンダ)が不足して人気が落ち、そこにスキャンダルが出てきてしまった、という形で結論付ける。
福田首相については、支持率20%というのは絶妙なバランスを保っているとしながらも、実際に行っている改革の内容に比べてインパクトが薄く、結果として期待成長率上昇につながらず、ここは小泉政権との圧倒的な差(小泉は不良債権処理のような受動的な政策であっても能動的にやっていると見せられる天才であった、と)であると指摘。

結果、分かりやすく国家を二分するようなアジェンダを持って政権運営にあたるべきであるとし、安部首相の内閣を引き継いだだけの現状の福田内閣ではまだそれが行えていない、とする。そして、内閣改造という人事権をそろそろ使うのではないか、それによって解散権も視野に入ってくる(本当に使うぞ、という緊張を与える)のではないか、と指摘する。

そして彼自身の考える「アジェンダ」とは・・・
1:羽田空港を24時間化、オープンスカイ政策の推進
2:法人税の引き下げ
3:東京大学の民営化(寄付金税制とのセットで)
であると結論づけ、その中でも国家を強くするのに必須な教育に関するもの(3)が大切である、とした。


【感想】
数字の捉え方に少々バイアスがかかりすぎているとは思ったものの、日本の置かれた状況に対する危機意識は俺も基本的に一致している。香港という場所にいると、日本がいかに小さい格差の世界であるかというのが良く分かるし、今のコンプライアンスの行きすぎももっとも。そういう意味で、現状認識は誤っていないと思う。
政策についても、上記の羽田国際化、法人税引き下げは賛成。羽田空港が国際化すべきという点も、日本の国税局の硬直的な運用が海外での企業活動を阻害している点も明々白々。ただ、教育については東大民営化以外にもっと重要な政策があると思う。

いずれにせよ、ややヒトラーを思わせるような(笑)身振り手振りを交えたアップテンポなスピーチは、流石。分かりにくいことを分かりやすく二元論で説明するところは、少し見習う必要があるかも。。。


こ、これは!

いかん、惹かれる・・・。


ラーメン通ドットコム海外発送専門店


豚骨ラーメンが呼んでいる・・・。

The Grocer

気がつけば、我が家の隣に素敵なお店が。

The Grocer


ちょっとした野菜だとかパン、飲み物(大好きなHoegaardenも!)、ワインなども置いてある。
何より、このちょっとかわいらしい店構えがGood。
なぜか日本の巨峰が置いてあり、早速購入。美味。

クレジットカード

俺が利用しているクレジットカードは、某百貨店のポイントカードと一緒になっているもの。
いくつも作ると管理が面倒なので、ほとんどこのカード一枚で日本での生活は乗り切っている。
ポイントが溜まると商品券にかえられたり、あるいは色々なプレゼントがもらえるというよくあるタイプのクレジットカードで、年会費無料。

当然、いくつかの欠点もある。
①海外の住所登録が出来ない。
②毎年ランクのようなものが更新され、有効期限が変わったカードが送られてくるため、前のカードがすぐ使えなくなり、有効期限を設定している意味が無い。

今回も、実家に送られてきた新しいカードに気づかず、再発行する羽目に・・・。
これ、どうにかならないものか。
ただし、紛失・再発行手続きは電話一本で可能なところはありがたい。

一方、香港ではクレジットカードの発行そのものに審査があって面倒。
しかも、年会費が結構高いうえ、ゴールドカードでも全くたいしたサービスが受けられない。
(それなりに、ポイントのキャッシュバックなどはあるが・・・)
ANAやJALが現地の銀行とタイアップしてカードを発行しているが、これも日本のに比べるとイマイチ。

というわけで、クレジットカードの面では日本のほうが若干便利だけど、日本国内在住者のみをターゲットにしている感が強い。もう少し頑張ってくれないか、と思う次第。

①海外でも国内でも住所登録ができ、しかもネット上ですぐ変更が可能。
②マイレージや電子マネーとのリンケージがなされていて、ポイントを様々な形に変換可能。かつ、還元率が高く有効期限が長め。
③申し込みが簡単(できればオンラインベースで完結)。
④空港ラウンジ利用が可能、ネットショッピングと連携しているなど、付帯メリット有り。
⑤カードフェースがカッコイイ。

年会費は有料でも全然かまわないので、①~⑤のような条件を満たしているクレジットカード、無いですかね・・・?
やっぱりゴールドカードになるのかな。

インプットの強化

もちろん、仕事面では日々知識を詰め込んでいるというような状態であり、それは今の仕事を進めていく上ではずっと継続的に必要なこと。

ただし、正直に言えば、中国の細かな制度を知っていようが、香港の税務上の特徴を諳んじていたとしても、今後の人生どこまでそれが必要かといえば疑問。
この点、俺がなりたいのは特定分野のエキスパートではないので、履き違えるとまずい。ここで勉強すべきは、ゼロから如何にイチを生み出すかという発想力と、チームマネジメントに如何に関わっていけるかというマネジメント力、それを土台にした実行力をそれぞれ強化すること。

