金曜日の夜に、別の部署の部下が「気象予報士合格祝い」をしてくれた。急な仕事が入って行くのは1時間以上遅れた。でも女の子も2人いて、4人で午前2時過ぎまで飲んだ。


飲んでいる最中にも仕事の電話が入った。月曜日に頑張るつもりでいたが、翌日の土曜日に仕事を完成させなくてはならなくなった。もともと土曜日は仕事だったので覚悟はしていた。土曜日には名古屋で大きなパーティーがあって、出席するつもりでいたのだが、1週間前には諦めていた。


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そんな生活だったので、中国語検定4級の試験勉強などできるわけはなかった。もちろん、言い訳で、時間は他にもたくさんあった。ただ逃げていただけだった。せめてもということで、任天堂DSの「中国語三昧」だけは、最後まで終わらせた。


俺の現状の学力を客観的に分析すると、ヒヤリング能力が乏しい。聞き取りが重要な中国語では致命的な欠点だ。文法はそこそこできる。でもまあ、どう考えても受かることは無理だろう。書く方の自信もあまりないし。


改めて、任天堂DSの「中国語三昧」を振り返る。はじめの頃、全く知識がない状態で、半分以上ズルをしながらこなしていた部分が、実は非常に重要だったことに気がつく。もう一回、最初からやれば、そこそこの実力がつくような気がする。


おそらく、試験を受けた後は、司法書士試験にのめり込んでいくはずだが、そしてそうでないと困るのだが、任天堂DSの「中国語三昧」はもう一度最初からやってみたいと思う。もっと好きなときに、時間をかけて、ゆっくりと勉強をしたい。


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日曜日が試験日だった。試験会場は小さな部屋で、5人しか受験生はいなかった。俺以外は全員が女性。


「俺ほどできが悪い受験生はいないんだろうなあ。」と思う。「それにしても、こんな状態でよく、高速道路まで使って受験をしに来たよ、君。」自分を褒めたらいいのか、呆れたらいいのかよくわからない。

 

試験前に解答用紙が配られる。受験番号を書こうかと思ったら、既に受験番号も名前も印刷されている。「便利だなあ。」と思った。


試験は4択で、第1問目から、解答がわからなかった。俺には正解肢が2つあるように思えた。その次の問題は、問題の意味すらわからなかった。


問題は2回読まれるが、俺の場合は、2回目になってようやくおぼろげながら意味がわかるといった有様だった。会話問題など、2回目になって「片方の人は具合が悪かったのか」という根本の問題がわかるといった具合だった。そんな感じだったので、できは非常に悪かった。


大して勉強する気もなかったし、実際していなかったので、俺は4級ではなくて準4級から受験するべきだったと、問題を解きながら考えていた。


長文読解の問題は、有名なジョークだった。空港で大きなスーツケースをもった若者に、時刻を聞く。
「どこの国の時刻?」若者が答える。
「世界中の時刻がわかるのか。」その男は驚く。
「これは電話にもなるんだよ。」
男は、その器械を譲ってもらうことにする。値段は意外と安い。
「じゃあ、これをあげるよ。」
男は若者から器械を受け取る。「それから、これも。」
大きなスーツケースも渡される。
「これは何だ?」
「電池だよ。」


まさかスマートフォンがある時代に、こんなジョークを読まされるとは思わなかった。


時間はたっぷりとあったが、1時間以上残して、教室を出た。これ以上考えても、わからないし、そもそもヒアリングのできの悪さだけで、合格点には届かないことがわかっていた。


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行き帰りは高速道路を使った。ガソリンが少なくなっていたので、試験の帰りはインターに行くまでに給油したかった。でも、ガソリンスタンドが見当たらなかった。


それで、サービスエリアで給油をした。点検をしてくれるというので、いろいろとしてもらった。オイルがすっかり酸化していると言う。交換距離を2回分、スルーしていた計算になるらしい。オイル交換をしてオイルエレメントも交換してもらった。ちょっとびっくりするくらいのお値段だった。


最近、車の調子が今ひとつだな、と思っていた。帰りにアクセルを強く踏んでみたら、久しぶりの流れるような加速があって、意外とオイルって大事なんだな、と思った。


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そして、家に帰る途中で、ヤマダ電機に寄って掃除機を買ってきた。今まで使っていたダイソンのコードレス掃除機が壊れたからだ。ゴミを捨てる留め金部分のプラスチックが折れた。ここが壊れると元の形態を維持できなくなる。ガムテープでぐるぐる巻けば使えるだろうけど、それはちょっとと思っていた。


「コードレス掃除機のおすすめは何?」「東芝のトルネオ。」「昔、使ったことがある。でもすぐにバッテリーがダメになって、もう2度と買うものかって思ったんだよね。」「今度のトルネオのバッテリーはいいですよ。ダイソンよりもいい電池を積んでいます。」


ダイソンより安かったので、トルネオを買うことにした。それでも5万円を超える。
この週末だけでいくら使ったのだろう?飲みに行ったときシャンパンを開けたことを思い出して、それから、ざっくり足し算をしてちょっと考えたら、頭がくらっとした。


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アマゾンのドラマ「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」のシーズン1を見終わった。


ニューヨークのオーケストラが舞台のドラマ。5歳の時から毎日5時間、オーボエを練習してきた女性が、オーケストラのメンバーに入れるのかどうか、才能があるのかないのかが試される。


その女性の物語が1つの軸にはなっているが、そのほかにも指揮者の交代、経営者側との対立、メンバー間の恋、スポンサーとの契約、世代交代等々の問題が噴出する。オーケストラも多世代が男女を問わず、限られた楽器に応募をする熾烈な世界だということを改めて思う。


10話目では、初めてのコンサートに呼んだバイオリンのソリストが、観客を前に「こんな豚どもの前で演奏するのは嫌!」と言い残していなくなってしまう。


昔、外務省の人と話していたとき、国際会議で運動会をすると決まったときに「その日が雨だったらどうする?」という話を真剣に考えるのは日本人とドイツ人だけだという話を聞いたことがある。他の国の人は「そのときに考えればいい。」というらしい。そしてまた、そういう国の人は、とっさに、適切なことを考えることができるのも事実だと。


このドラマでも、新しい指揮者は、どれだけ懇願しても去って行ってしまうソリストを諦めると、バイオリンを持ってこさせて、自分でバイオリンを弾くと言い出す。ただソリストは無理なので、第一バイオリンにソリスト役を頼む。そして、肝心の指揮者はどうするのかというと、たまたま見に来ていた前任の指揮者に指揮を頼むのだ。


確かにドラマではあるけれど、西洋人が臨機応変に対応する姿を目の当たりにして、すごいなあ、と思った。


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福山雅治の映画「真夏の方程式」を見た。


福山雅治がスクープのときとは全く違う性格、態度の物理学者を演じる。正直、物理学っぽいところは、ペットボトル・ロケットの打ち上げ角度程度の話で、他にはほとんど感じない。普通の探偵にちょっとだけ物理のテイストを加えてみましたって感じではあった。


