自己肯定感の高い子や自立心の高い子に育てるにはどうすればいいのでしょうか?最近よく自己肯定感という言葉が使われるようになって来ました。

 

大人になって人の言動に振り回されてしまう一因は自己肯定感の低さにある場合も多いです。それは違うんじゃないかと

自分の意見を言えますか?

 

親は子どもの将来を思って育てていると思います。

“聞き分けの良い子だったらいいのに”そう思うお母さんも

いると思います。

 

素直に“はい”と親の言うことを聞いてくれれば確かに育てる

のは楽かも知れません。しかし、この子は良い子だと

安心してばかりもいられません。

 

娘が中学生の時の講演者は「良い子が危ない」という本を

出版していらっしゃいました。弟や妹の世話をして家事を手伝う良い子が犯罪を犯してしまったことが書いてありました。

 

子どもが自分の意思で身につけるものを選んだりもっと

遊びたいとか言える環境がないと自分を幼い時から抑えて

しまうと思います。

 

親が命令してそれに服従させるような子育てをしていると

子どもは自分の希望があっても言い出せないかもしれません。子どもの意思を大切にした子育てを心がけてください。

 

以前娘が赤ちゃんの時に赤い風船をもらった時に緑色の風船

がいいと言ったのでお願いして替えていただいたことを

書きました。

 

赤ちゃんにも自分の意思があります。以前このことを書いた

時にそんなことをしたら我儘な子に育つからやめるべきと

言った中年男性がいました。

 

子どもが自分の好きな色を選んだり好きな手触りのものを

好んだりということはあります。わたしは子どもの意思を

大切にして育てて来ました。

 

わたしも幼児期に嫌いな柄がありそれで服を作ると言われた時に反抗した記憶があります。

 

その時の記憶は鮮明で親になった時、子どもの好きなものを

着させてあげたいと思いました。長男が2歳の時に長靴を買いに行った時本人は素敵なパステルグリーンの長靴が欲しいと言うので買ってあげました。

 

モンテッソーリ教育では子どもが何をして遊ぶか自分で

決めるそうです。とても大切だと思いました。

 

勉強も同じで親に言われてするにのでなく楽しく勉強させ

たいと思います。一度も子どもに勉強しなさいと言ったことはありません。親も本を読んだり楽しく勉強していれば子ども勉強が好きになります。

 

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自己肯定感がはっきりしていれば、自立心も育つと思います。自分軸で生きることも幼児期の経験から自分に自信があれば出来ると思います。

 

河合隼雄さんはグレートマザーについて多くの著作で述べて

います。思春期に母親の束縛から逃れられなくて自立の

機会をなくしてしまう子もいます。

 

 

 

自分軸で生きることはとても大切です。そのためには親がどう子どもと関わっていくのかが大きく関係しています。

 

赤ちゃんの時からそして幼児期も子どもは将来自立して生きて行く必要があるので先を見越して育てることが必要です。

 

 

 

 

 

 

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