そういう意味で、少々最近インプットするものが仕事に必要なものにフォーカスしすぎた感があるので、今後のことを考えて、少し別のところでインプット強化に励もうかと思っている。

まずは、ここんところ使っていないと思われる英語。日本に居たころに比べれば多少はマシになっているだろうが、正直言って全くたいしたレベルに無い(英語のニュース番組もよくわからん・・)ので、ここは要改善。ためしにTOEFLでも受けてみるかと思っているのだが、少し単語を見てみるとあまりに忘れていることに驚く・・・。人間は忘れる生き物ですな。

続いて、最近興味のあるロジスティクスについて。これまで銀行員として必要最小限知らなければならない範囲しか知識も無いので、少しここを強化。どちらかというとこれは実務に近い(お客さんの事業スキームを考えるのに、ここまで踏み込まなければならない、という意味で)のだが、これは興味の向くままに(笑)。

あと、毎度やろうと思いながらなかなか行き着かないコーポレートファイナンス&プロジェクトファイナンスのお勉強・・・は今回も後回し。正直、これは銀行にいる以上いつでもいいような気がしてきた。ただし、余裕があればこちらも少し進めたい。もちろん、金融商品内容は大体把握しているのだが、たとえば会社価値向上という面から見てどういう観点から切り込んでいくか、というところの理論付けがやや足りない。プロファイは、これもまたただの興味(笑)。

自分の興味のあるところといえば、M&Aアドバイザリーについても少しまともに勉強しようかな・・・。今仕事をしていても実感するが、今後、日本企業が関わるクロスボーダーのM&Aは多くなるはず(M&Aが経営戦略の一選択肢として定着してきており、若手の経営者が増えれば当然海外での事業展開とMixされてくるという感覚)。この点、うちの銀行の弱い部分でもある。ここも実務はどうせやれば覚えるだろうから、今はポイントだけ分かればいいというスタンス。

ということで、備忘録代わりに。

おやつ

食道楽では無いのだが、最近食べて感動したもの。

①やわらかゆず梅




酒飲みにはたまらない味わいです。はちみつ入りでほんのり甘い。
ただ、ちょっとゆずの効きが足りないかな・・・。
買いだめして会社のデスクに置いときたい。

②北海道こんぶプレッツェル


昆布好きとしては避けて通れない一品?
封を開けるとほんのり昆布の香りがして素敵。やさしい味わいで美味い。
ただ、もう少し昆布のパンチがほしいところかな・・・。

①は香港のそごう、②はセブンイレブンで発見。
さすが香港、美味いものには目が無いのか、日本のお菓子が溢れてます。
幸せ。

雑感~チャイナの行く末~

この一週間は、本当に忙しかった。
色々な案件が動いたこともあるのだが、人事面接あり、出張者(というか、ご褒美旅行・・・)向けの講義あり、何かと内向きにバタバタ。

おまけに中国の外貨管理局がまたお騒がせな通達 を出したもんだから、また大騒ぎに。

最近思うのだが、日本の新聞(日経・読売)を見ていても、俺がここに来たころ(1年半前)と比べて格段に中国情報のアンテナが速くなったと思う。ある意味で、中国コンサルタントのお株を奪うように速いタイミングでしっかり報道している。間違いも多いが、俺が肌で感じるくらいだから、それなりに体制を強化しているのかな。中国側も、インターネットでバシバシ通達を出すもんだから、ある意味役人と競争しているようなもんだ。

こちらにいると、全てが中国を軸に回っているかのような錯覚を覚える。そのくらい報道量も増えているし、人民元は上がるし(俺も人民元預金持ってますが・・・)、目まぐるしく制度が変わる。正直言って、この時期に中国の指導者になった人たちは本当にかわいそうだと思う。毛沢東以来の過去の矛盾が一気に押し寄せる中で最適な策を打っていかなくては、インターネットが発達している状況下ではいつ暴動に発展するか分からない、そんな緊張感を感じる。この前の貴州の暴動にしたって、今までだったら表に出てこなかったはずだ。

開発区に行っても、徐々に風向きの変化は感じる。何でも投資歓迎だった時期はすでに終わっているし、彼らも非常に勉強している。もともと人口は多いうえに頭の回転は速い国民性、加えてえり抜かれたエリートたちのレベルははっきり行って超人級。本当にいろんなことを良く知っている。