複雑なのは家族間の関係の方で、物理問題はほぼなく、方程式の出番はないようだった。だから正しくは「真夏の家族の人間関係」っていうべき映画だった。探偵が物理学者である必要性を全く感じない。


でも、まあ、普通に面白かった。これで、本当に方程式を使って事件が解決できたら、理系の人たちも「このドラマすげえ」って思うんだろうなあ、と思った。俺もそうなら、そう思う。


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吉野源三郎原作、羽賀翔一漫画の「漫画 君たちはどう生きるか」(マガジンハウス)を読み終わった。


この漫画の原作本は、俺が高校生のときに、当時、名古屋大学の行政法の教授だった室井先生がくれた。父親の仕事の関係でつながりがあったのだ。


高校時代、俺は筒井康隆や村上春樹、椎名誠、糸井重里などの本ばかりを読んでいた。当時の俺にとって、正直、コペル君なんて名前も受け入れがたく、ストーリーもピンと来なかった。コペルニクスについても、俺はカールセーガン博士の「コスモス」なんかを読んでいたので、俺の方がよっぽど知識があった。


数十年を経て、今度は漫画でだが、また読んでみた。驚いたことに、俺は内容のかなりの部分を覚えていた。そして、俺が長いことオリジナルだと思っていたこと、例えば「俺はどうしたって勉強しなければならないんだ」とか「人とはできるだけ仲良くしなければいけない」といったベースがこの本のなかにあったということを初めて認識した。


高校生の頃、読んだときには、ほぼ何も理解できなかったが、人生を歩んでいくうちに、だんだんとわかるようになってきた、ということなんだろう。高校時代の感覚も少し蘇ってきた。あの頃、今くらいの読解力があれば、俺の人生はもっと別のものになっていたのに、そして、きっと室井先生もそれを期待していたのにな、と寂しい思いも持った。


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アニメ「いぬやしき」もアマゾンで配信している6話まで見終わった。正直、テンポが俺には合わない。俺が見たいシーンが短く、見たくもないシーンを延々と見なければならない。


老人の裸もあまり見たくはない。何かすぐに着せてやれよ、と思う。老人にも、高校生にも、性格的にあまり共感が持てない。能力を無駄にしている感がある。


ストーリーもどこか貧弱で、肝心な部分の描写がない。なぜ、連続殺人犯が、高校生だとわかってしまったのかの説明がないので、唐突な感じがしてならない。


親友の部屋の監視も盗聴もできる能力があるのに、親友が裏切って、いぬやしきと会っていることに気がつかないのはおかしいだろう?


それでも見ているのは、そうはいっても、それなりに面白いからだ。見終わった後、俺ならどうするだろう?とよく考える。

 

木曜日の夜、軽く飲んで帰ってきた。疲れていたので、9時台に寝てしまった。


寝過ぎると悪夢を見るらしい。何年かぶりに何かに追われる夢を見た。
それから「気象予報士試験に実は落ちていた」という夢をまた見た。

 

気象予報士登録までしたのに、未だに起きてからも、「今のは夢なのか現実なのか」と考えてしまう。

未だに落ちたんじゃないかという不安から逃れられない。


朝6時頃に起きた。明らかに寝過ぎだったが、金曜日は昼間もずっと眠たくて仕方がなかった。


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中国語4級の試験はもう来週に迫ってきたが、勉強はほぼしていない。
せめて任天堂DSの「中国語三昧」というソフトくらいは最後まで終わらせたいと思っていたが、それすら難しそうだ。


このままでは落ちるのは間違いがないが、最近は、それでもいいか、なんて思っている。
どうも今ひとつ気乗りがしないというのが正直なところだ。


今週の日曜日も仕事だったし、23日の休日も仕事がある。勉強ができそうにない。飲み会もまだあと2つある。


今後のためにも、一度、ダメダメな状態で試験を受けるのもありなのかなと思ったりもする。少しは反省するだろう。


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菅 広文の「身の丈にあった勉強法」(幻冬舎)を読み終わった。


漫才コンビの(といっても漫才を聞いたことはないが)「ロザン」の宇治原じゃない方が書いた勉強の本だ。


彼は要は、自分で無理な勉強をするのではなく、勉強ができる人と賢く付き合うことが大切だということを言っている。決して足を引っ張らない。応援する。まあ、そういう生き方も悪くはないよな、とは思う。


コンビ相手の宇治原は、高校時代毎日11時間の勉強をしていたという。ちょっと考えてみたら、午後4時に帰宅したとして、翌朝3時まで勉強していたことになる。そんなことが可能だろうか?


読んでいて、この菅という人もいい人なんだろうな、とは思った。俺がよく思うのは、結局のところ、世の中では「感じのいい人」になることが大切だということだ。彼は、茶化しながらも、宇治原を真剣に応援する。勉強をすることは大変だから、実際にした人を尊敬するべきだと彼はいう。なるほどな、とは思う。


ただ、俺はどちらかというと、彼がいう馬主よりも、馬の方になりたいと思っているので、あまり参考にはならなかった。ただ、友達ができないくらい勉強をしていた宇治原のことを考えて、俺もそのくらい勉強をするべきだったと反省をした。


俺は高校時代、自分には勉強の才能がないと思っていた。英語は全くわからなかった。「おまえ、ただ勉強時間が少ないだけだよ。ちゃんと勉強すれば、英検2級なんて余裕で取れるくらいの実力がつくよ。」あの頃の俺にそう教えてあげたい。


俺は勉強する前から諦めていたんだなあ、と宇治原の勉強についての描写を読みながら考えていた。俺だって、勉強に時間さえかければ、それなりの大学にも行けたのになあ。そう思って、未知の自分を信じなかった自分の臆病さが、悔しかった。


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福山雅治の映画「スクープ」を見た。なかなか面白かった。


中年のスキャンダル写真を撮るカメラマンの話だ。いつかは、それなりの人間になることを夢見て、そしてなれず、他人のプライバシーを売って儲ける。クズだが、プロで、妥協はしない。


二階堂ふみが出てきたとき、彼女のへなちょこなファッションに、最後まで見続けることができるか不安だったけれど、無駄な不安だった。演技も十分によかった。


脚本も良かった。福山雅治の演技には説得力がある。今まであまり見たことがなかったけれど、これから福山雅治の映画を見てみようかと思った。


ただまあ、期待せずに見たらよかったというレベルで、手放しで素晴らしい映画という訳ではないので、人にあまり薦めはしない。


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2時間を超える長編映画「白昼の死角」も見終わった。


戦後の復興期に、手形小切手詐欺を働く男たちの話だ。
まともに働けばそれなりの稼ぎができた男が、悪の道をひた走る。


昔の話だからだろう。だまされたとわかった老人が、会社に申し訳ないと切腹をする。今では考えられない話だ。


悪は栄えない。もはや戦後ではない、といわれ始めた頃の映画だ。当時の文化やものの考え方を知ることができた。あの頃は、悪人は悪人で、個人が強い時代だったんだなあ、と思った。


