台風15号が去った後の快晴だった昨日、久し振りに、銀座に出て、藤井佳奈展「天使の羽音」に行ってきました。(於 SASAI FINE ARTS、会期 9月5日(金)~20日(土)日・月休廊)
2018年佐賀大学大学院地域デザイン研究科修了、白日会会員の藤井佳奈さんは、ロリータファッションにこだわり制作をされており、自らもロリータファッションを着こなす、今人気の若手作家です。
私が藤井佳奈さんに初めてお目にかかったのは、8年前の大学院生だった2017年であり、その後、白日会展、グループ展、個展等々で活躍されており、今回の個展は4年ぶり3回目の個展とのことです。
それでは、まず、今回の個展のテーマを代表する2点の作品を紹介します。
「黒い天使」10F(53.0×45.5㎝)パネル、綿布、白亜地、油彩
「白い羽根」10F(53.0×45.5㎝)パネル、綿布、白亜地、油彩、金箔
この10号の大きさの2点は、会場の入口の壁に並べて展示されており、黒と白のロリータファッションに包まれた天使を描いた見ごたえのある作品です。いずれもご自分がモデルの作品であり、特に「黒い天使」の方はご本人の姿そのものの可愛らしい作品です。
白いレースの繊細さ、衣装のひだの一つ一つの柔らかさ、装飾品の輝きなど、シックで華やかなファッションは目を見張る美しさです。
この作品の対面、画廊の奥の壁には、今年3月に開催された第101回白日会展に出展された次の100号の作品が展示されています。
「春告げの庭」100F(162.1×130.3㎝)キャンバス、油彩、金箔
白日会展の会場では普通の大きさの作品ですが、画廊の中で拝見すると、詳細に描きこまれたクラシカルの魅力を併せ持つ、新鮮で瑞々しいロリータファッションの全身の作品は大変見ごたえがあります。
この日、会場には藤井さんが在廊しており、ご自分がお好きという黒いロリータファッションが大変似合っていました。
他にも黒、白の衣装の作品もあるなか、次の赤系の作品を紹介します。
「眠り姫」6F(40.9×31.8㎝)キャンバス、油彩、金箔
また、この作品のピンクの襟元に飾られた真珠の首飾りを描いた次の作品も魅力的です。
「真珠の首飾りⅡ」0F(17.9×13.9㎝)パネル、綿布、白亜地、油彩
そして、こちらの可愛らしい作品も紹介しておきます。
「薔薇の肖像」3F(27.3×22.0㎝) パネル、綿布、白亜地、油彩
このほか、次の鉛筆画の作品は、落ちついた雰囲気の魅力的な作品です。
「鏡の魔法Ⅵ」4F(33.4×24.3㎝)アッシュ紙、鉛筆、色鉛筆)
今回の作品展では、作品一つ一つに思いが込められていることを感じることができ、大変満喫することができました。
参考に、過去2回の個展も当時私のブログで紹介しましたので、今回との違いを確認する意味で紹介させていただきます。
最後に、画廊 SASAI FINE ARTSのHPアドレスを掲載しておきます。











