ブログネタ：島田紳助さん復帰どう思う？
参加中「一度引退して戻るのってどうなんだろうな」
「あら、何かしら、突然。ついに決断をしてしまったのかしら？でも今からもう既に戻る時の事を考えているのは果たして正しい行動なのかしら。あまりにも個性が無くて目立たないからそのようなお騒がせ企画を思いついたのかもしれないけれど、そんな雰囲気を匂わせてしまった時点で辞めると言っても信じてもらえないような気がするわよ。人は意外と本気で言っているのかどうかを見ているものだもの」
「別に僕が辞めるわけじゃないぞ！芸能界とか政治家とか、世の中にはそういう人がいる、って話をしてるだけじゃないか！」
「うるさいわね。鋭い指摘をされて魂胆がバレたからって興奮しないでちょうだい。あなたが希望するなら仕掛け人としてドッキリに協力しても良いと思っていたのに失礼な」
「いや、だから辞めるわけじゃないって言ってるのに。僕は一度辞めて復帰するつもりなんて全く無いぞ」
「ええ、そうね。一度辞めると宣言して戻ってくるなんて考えられないもの。余程努力して、辞める前の自分を上回るような実力を見せ付けなければそんな人の話はもう二度と誰も信じてくれなくなるでしょうね。しかも辞める理由がもし犯罪がらみとか何かしらの不祥事だったとしたら、更に事態は重大だと思うわ。簡単に前言撤回して戻ってくるという事は、再び犯罪さえ犯してしまいかねないと言っているようなものじゃないの。実際に何度も同じような罪を犯して逮捕と復帰を繰り返している芸能人も存在するわ」
「う、うん、そうだな。スポーツ選手とかで戻ってくる人も多いけどな」
「あらそう。何を目的にやってきたのかを見失ってしまって、少し休憩が必要だった、という事なのかしらね。もしくは怪我をしたものの、思ったより早く治った、みたいなケースかしら？ただ怪我をして戻ってくるなら感動に値するけれど、一度途中で引退してしまうと話が違うわね。問題はまた一から新人や若手に混じって切磋琢磨するつもりがあるのかどうかだと思うわ。そうではなくて過去の実績で優遇される事を約束されているのならそんな復活劇は単なる茶番でしかないし、スポーツ好きの人達を感動させる事は出来ないでしょうね。とはいえ、こんな話は今回と関係ないような気がするけれど。それとも会話もスポーツだと考えているのかしら？」
「いや、そういうわけじゃ……って、もしかして僕が辞めるドッキリが始まっちゃってるのか？」
「あら、何の事かしら。【これドッキリじゃないの？】なんてドッキリの番組で口にしてしまうのはかなりの上級者だけにしか許されないテクニックだと思うわ。視聴者が【やはり全部台本通りなのか】と気付いてしまう恐れがあるものね。芸能人である以上、ほんの少しでも違和感を感じた段階でドッキリを疑って大袈裟に面白おかしく気付かないフリをして行動するのが当然だけれど、視聴者は決してそんな事は無いと信じて観ているものなのよ。って、あまり裏側の余計な事は言わずにとっとと引退会見に繋げた方が身のためじゃないかしら」
「おい！僕は辞めないってさっきから言ってるだろ！しかも芸能人じゃないし！」
「うるさいわね。という事はどこがドッキリになっているのかしら？もしかして仕掛け人の私をドッキリに掛けるのが本来の目的じゃないでしょうね。って、私がこうして気付いてしまったらもう何もかも台無しじゃないの。何を考えているのかしら」
「いや、ちょっと落ち着いて聞いてくれ。僕は辞めないし、お前を騙すつもりも無いぞ。そもそもお前を騙すって、どうやって騙すって言うんだ」
「知らないわよそんなの。予想させて外れさせて楽しもうとしてもそうはいかないわよ。二度と私に近寄らないでちょうだい」
「ちょっと待ってくれ！騙す気なんて無いって！」
「……まぁ、いきなり手を握ったりして、何をするつもりなのかしら。いかがわしいわね」
「いや、頼むから信じてくれ。僕はお前を騙したりしないぞ。お前が嫌がるような事をするわけがないじゃないか。約束する」
「あらそう。その約束は果たしていつまで続くのかしら」
「え？そりゃもちろん一生続くぞ。ずっと傍にいるつもりだからな。……って、いててててて！爪を立てないでくれ！」
「騒々しいわね。もう良いから帰りましょう」
「そうか？引退して復帰するとかドッキリとかの話はもう良いのか？」
「ええ、そうね。もう迫真の演技でドッキリに成功してしまったもの」
「え？いつ？……もしかして僕が焦るようにドッキリを仕掛けてたのか？見事にしてやられたな……」
「うるさいわね。私もドキドキしたからもうそれで良いじゃないの」
「今日もクリックボタンは見事に復帰したわよ。よろしくね」
「ツイッター とかいうものを始めてみたわ」
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