それぞれの個性が強烈で、見終わった後とても疲れた。

 

先週、実家から帰るときに、ガソリンが少なくなっているのに気が付いた。それで高速道路のサービスエリアにあるガソリンスタンドでガソリンを入れた。

これで長野に戻れば、しばらく運転することも給油することもないだろうと思っていたんだけど。

いろいろとスケジュールを考えてみたら、今週末しかスタッドレスタイヤに履き替える機会がないことに気が付いた。それで、今週も実家に帰った。

実家の物置から、スタッドレスタイヤを取り出す。ガソリンスタンドにタイヤを持って行く。
まだタイヤ交換に来る人も少ないのだろう。比較的、すぐに取り換えてもらうことができた。

「何か問題ありませんでした?」
「少し、後輪のブレーキパッドが減ってるけど、まだ大丈夫だね。」

今度は実家の物置に今まで使っていたノーマルタイヤを置く。
それから、車で買い物に行った。途中で「今のうちにガソリンを入れておこう。」と思って、別のガソリンスタンドへ行った。

運転席の下にある給油口のレバーを上げる。反応がない。おかしいなと思って外に出て確認したけれど、給油口は開いていない。何度試しても、給油口が開かない。

俺の後ろに、順番待ちの車が迫ってくる。ガソリンは入れられないけれど、仕方がない。ガソリンスタンドの人も近くには見当たらない。
高速道路で給油をしてもらった際、何かを壊されたのだろうか?給油口を閉じるとき、いつもより音が大きいって思わなかったっけ?
運転席に戻ると車を出した。給油口が開かない、なんて問題を誰に聞いたらいいのかもわからない。

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そういえば、昔、彼女が会社の車がパンクしてしまったと、泣きながら電話をしてきたことがあった。俺はパンクくらいで何を言っているんだろうと思っていた。

聞くと、スペアタイヤもジャッキもあるという。それなら、自分で履き直せばいいだろう。彼女はそのやり方がわからないと泣いている。場所は俺がいる場所から1時間くらいのところだった。

「何とかなるから、やってみれば。」

彼女は電話を切った。それからどうなったのか、電話もしなかった。あとになって、父親に電話をして助けてもらったと聞いた。そのときは「ふーん。」と思っていたけれど、今考えてみたら、お父さんは俺よりも遠いところに住んでいた。

途方に暮れていた彼女を投げ出した俺と、救いに行ったお父さん。いまさらながら、「フラれて当然だよな。」と思った。

ただ、その頃は、災害時に現場に急行する、という経験を積む前だった。今なら、すぐに現場に直行するという感覚があるが、当時は希薄だった。いろいろと残念な話だ。そして、また、このタイミングで、この話を思い出す俺にも少し驚いた。

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「よくわからないから、ディーラーへ行こう。」そのまま三菱自動車のサービス店へ行った。フェアの最中らしく、駐車場もいっぱいだった。車の誘導に来てくれた従業員に事情を説明する。店内に案内されて、しばらく待っていたら、別の従業員の人が説明に来た。

「給油口の内側に、板バネが入っているのだけど、そのバネがなくなっている。そういうことがたまにある。修理するには板バネをつけなくてはいけない。」
「その部品は高いんですか?」
「162円。」
「技術料は?」
「無料です。」

ただ、部品が手に入るのが日曜日の午後3時以降になると、申し訳なさそうに言う。本当は日曜日の朝、早いうちにまた長野にまで帰りたかったが、その時間まで実家にいることにする。

帰るときに「今日はフェアの日なので。」とパスタとパスタソースを2人前もくれる。「たぶん162円よりも、こっちの方が高いよ。」と言ったけど「そういう日ですから。」ということだった。

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それから市役所に行って、暗証番号を5回連続で間違えてロックしてしまったマイナンバーカードの解除をしてもらった。

簡単な手続きだった。

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夜、寝ていたら、電話がかかってきた。中学校時代の同級生からだった。

「今、飲んでいるから来ないか?」
同級生3人で飲んでいるのだという。迷ったが、行くのはやめにした。
「もう俺たちも年を取って、いつ死ぬかわからないから、また飲み会をしよう。」
「うん。そうだな。」

それから、なかなか寝付けなくなった。3時間くらい、本を読んだりドラマを見たりしていた。「ミスターロボット」の3シーズン目が徐々に配信されている。すでに配信された分だけで、中毒になりそうだ。ますます、寝られない。1時くらいまで起きていた。

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清野とおるの「ウヒョッ! 東京都北区赤羽」(アクションコミックス)を全5巻読んだ。

赤羽に住み、赤羽に暮らしている人のことを漫画に描いているだけなのだが、面白い。作者の人柄もにじみ出ている。いい人なんだと思う。

俺は昔、板橋区の志村第四小学校のすぐそばに住んでいたので、彼がそこに通っていたと描いているのを見て、親近感を感じた。

自転車でたまに行く程度で、そう何度も赤羽駅には行かなかったけれど、こういう土地柄だったことを初めて知った。俺も赤羽に住むべきだったかなあ、なんて思ったりもした。

ここのところ、眠たくて仕方がない。夜はなかなか寝付けないが、朝、起きられない。
試験勉強をしていた頃は、それでも目を覚ましたものだが、最近は起きない自分を許してしまっている。


金曜日は、自分に寝たいだけ寝させてやった。ホットカーペットなど、アマゾンに配達を依頼していたのだが、パジャマのままで荷物を受け取った。


掃除機をかけて、ホットカーペットを敷いてカバーをかける。整理整頓をして、そしてまた寝た。


起きてからも、ベッドを離れず、キンドルで映画やドラマを見て、漫画も次々と読んだ。キンドルを見ながら思っていたことは、今の職場は俺に向いてないということだった。とりわけ、雑紙プレイボーイの黎明期のドラマで、創刊者のヒュー・ヘフナーが、人気雑誌のエクスワイア誌に勤めていた頃、5ドルの昇給を認められずに辞めるシーンを見たときには「たまらなんな。」と思った。


職場のことを考える。いい奴ばかりがいるわけじゃないのはわかっているが、どうしてこんな奴を雇ったのかと思う奴が、自覚もなくあちこちで問題を起こしているのを見ると、なんで俺がこいつの上司なのかと頭が痛くなってくる。


そういえば、以前の部下が職場に挨拶に来た。今年は災害が少ないせいか、表情も明るい。「どう、最近?」「不思議なことに、今年になってから損害賠償案件が激減しているんです。昨年はあんなに、苦しんでらっしゃったのに。不思議ですねえ。」まるで、俺が不幸を呼んできていたような言い方をする。


でも、マジで、俺は不運を呼び込んでいるのかもしれなかった。多くの部下がいるのに、どうして俺だけが毎年、問題があることで有名な部下を背負うのか。彼らに共通しているのは、「挨拶ができない。謝れない。感謝ができない。特定の人としかしゃべれない。驚くほど自己評価が高い」ことだ。