といいながら、上記の通達にせよ、総量規制にせよそうなのだが、もはや打てる手が限られてきている印象がある。正常な貿易取引まで不自由にするような規制を出してきているので、この騒ぎは今後もっと大きくなる可能性があるだろう。そこまでしてまで、投機資金の流入を抑えなくてはいけない事情があるということの裏返しだ。今後は、サービス貿易に関しての通達も出るという情報も飛び交っている。原油高やサブプライム問題は中国の景気過熱を和らげるのに役立っているかもしれないが、それとてハードランディングになる可能性もある。何よりの不安材料は、ここまで広がってしまった地域格差と世代間格差だ。

こうなると、はっきりいえば、人民元を一気に上げるというショック療法を取るしかないのかもしれないが、それはやぱり副作用も大きすぎてできないのだろうか。これだけ金融引き締めをやり、金利を上げ、それでも逆に高金利を目当てに資金が押し寄せる図というのは、香港という場所で見ていると本当に怖さすら感じる。

矛盾が爆発してしまうのが先か、発展による融和が先か・・・。


なんてことをジョニーウォーカー黒を飲みながら考えてます。
美味い。

Happy Life

今日も眠いのですが、がんばって書きます。

①仕事
先週、俺が主担当で販売事業拡大のためのアドバイザリーを行ってきたお客さんの販社設立Party@深圳に参加。
自分が長らくお客さんと一緒になって苦労して進めてきた案件が、こうやって実を結び、形になると本当にうれしい。
お客さんもとても感謝してくれて、Partyのプレゼンテーションで多くの時間を割いてうちの宣伝をしてくれた。
Partyの準備で忙しい中、ここまで気を配ってくれたお客さんの心意気に思わず胸が熱くなる。
こういうことされると、このお客さんのために何としても頑張ろうと言う気になる。人間、そんなもんだ。
このチームに入って1年半、自分で最初から最後まで通した案件の中で、一番印象に残るベストディールになった。

もうひとつ別で、お客さんからの宿題に悩みながらふとひらめいた着想をプレゼンにしてみたら、
お客さんがなんとなく思い描いていた潜在ニーズに見事ヒットした案件も。
これは、場合によってはグループの事業そのもののスキームが大幅に変わる話になるかもしれない。
これも、悩んだだけに今までの中でもっとも心に残るベストプレゼンテーション。

失敗もたくさんあるけど、まずはこういう仕事が出来ていることに感謝しなきゃね。

②プライベート
お世話になった先輩の送別会に参加。
この先輩は本当に「上に厳しく下に優しい」男の鑑のような先輩。俺も案件の関係でずいぶん生意気なことを言ったりしたもんだけれど、ひとつも文句を言わず、常にディールの都度「○○さんのおかげで・・」と言える、そういう心の広さを持っている。
こういう人が香港を去ってしまうのはさびしいが、次なる米国での素晴らしいキャリアに向け、精一杯応援したい。

土曜は、香港フレンズとともにマカオへ。
ポルトガル料理⇒ギャンブル⇒足マッサージ⇒セントポール教会⇒イタリアンという黄金コース?を歩む。
やはり、こういうツアーはメンバーが大事。心地いい時間はあっという間に過ぎていく。


こうやって書いてみると、本当に香港での時間は光のように速い。
一日一日、大切にしよう。

歌うおばちゃんと夕焼けのVictoria Harbour

色々書こうと思いつつ・・・眠すぎて無理。
とりあえず、今回は動画と写真でごまかします(笑)

①前回書いた四川料理の歌うおばちゃん動画
おばちゃん声でかい。しかも、毎日二度これを歌うとは・・・ツワモノ。



②我が家から見える夕焼けの海
大気汚染であまり普段は綺麗に見えないのですが、珍しく本当に綺麗な風景が見えたので。


昼間はこんな感じです。これもなかなかGood.



名曲

たまたま見つけた、久しぶりに聴いた曲。
すらすらと歌詞が出てくるのに驚きつつ、やっぱり小学校って大切なんだなーと今改めて思う。
こういう、思い出に残っている曲が沢山ある。

香港返還11周年になったこの日、友達と楽しく四川料理を食べ、飲んで少し酔っ払いつつ、こういう曲を共有できる人たちとはずっと仲良くやっていきたいなあと思ったのでした。
それにしても、辛かったけど美味かった!


http://www.hi-ho.ne.jp/momose/mu_title/arigatou_sayounara.htm



  ありがとう さようなら ともだち
  ひとつづつの笑顔 はずむ声
  夏の日差しにも 冬の空の下でも
  みんなまぶしく 輝いてた
  ありがとう さようなら ともだち 

  ありがとう さようなら 教室
  走るように過ぎた 楽しい日
  思い出の傷が 残るあの机に
  誰が今度は 座るんだろう
  ありがとう さようなら 教室

  ありがとう さようなら せんせい
  叱られたことさえ あたたかい
  新しい風に 夢の翼ひろげて
  ひとりひとりが 飛び立つとき
  ありがとう さようなら せんせい

  ありがとう さようなら みんなみんな
  ありがとう さようなら みんな…