おはようございます。

2月23日、天皇誕生日の朝です。

この良き日を、心から御祝い申し上げたいと思います。

 

昨日、書店で美術雑誌「美術の窓 3月号」を購入してきたとブログに書きました。

「美術の窓」は、書店で立ち読みするか、時には購入したりするのですが、今回は私がブログを始めた当初から取り上げてきた石井清子さんの作品が掲載されているとのお話を聴き、書店で手に取ってみました。

 

すると、石井清子さんの作品は、今回の100ページ近い特集「かわいい」大研究で80名以上の作家が紹介されている中、その一番最初に2ページにわたり掲載されていました。

「これは凄い!」と思い、他のページをめくってみると、存じ上げている作家の方々(伊勢田理沙さん、荒井克子さん、大谷郁代さん、藤井佳奈さん、植野綾さん、小野彩華さん、中村妃菜さん等々)が数多く紹介されていましたので、これは買うしかないと購入してきました。

 

石井清子さんの作品が掲載されたページを開いたところの写真と表紙の写真を撮らせていただきました。

 

この石井清子さんの作品は、「月の光」という作品で、昨年の第9回日展で展示された作品で、私もブログで紹介させていただきました。石井清子さんは、飼い猫をモデルとして、飼い主目線の素敵な作品を描いており、私が大好きな作家さんです。

 

ブログでは、長い廊下の先にこの作品がちょうど見えていたことなどを書きました。

第9回日展(於 国立新美術館)に行ってきました!(2022年11月)

 

特集では、「かわいい」グラビア1では、猫、犬、鳥、うさぎなどの作品が紹介されています。

その中の猫の中には、石井清子さんのほかに、こちらも私が良くブログで紹介している伊勢田理沙さんの作品が取り上げられていました。

 

こちらの伊勢田さんの作品は、昨年2月に開催された伊勢田理沙さんの個展「ねことくらす」で展示されていた、「縁を紡ぐ」という作品です。伊勢田さんの描く猫たちも絶品です。

「ねことくらす」伊勢田理沙展(於 ギャラリーアートもりもと)に行ってきました!(2022年3月)

 

猫の次は、犬が紹介されていますが、その冒頭に現代童画会の荒井克子さんのパグの作品が2ページにわたり掲載されていました。そこで取り上げた作品は、2020年の第46回現代童画展で拝見した作品でした。

その時に展示された作品です。

「安全湯で踊るパグ犬」 荒井克子 60S 日本画

荒井克子さんは、現代童画展でいつもパグの作品を発表されています。

そして、いつも立体の作品も発表されています。その時の作品はこちらでした。

第46回 現代童画展に行ってきました!(2020年11月)

 

他にもうさぎの作品で、大谷郁代さん清水航さんの作品、津絵太陽さんの雀の作品などが掲載されています。

ここでは、インコ好きな大谷郁代さんのウサギの作品が掲載されていましたので、該当のページを開いたところの写真を撮らせていただきました。

 

また、特集の間に、わたしの「かわいい」オンリーワンというコラムが挟み込まれており、山田雄貴さん(恐竜)、平良志季さん(妖怪)、藤井佳奈さん(ロリータ)、加藤美紀さん(着物)の4人の方が紹介されています。

その中で、ロリータの作品にこだわりを持って描かれている藤井佳奈さんのページを開いたところです。

 

また、「ポージングディレクター中井信之に聞く!絵画にみる「かわいい」仕草」の論説では、鏑木清方、竹下夢二、上村松園、ドミニク・アングルの作品に加え、現在の作家、今井蕎裕さん、山本大貴さん、岩本将弥さん、植野綾さんの作品が紹介されています。

その中で、植野綾さんの作品は、私のブログで紹介したこちらの作品でした。

論説では、植野綾さんのこの作品が、「振り向いた顔に肩が重なっている」という可愛いポーズの一例として取り上げられています。

「正体」 10S(53.0×53.0㎝)

植野綾展「境界線」(於 ギャラリーアートもりもと)に行ってきました!(2022年8月)

 

特集では、「かわいい」グラビア2では立体の作品を中心に、「かわいい」グラビア3ではこどもの作品を中心に取り上げられています。

「こども」の作品には、現代童画会の岡田富士子さんの作品や、白日会の浅村理江さん、小野彩華さんの作品、院展で拝見する王培さんの作品など、様々な作品が掲載される中、最近、日展で気になった中村妃菜さんの作品が紹介されていました。

 

この中で、私がブログの中で紹介した小野彩華さんの作品と、中村妃菜さんの作品を紹介します。

 

「My Little Friend」 小野彩華 第98回白日会展

小野彩華さんは、白日会展で大作を発表されて、とても印象に残っていましたが、この作品は、登場人物、作品の大きさともに可愛らしい作品でした。また、可愛い特集でお目にかかれて嬉しく思います。

第98回白日会展(於 国立新美術館)に行ってきました!(2022年3月)

 

「おさんぽ」 中村妃菜 第9回日展

中村妃菜さんは、昨年の日展でこの作品を拝見して初めて存じ上げた作家さんです。

暖かく、子どもたちの歓声が聞こえてくるようなこの作品に惹かれてブログでも紹介させていただきました。

まさか、美術雑誌の特集でまたお目にかかることができるとは思っていませんでした。

第9回日展(於 国立新美術館)に行ってきました!(2022年11月)

 

以上、石井清子さんをはじめ、私が日ごろから拝見している作家さん、その作品が掲載されている今回の美術の窓の特集を楽しませていただきました。