今週の夜、寝ているときに、ふと啓示を受けたような気がして、照明をつけて、ノートにその文字を書いて、また寝た。翌朝、そのノートを見てみたら、「不安に怯えず、現実に起きた問題に対応すること。」と書いてあった。「まあ、そうなんだけどさ。」大して、役に立ちそうもない啓示でがっかりした。


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土曜日に実家に帰ったとき、ポストの中に気象予報士の登録証が届いていた。気象庁長官の印が押してある。本物だよな、と思う。


まだ心のどこかで、実は俺は受かっていないんじゃないのか?という疑問が残っている。


きっと、合格発表を待つ間に、もしハガキだったら不合格、合格していれば登録用の分厚い封筒が届く、と思い込んでいたのが原因だと思う。合格証がハガキで届くとは思っていなかったから。


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職場にジャパンタイムズがあったので、読んでいたら、ピコ太郎がトランプ大統領と安倍首相の夕食会に同席することが載っていた。

 

大変だなあ、ピコ太郎も。と思った。

 

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SF映画「オートマタ」を見た。


近未来のアメリカで、第2プロトコルのないAIを搭載したロボットが現れる。人間を凌ぐ能力を持つロボットを人間は破壊しようとする。


その世界ではロボットが、ロボットを作る。人間たちが滅びても、次には彼らが生き残るだろうという余韻を感じさせる。


俺は長いこと、今は氷期のなかの間氷期で、地球はまた氷河期に戻るような感覚でいた。でも、最近は、もう氷河期は来ないんじゃないかと思っている。もう人間活動による加温が閾値を超えてしまったようなそんな気がしてならない。


そういう目で、この映画を見ると、いっそうのリアルさが加わる。人類は、環境を悪化させている。そして人間を凌ぐAIを搭載した殺人ロボットができたら、人類は絶対に勝てないとも思う。


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映画「イップ・マン 最終章」も見た。

今までのイップ・マンとは全く別の視点で作られており、主役も違う。ブルース・リーはイップ・マンの弟子ということだが、師弟愛があったようには描かれていない。


しかし、ブルース・リーがいたおかげで、イップ・マンの動画が今でも見られる。


見終わった後、ちょっとだけブルース・リーの「燃えよドラゴン!」を見てみた。はじめは吹き替えなのかな?と思ったけれど、本当にブルース・リー が英語を話しているのを見て、中国映画じゃなかったのかと驚いた。


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ドイツのドラマ「4ブロックス」も見終わった。

 


ドイツで、犯罪組織を仕切っているアラブ人ギャングが、警察から逃れ、トルコ人のギャング組織と抗争する。


ドイツ市民には永久になれず、堅気の職業にも戻れない。薬の供給も追いつかない状況だ。


切羽詰まった男たちのなかで、暴走する者も抑えきれない者も現れる。逃げ出す奴が一番賢いのかもしれない。そして、そこに潜伏している刑事がいる。


たまらん状況下での濃いドラマで、見終わってすごく疲れた。


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映画「顔のないスパイ」も見た。

 


ロシアとアメリカは未だに暗闘を繰り広げているのだろうか?そんなことを示唆するような映画だった。


アメリカに渡ったロシアのスパイは、今では普通の市民になり、刑事にもなっている状況だ。そこで、本国の指示で犯罪を犯す。


実際にあることなのか俺は知らないけれど、すごい話だとは思った。ただ映画としては、全然大したことはなくて、つまらなかった。俺は、リチャード・ギアと相性が悪いのかもしれない。

 

机にほこりが積もっている。最近、勉強をしていない。
それでも、だんだんと勉強をする感じは出てきた。


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出所が不明の知識で申し訳ないが、満腹すると眠くなるのは、満腹中枢と睡眠を司る脳の位置が接近しているかららしい。


似たような話で、学習と怒りも脳の位置が近いのだという。思春期に、学習能力も怒りも増幅されるのは、互いに刺激しあうためらしい。


幸いなことに、今の職場の人間関係では怒りの要素に事欠かない。きっと脳の奥底で、この状況を打破するために、勉強に火がつくのだと思う。俺は、この昇華のシステムを早めに構築していてよかったと思う。


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日曜日には、また台風が迫ってきた。予報天気図を見る限りでは関東を直撃する可能性もある。


そんななか、俺は某気象予報士学校が主催する「合格お祝いのパーティー」に出席するために品川にあるプリンスホテルまで出かけていった。


その予報士学校では、試験の3週間前に模試があって、僕は今年の8月にその模試に参加した。前日は、仕事でイベントがあって出張していたので疲れていたけれど、ちょうど勉強を頑張っていても前進感が乏しかった頃で、状況を打破したかった。


75分の試験を60分で解き終える訓練をしていた頃で、ときどき手が止まるのは、自分が問題を読み間違えて、絶対に解けない、あるいは途方もなく時間がかかる解答を考えていることが多いことに気づき始めていた。


だから、模試の時には「問題文をよく読んで、落ち着いてゆっくり解け」と自分に言い聞かせていた。ところが、模試のときにそんな解き方をしていたら時間が足りなくなった。落ち着いてゆっくり解くのは間違いなんだと気がついた。


もちろん、本番では「最初から全力で飛ばせ。」と自分に指示を出していた。それで1問目は余裕があったが、2問目はそれでも時間が足りなくなり、時間さえあれば解けた計算問題を1問落としたことをずっと悔やんでいた。


模試を受けて気がついたことがもう一つあった。それは、天気予報に対する真摯な態度だった。俺は、それまで過去問でも、日本海に5ミリの雨が降る理由を答えろ、なんて問題だと「その雨は何の被害も出さないから、考えなくていいだろ。」なんてすぐに考えてしまっていた。でも、そうではなくて「この雨がどうして降ったのか説明できる?状況的には高気圧に覆われているのにおかしいでしょ。きちんと考えましょうよ。」と考えなければいけないのだと、模試の解説を聞いているときに教えられた。それで勉強のときの心がけを改めた。その後から、少しずつ、真摯に問題に向き合うようになった。そうでなければ解けない問題も多いことに気がついた。


今回、パーティーに参加したのも、そのお礼を言いたかったということが主眼だった。もちろん、こういったパーティーに出ることなんてもうないだろうからとか、気象予報士の世界をちょっと見てみたいといったスケベ根性があったことは否定しないけれど。


それで、日曜日はパーティーに出かけていき、昼から飲んだ。パーティーというのは半ば口実で、実はネットの番組を録ることが目的だったことを行ってから知った。どうやら知らなかったのは俺だけで、講師の先生は、そういった番組で有名な人のようだった。俺も合格体験の話をした。俺の話なんか聞きたい奴がいるとも思えないけれど、一応、話しはした。


受験の時のノートを持って来いというので持って行った。俺のノートはすごくシンプルなのだそうだ。「余計なことが書いてない」のだそうだ。そうだと思う。

                                                             
気象学のバイブルで「一般気象学」という本があるが、そこに出てくる計算式を偏微分を使って検算したと言う人や、実質的に1回で最終合格までした人など、いろんな人がいた。そういう人の話を聞くのは楽しかった。話し上手な人が多いなあ、とも思った。講師の先生の話もためになった。合格にたどり着くための道は、いろいろあることがよくわかった。


