今日は仕事の帰りに、現在、横浜石川町の画廊ギャラリーアークで開催されている「下重ななみ展~Garden~」に行ってきました。(会期 9月12日(木)~9月21日(土))
下重ななみさんは、日本画を専攻する美大時代から女性画を発表し、かなりの人気を博しており、私のブログで何度もその作品を取り上げてきました。
◯「八月に囁く。」(於 清アートスペース)に行ってきました!
◯KENZAN 2018に行ってきました!(於 東京芸術劇場)
等々
今回の個展は、下重さんが今年3月に大学を卒業し、初めてそれも地元横浜での個展ということになります。
仕事の都合ですぐに来られず、、会期に入って時間が経ってしまいましたので、既にほとんどの作品は売約済みになっており、その人気には驚かされるばかりです。
それでは、作品を幾つかご紹介します。
「Garden」 紙本着彩 S8
今回の作品展の冠となった作品です。
下重ななみさんの作品に登場する女性の美しさはもとより、「Garden」という作品名に相応しい重厚な背景が魅力的です。
「佳麗」 紙本着彩 F4
伏し目がちな目、鼻の線から口元、そして首筋の線・・・・、大変女性らしく、色香を感じる作品です。
今回16点ほど出展とのことですが、私はこの作品にまず目がいきましたし、今回の作品展の中で人気がある作品とのことでした。
「金色に染まる瞳」 紙本着彩 P8
紅葉した銀杏の葉の舞う作品です。
こうした季節感が日本画の魅力ではないかと思います。
「蜜の花」 紙本着彩 F6
此方も背景に植物が描かれており、女性の美しさを引き立てています。
今回の作品展では、絵のサイズが様々であり、また、女性の表情や背景などひとつひとつ工夫が凝らされており、下重さんの挑戦を感じられます。
次の作品は、最も大きい作品です。
「夢を結う」 紙本着彩 F20
そして、女性画だけではなく、鳥や虎の作品もありました。
此方は鳥の作品です。
「始まりの歌声」 紙本着彩 M4
以上、雑ぱくですが、どの作品も、下重ななみさんが意欲的に制作したと感じられ、今後の一層の飛躍を予感させる作品展と思いました。
最後に、ギャラリアークのホームページのアドレスを掲載します。