でもまあ、何というか、もう終わった試験のことだから、俺は思ったよりも気分が乗らなかった。


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映画「その女諜報員アレックス」を見た。

テンポがあるアクションで、目を見張るようなシーンもあるんだけど、全体的には脱力するようなアクション映画だった。


見終わった後、何がいけなかったのかといろいろと考えてみる。すごいアクション映画になる可能性だって十分にあったはずの映画だった。的確な指摘ができなくて残念だが、覆面銀行強盗なのに、人質全員の目の前で素顔がばらされてしまう辺りから、どこかへなちょこな気分になった。


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山本浩司の「司法書士試験必勝「力技39」」(日経BP社)を読み終わった。

1日6時間の勉強を4か月続けると、司法書士試験に受かることができると、作者は言う。


一般性があるのかないのか、俺にはよくわからない。俺が証明してみせたくても、仕事があるからそんな勉強時間は取れない。「学生の頃はあんなに時間があったのに、無駄に使ったよなあ。」後悔ばかりが頭をよぎる。


それでも、チャレンジしたい気分にはさせられる。司法書士試験は、勉強の能力試験ではなく、実務試験なのだという言葉に重さを感じた。


11月の中国語検定までは勉強するつもりないけど、それが終わったら、本当に司法書士の勉強を始めたい。

 

気象予報士の試験に受かって、次は中国語と英語の勉強をするつもりだった。そして1月にウイスキー検定を受けるつもりでいた。


ところが、全然、モチベーションが湧かない。中国語の試験はもう申し込んでしまったから受けるにしても、英語とウイスキーの試験に真剣に取り組む自分の姿がよくイメージできなかった。


語学の勉強は、どこかダラダラとやっている感がある。すごく長距離を歩くイメージだ。それに対して、数学的な試験は、ハシゴを上に登っていくイメージがある。今の俺には、長距離を歩くような勉強をする気力がない。


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「俺、何の勉強がしたいんだろ?」考えてみた。


それなりの難しさがあって、マークシートがあって、実技があって、という試験を考えていたら、司法書士試験を思いついた。今までも、何度もトライしているが、そのたびに諦めていた。


今までの挫折の主な原因は、記述試験の勉強方法がよくわからなかったことだ。気象予報士の実技問題を解く間に、こういった問題の勉強方法もつかみかけたような気がする。


民法も大改正になり、どうなることやらよくわからないが、中国語の試験が終わったら、本格的に司法書士試験に取り組みたい。


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気象予報士に登録することにした。オンライン登録ができるというので、試してみた。ところが思ったよりも難しい。


マイナンバーカードを持っていたので、それをカードリーダーで読み込んで、証明書の代わりとして登録するつもりだった。ところが、実際にやってみたら、マイナンバーカードのpinコードがわからない。


5回連続して失敗したせいで、とうとうマイナンバーカードがロックされてしまい、使えなくなってしまった。


オンライン登録は諦め、文書で登録することにした。それには住民票が必要になる(俺の勘違いかもしれない。もしかしたら、いらないのかも。さっき、説明を読み返してみたら、そんな気もしてきた。)。

 

土曜日にはわざわざ高速道路を使って、実家のある市役所へ行った。住民票を出してもらい、ついでにマイナンバーカードがロックされた話をした。

 

ロックの解除には特定の日に市役所へ行く必要があるのだそうだ。


気象予報士登録に必要な書類で、手に入れるのが難しいのは住民票だけだった。土曜日のうちに再び長野まで帰って、必要な書類を全て整えた。日曜日に提出をすることにした。


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日曜日は朝から雨だった。台風が迫っている。


昨年なら、気象庁のホームページに出ている台風の赤外画像から目が離せなかったが、今年の仕事では台風被害の責任がないので、天気図を見る目にも真剣さが足りない。


超大型というのは秒速15m以上の強風域が半径が800km以上の台風のことをいい、「非常に強い」は最大風速が(最大瞬間風速ではない)秒速44メートル以上、54メートル未満のものをいう。試験直前には、この最大風速を瞬時にノット単位に変換できたし、そもそも区分をノット単位でも覚えてしまっていたのだが、今ではノット単位にするのに、2分くらいかかりそうだ。


俺の後任も、今頃は祈りながら、職場で気象庁のホームページを見ていると思う。そうでなければ家で、緊急電話がかかってくる電話を重い気分で見つめているんだろう。よくあんな仕事に4年間も耐えたよなあ、と思う。「○○崩れました!すぐに来てください!」今でも電話が鳴ると、そういう話じゃないかと一瞬、どきっとする。


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日曜日に、郵便局に寄ってから、職場へ行った。
1時間くらいの残業を予定していたのに、帰れたのは夜の10時45分。


残業代は出ないので、代休をくれるそうだ。
俺、夏休みも休めなかったのに、代休をもらってもなあ。


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スタート・アップのセカンド・シーズンを見終わった。


今回のテーマは、完全に身元がわからないネット取引システムの構築と、そこへの顧客の取り込みだ。多くの欲望と、野心が絡み合う。力が強いものは弱者を痛めつけ、殺してしまう。


途方もない話なのに、リアリティもしっかりと感じる。アメリカ社会の一端を知ることができる。これに近い話が、実際にあるようにも感じる。


ドラマといえば、キンドルで日本のドラマ「ドクターX」も見てみたけれど、俺には良さがよくわからなかった。有能だとしても、態度が悪すぎると思う。


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土曜日の夜、長野で中国映画「唐山大地震」の上映があって、見に行った。


唐山大地震で生き別れになった母と娘の物語だ。演技が素晴らしかった。泣ける映画だと聞いていたが、本当に泣けた。いい映画なのかはよくわからないが、心を打つ映画ではあった。

 

金曜日の夜、飲み会に誘われていた。でも職場でゴタゴタがあって俺は行けそうになかったので、断っていた。

ところが、多くの人が手伝ってくれて、いろいろな準備がスムーズに行き、急に暇になった。それで飲み会に参加した。久しぶりに会う人たちと、かなり飲んだ。随分とお金も使ってしまった。

土曜日は当然のことながら二日酔いになった。金曜日は、一応、かなり最後の方まで記憶がある。この程度の酒でも、こんな二日酔いになるのかと、多少のショックがあった。

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気象予報士の試験に受かったことを、どうしても黙っていることができなくて、今週は7人もの人に(さっき数えてみた)、「自慢話してもいい?」と声をかけて、受かったことを伝えた。

皆、一様に、驚く。「そんなに勉強が好きだったっけ?」と言われたりもした。この試験は難しいということが、どうも俺の予想以上に広まっているようだった。

ただ「合格率5%位なんでしょ。」と言われると違和感も感じる。確かに、そうかもしれないが、数字のマジックがある。

今回の俺のように一般試験と専門試験が免除になっている、実技試験を受けるだけの人は、実はそんなに合格率は低くない。36%くらいだ。3人に1人は受かる計算になる。

俺はそのことを知っていたので、実技だけの試験を受ける会場で「このクラスの3分の1に入ればいいんだ。」と何度も考えていた。合格率が36%もある試験なら、今まで何度も受けてきただろ?と思っていた。

今になって思うと、やはり一気に最終合格というのは、よほど勉強時間に余裕がある人でないと無理だと思う。まずは、一般と専門の勉強を集中して、どちらか、またはその両方が受かった後から実技の勉強につなげた方がいい。

俺は実技の勉強の仕方が最初は全くわからなかった。途中から解答用紙だけをコピーして、毎日、過去問を1題ずつ解いた。でも、いきなり解けるわけはないので、解説や解答を見ながらほぼ書き写した。理解ができれば、1回目は時間はいくらかけてもいいことにしていた。

そして、翌日、同じ問題を解く。昨日、解答したばかりなのだから、さすがに覚えている。実際には75分の試験だが、60分を切る感覚を身につけるというのは本当に必要で、その感覚もこの勉強で身についた。

ただ、だんだんと、受かった喜びも冷めてくる。そして、酔っ払ったときに次の中国語検定4級の試験を申し込んでしまい、支払いまで終えてしまった。まだ何にも話せないし、勉強していないのに。

その検定は11月。自分の頑張りに期待したい。

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「リベンジ ファイナルシーズン」を見終わった。
このシーズンは最高に面白く、どんなに見ても続きが気になって仕方がなかった。

天才ハッカーが味方についているから、殺人罪を認めてしまって、刑務所に入っちゃった方が脱獄が簡単、なんて設定には笑ったけど。

でも、本当に楽しかった。しばらくはリベンジ・ロスが続くのかなあ、なんて思っていたけれど。

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次に見始めた「スタート・アップ」のセカンド・シーズンもすごく面白い。
こんなにドラマばかり見ていて、勉強は大丈夫なんだろうかと心配になるほどだ。
 
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映画「イップ・マン」も見た。
 
前回は日本が敵だったが、今回の敵は英国だ。
舞台も香港へと移っている。
 
イップマンは香港の拳法使いのボスたちにもいじめられるが、さらにその先に、イギリスのボクサーが立ちはだかる。
ボクシング対中国拳法の闘いになる。
 
可もなく不可もないアクション映画だったが、最後まで楽しめた。
 
 
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勉強の記録

中国語検定頻出問題集(高橋書店):準4級第5章、4級第1章から4章まで。

気象予報士試験の結果は10月6日に実家に届くことになっていた。6日は出張があって、夜に実家に帰れなかった。それで7日の朝、実家に向かった。結果は既に、実家のポストに配達されているはずだった。


最近、勉強を全くしていなかった。落ちていたら、すぐに気象予報士の勉強に取りかかる必要があるからだ。気象予報士の次の試験は1月で、夏と比べて、落ちたとわかってからの期間が短い。しかも次回は一般分野の勉強もしなければならないから時間が足りない。


ただ、正直、いまさら一般分野の勉強をする気にはなれなかった。一般分野の勉強をしていた頃は、渦度や圧力に関係する公式を暗記していたが、再び覚えるのは嫌だった。


実家まで車の運転をしながら、不安だった。落ちていたら精神的に自分が持たないような気がした。実技の試験問題は2問出るが、1問目は自信があった。でも2問目は計算問題を1問残したまま終了していた。そして、答えが不安なところもいくつかあった。


おそらく、受かっていたらポストには気象予報士の登録用のための冊子が、落ちていたらハガキが入っているのだろうと想像をしていた。何がポストに入っているかで決着がつく。


車を家の近くに駐車して、実家に向かった。ポストを開けたら、冊子が入っていて、一瞬、嬉しかったが、試験とは関係がない冊子だった。気象予報士の結果はハガキで届いていた。


家の中に入って、がっかりしながら圧着されているハガキを開いた。結果はどうであれ、俺なりに全力を尽くした結果だった。


当然、不合格の文字が入っていると思っていたので、そのハガキが合格証明書だとは思わなかった。随分遅れて、受かったのだと思った。合格したら冊子が来ると思い込んでいたので、なかなか信じることができなかった。


その日の夜は飲んだ。キープボトルを入れ直して、シャンパンも開けた。ママと来年の1月に東京でウイスキー検定を受けようか、なんて話しをした。


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次は英語と中国語の勉強をする。まだ、頭が数字に親和性があって、語学の脳になってないけど、段々と替わってくると思う。


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ユヴァル・ノア・ハラリの「サピエンス全史」下巻を読み終わった。

一般向けの科学書としては、僕はカール・セーガン博士の「コスモス」の方が遙かに優れていると思うが(そう言えば、ジャパンタイムズに「ボイジャー」の話が載っていた。カールセーガン博士がボイジャーに載せた「宇宙人への手紙の話」のなかで、彼の息子の話にも触れていた。息子も科学者で名前はニックというらしい。)この本は歴史書なので、比較すること自体が誤りなのかもしれない。


後半の筆者の主張がなかなか素晴らしく、とても参考になった。


特に、エネルギーが枯渇することはないという主張には驚いた。もともとE=mc*cの公式のとおり、質量があればエネルギーはある。取り出し方がわからないだけで、数10年に1度、科学の社会に変革が起きて、それを取り出す方法が解明される。


今までも、木がなくなっても、石炭が、石炭がなくなっても石油が、石油がなくなってもウランが、というようにエネルギーの源は次々と変わりながらも枯渇はしなかった。そういうものだと言われれば、そんな気もしてくる。


それから、現代の金持ちは「投資」、貧乏人は「消費」とに分業が進んでいるという指摘にも、確かに、と思った。テレビがいい例だ。投資家はとにかく、我々に買わせたい。自分の投資が無駄にならないように。そして、その消費で幸せになっている姿を体現するのが芸能人。そういう仕組みか、と納得した。


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映画「イップ・マン序章」も見終わった。ブルース・リーの師匠の話だ。


戦争で中国を占領した日本を辛辣に描いているが、似たようなことはあったのだと思う。何度も見てられないなあ、と思ったけれど、こういう歴史は加害者側も辛い。

 

映画自体は、可もなく不可もなくという感じだったが、映画に出てきた木でできた叩く模型を、

僕も欲しくなった。買う予定は全くないけれど。

 

↑これが欲しい。


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リベンジのシーズン3を見終わった。

 

 

一般的には評価は低いが、僕は十分に楽しめた。そして今はシーズン4を見ている。展開が早くて、こんな脚本を書ける人がいるのか、と驚くばかりだ。

 

 

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勉強の記録

 

今週も、勉強時間0。

でも、そろそろ始めると思う。

 

実家の近くの方が亡くなったと連絡が来た。同じ組合なので葬儀を中心に、いろいろお手伝いをしなくてはならない。俺の家族は早くに亡くなって、今まで葬儀のお手伝いをしてもらっていたから、今度は手伝わなければならない。


なかでも大変なのは、他の組合に連絡の通知を出すことだ。各組合の長の家を回らなければならない。配られた組合の長はそれを回覧板で回すという仕組みだ。


木曜日がお通夜で金曜日が葬儀だった。俺は水曜日の夜に帰ったが、既に手配が済んでいて、各組合には連絡済みだった。


今回は、僕は組合長でもないので、木曜日の通夜はほとんど関係がなく、金曜日の葬儀のお手伝いがメインだった。


木曜日はぽっかり空いたので仕事をした。


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上司から、数10ページの昔の資料をデータ化するように頼まれていた。最初は数ページの資料を「申し訳ないが、打ち直してくれ」という話だった。


俺は自分のパソコンを職場に持っていってOCRソフトを起動した。6年ほど前、かつての職場で、どのOCRソフトが最も読み取れるのか試したことがあった。その結果、パナソニックの「読取革命」が最も読めることがわかった。当時としては段違いだった。今はどうなのかしらないが、未だに僕は、自分でOCRソフトを買うときも「読取革命」にしている。


資料には文章のほか、表やグラフも入っている。だから、場合によってはエクセルも使わなくてはならない。もちろん、文章そのものだって、完璧に読み取れるわけではない。数字の1なのかアルファベットのIなのかiなのか、小文字のLなのかは、人間が判断しなければならない。閲覧の閲と開催の開など、読み間違える漢字も多い。


それでも、OCRの威力は抜群で、上司もその処理のスピードに驚いたらしい。残りは自分で昔の資料から抜粋するつもりだったようだが、一気に読み取らせた方が速いと思ったのだろう。それで大量の資料のデータ化を任された。


文章自体は、そんなに時間がかからない。問題となるのは表とグラフ。表は元の資料では不必要な罫線が抜いてある。でも、そのままだと表だと認識せず、図形だと判断してしまう。それで、読み取り時に、罫線を引くという作業をしなければならない。元の資料に罫線を加えてもいいし、パソコン上でレイアウト時に加えてもいい。それから、グラフはそのまま画像として読み取るのも芸がないので、データを基に作り直す。困るのは、元のグラフが間違っているときだ。拾ってくるデータが違っている。間違えたままのグラフを作ってもいいが、作り直すべきだと思って作り直した。


これが、意外と時間がかかる。数時間などあっという間に過ぎてしまう。木曜日はいつの間にか消えてしまった。


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葬儀では、受付の後ろの部屋での作業を担当した。オペレーターの人が香典袋のスキャンをしやすいように、水引を外したり、金額を明記したりする仕事だった。


そんなに忙しくもなく、オペレーターの人とも話をした。名前は薄墨よりも普通の墨の方がスキャンがしやすいということだった。最近は、御霊前やご香料などの切り替えができるように名前を書く部分が帯の形のものがあるが、しっかりと留めていないと、その帯がどこかにいってしまったり、誰のものなのかわからなくなってしまうことがある、という話も聞いた。


なかに入っている金額が高額なのに印刷の袋だと、あれ?と思ったりする。「金額が高額なときは、立派な水引を使っていただきたい。外見で、それなりの中身がわかるように。」などと勝手なことを思ったりした。


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土曜日は姉の家に寄った。

話をしていたら、東京で仕事をしている姪から姉に電話がかかってきた。途中で、俺に代わった。

「彼女できた?」

「俺のことはどうでもいいけど、君はできたの?」

「できてないけど、私はすぐにできるからいい。」

「俺もそうだ。」

「ふーん。」

彼女は笑っていた。

「元気か?ならいいや。」また姉に代わった。

 

それから長野市に戻ってきた。仕事の続きをする。日曜日にはほぼ完成させた。白黒の資料は持ってきたが、元の資料はカラー印刷。カラー印刷のものを見ないとわからない表があって、それだけは完成できなかった。


でも、月曜日に職場に行けば、10分で完成させられると思う。


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映画「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら」を見た。


よく最後まで見たと思う。ひどい映画だった。まず、主演のマネージャーになる前田敦子が小学校時代はエースで4番だったという設定に驚いた。今時の小学生のエースで4番が、小さな女の子じゃおかしいだろ。せいぜいあっても、ナックルボーラーとしてのピッチャーくらいで、4番は無理。この時点でキャストを代えるか脚本を代えないとリアリティがなくなる。それこそ、映画に対する真摯さが足りない。


やっぱりアイドルとして求められているものと、女優として求められているものが違うのか、演技にトゲがあって見ていて辛かった。彼女は俺の死んだ姪によく似ていて、ついつい見ちゃったけど、ちょっとなあ、と思った。

 

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○勉強の記録
 

今週、まさかの勉強時間0。理由は簡単に言うと「忙しかったから。」。
社会人になると、よくこの「忙しい」ということを理由にすることが多いが、「忙しい」という理由は、忙しくない人もよく使うので注意が必要だ。


本当の理由は、気象予報士の試験の結果が心配で勉強に身が入らないってところかなあ。語学をはじめても、もし落ちていたら、気象予報士の勉強にすぐに入るだろうと思うと、腰が引けてしまう。かといって、受かっているかもしれない気象予報士の試験勉強にも身が入らないんだよなあ。


そんなわけで、勉強時間0。記録を取っててよかった。俺、自分がこんなに勉強しない奴だなんて初めて知った。今から、でも、少しはします。

 

職場の女性が乗っている自転車の空気が抜けた。見に行ったら、明らかにおかしな方向に空気のバルブが出ている。通常は、空気バルブはタイヤの内側に向かって、タイヤからほぼ垂直に立っているが、45度くらいの角度になっている。

ペンチで無理矢理、位置を直してみた。改めて空気を入れ、タイヤごと水を張ったビニール袋に入れてみる。気泡が空気バルブの下から連続して出てくるのが見える。

「パンクしてるね。」

パンク修理をすることにした。アマゾンでパンク修理キットを買った。始業の1時間ほど前に会社に行き作業をする。まずタイヤをリムから外して、チューブを取り出す。洗面器に水を張って、チューブに空気を入れてパンクの箇所を探す。

信じられないことに、パンクしている箇所は、4カ所で収まらなかった。パンク修理キットに入っているパッチでは足りなかった。パンクした後も、そのまま走り続けたのかもしれない。ぶつくさいいながら、再びチューブをタイヤの中にしまう。土曜日に100均でタイヤのパッチを買って、再び修理をすることにする。何度もタイヤをリムから外したり、はめたりしているうちに、とても素早くできるようになった。

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仕事は、一段落をして、今は書類の整理等にも時間を割けるようになった。忙しいときにはそんなことを考えることもないが、書類整理をしていると「何をやってるんだろうな、俺は。」という気分になる。俺は、書類整理はかなりうまい方だ。どのファイルに、何が入っているのか、記録も取っていく。俺は「見つからない書類は、ないのと同じ。」だと思っている。

勉強でも恋でも運動でもいい。何か生きているという実感がない。きれいに書類整理ができて、それはそれで大事だけれど、俺がやらなくちゃいけないことなのか?と思う。「なんだか、死んでるみたいだな。」最もつまらない生き方を選択したような気がしてくる。

「どこで失敗しちゃったんだろうな。」過去を思い返してみる。思い当たることが多すぎて、考えるのをやめる。俺は、いつの日にか「この仕事でよかったな。」と思えるような仕事に就くことができるのだろうか?

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夜、電子レンジに餃子を入れて温める。3分経ったので取り出してみたら、まだ凍っていた。もう1度やり直す。庫内が明るくなり、優しい黄色の光で、いかにも温めているように見えるけれど、全く温まっていない。壊れていることに気がついた。

それから、何度も試してみたけれど、電子レンジが復活することはなかった。アイリスオーヤマの数千円の電子レンジだった。買って6か月も経たないうちに壊れたが、修理に出すのも面倒で、買い換えることにした。たとえ数日でも電子レンジなしで暮らせる自信もないし。

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土曜日の朝は、忙しかった。先週も旅行だったので、2週間分、溜まったクリーニングを出しに行く。しかし、店は閉まったまま。

「休みは日曜と祝日だけのはずだろ。土曜日も休みにしたのか。」

独り言を言いかけて、土曜日は秋分の日だったことに思いが至る。重いバッグを担いだまま、100均に行ってパンク対応のためのパッチを買う。

正直、100均がこんなに魅力的な場所だということを知らなかった。こんなに品数が豊富だったとは。なくて困っていた割り箸なども買った。ほかにも何品か買ったが、それでも千円もしなかった。

いったん、家に帰ってから、会社に行く。会社の外の駐輪場で全ての仕事ができるように、前日から水を入れたビニール袋と洗面器を自転車の前のカゴに入れておいた。道具は、家から全て持っていった。まずは、洗面器にビニール袋のなかの水を入れて、水を張った。

しゃがみながら自転車のパンク修理をしていたら、腰を痛めてしまった。今まで、人が腰を痛めているのを見て気の毒だと思っていたが、このタイミングで俺も痛めるとは。痛くてたまらない。しゃがめなくなったので、両足を投げ出して地面に座り、作業をしていく。

パッチは5カ所に貼った。チューブに空気を入れて、水を張った洗面器に入れてみる。もうどこからも気泡があがってこない。再び、チューブをタイヤのなかにしまい込む。もう慣れたものだ。

自転車を立てて、空気を入れ直す。駐輪場の所定の位置に自転車を移動して鍵をかける。工具を片付けて、洗面器の水を捨てて、会社から去った。すべて駐輪場で仕事をして、会社内には一歩も入らなかった。

そこから自分の駐車場に行って車に乗る。家に立ち寄り、壊れた電子レンジを積み込む。それからヤマダ電機に行った。6000円もしない電子レンジがあったので、それを買った。

「買い換えなんだけど、壊れた電子レンジは下取ってくれるよね。」
「有料になります。」
「でも、おとといの広告には電子レンジの買い換えは下取りしますって書いてあったよ。壊れていてもいいって。」

店員がついてこいと言うので、ついて行った。おとといの広告を確認する。
「ここに、書いてあるよね。」
その店員は、まわりの店員に確認をして、無料で下取りしてくれることになった。
「あさってからは有料になるんです。」負け惜しみのように店員が言う。
「それは、俺はどうでもいいや。」

新品の電子レンジは、車まで店員が運んでくれた。普段なら断って自分で運ぶのだが、腰が痛くて、そんな気が湧かなかった。

帰りにスーパーでビールを3缶買った。腰が痛くて、耐えられなくなってきた。家に帰ったら、ビールを飲んで寝てしまうつもりだった。

ビールを3缶飲んで風呂に入った。その間に職場から電話がかかってきていた。
腰は痛いし、頭はもうろうとしているし、体は休みたがっているし、職場に行くのは無理だった。それでも電話を折り返してみた。こんなときまで、真面目な自分が嫌になった。

「解決したので、もういいです。」つまらなそうな声が聞こえる。
「そうですか。よかったです。」それだけ答えると電話を切って、ベッドに潜り込んだ。それから夜まで寝ていた。

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テレビドラマ「山田孝之の東京都北区赤羽」を全10話見た。

主人公の俳優、山田孝之が芝居ができなくなって、北区赤羽に住み始める。自分探しがテーマのドキュメンタリーっぽい構成になっている。

俺はこのドラマ以外の部分で、例えば山田孝之の「仕事に対する真摯さ」といったものに心を打たれた。

俳優になるには、もちろん、セリフを覚える記憶力や表現力も必要なんだろうけれど、まずは役に対する真摯さが必要だということを見ていてとても感じた。どんなくだらない役にも、決して手を抜かない。その姿勢が、とてもよかったし、俺もこうしなくちゃいけないんだと思った。

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映画「中国の植物学者の娘たち」も見終わった。
植物学者の父親と暮らしていた献身的な娘は、その手伝いに来た孤児院育ちの娘と仲良くなり、同性愛に耽る。

植物学者の父は、死ぬ前にそれを検察官に話し、そして、娘たちは処刑される。
「同性愛で死刑?」
罪刑のバランスを欠くし、社会の寛容性のなさにも、植物学者の父親にも反発を感じた。しかし、そのなかでの人の優しさや、自然の美しさにも気づかされた。

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トム・クルーズのアクション映画「ジャック・リーチャー」も見た。
相変わらずの激しいスタントを、トム・クルーズがこなしているのを見る。腰が痛くなったりしないんだろうか?やっぱするよなあ。

ただ、もう彼も2枚目のスターではない。これからどうやって役を切り替えていくのだろうか。ハスラー3に期待したい。

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小泉今日子と二階堂ふみの映画「ふきげんな過去」も見た。
生活も建物も古くさく、昭和の香りのする映画だった。

俺にはよくわからない映画で、ただ、ところどころで笑った。「もう会わないから。」夜中に窓から男と飛び降りて、闇の中に消えていったテロリストの母親が、近所にあるその男の家で普通に暮らしてたら、娘も混乱するよなあ。

ただ、山田孝之のドラマで学んだ視点で見ていたら、役者の真摯さが伝わってきた。確かに、二階堂ふみくらいの美少女なんて、きっと世の中には山ほどいるんだと思う。その中で、彼女が選ばれるのは、演技に対して真摯だからだ。「真摯さ」って大切な価値観だと、俺は最近、本当によく思うようになってきた。
 
彼女は、混乱したら母親を傘で刺すような、そして、前もって傘の先に犬の糞を塗りたくるような、そんな脚本で読んだとき、「なんだこれ?」という役柄にリアリティを与えている。
 
 
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○勉強の記録
 
今週はますます勉強をしていない。時間はあるはずなのになあ。
気象予報士の発表が近くなってきた。落ちたら一般知識の試験も受けなければならない。今まで一般の試験で落ちたことはないが、改めて勉強をすると思いのほか難しく、こんな勉強を再びやるのかと思うと気が重い。
しばらくは、語学に専念しようかとも思っている。
で、1週間でこれだけしか勉強しなかった。時間にしたら、数10分かなあ。
 
中国語検定頻出問題集(高橋書店):第4章