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菅総理、何点つけられる? ブログネタ:菅総理、何点つけられる? 参加中


「よく人に点数を付けるような質問があるな」

「ええ、そうね。15点くらいの質問を携えて一体何をしたいのかしら。点数を付けて欲しいなら点数が取れるような人になってから出直してきた方が良いと思うわ」

「こら!今の時点では僕は採点もしてもらえないのか?」

「さぁ、どうかしらね。採点はしなかったけれど、評価は伝えたわよ。それより一体何を話したいのかしら?」

「全く……人に点数を付けたりするのはどうしてなのかな、と思ってさ。例えば政治家とかスポーツ選手とか……」

「あら、もっと多くの人に点数を付けないと不平等だと言いたいのかしら?でも誰も口に出さないだけで既に心の中では知り合い全員に点数を付けたりしているんじゃないかしら。例えば外見に点数を付けたりとか、人間性とか、どれくらい利用出来そうかとか、人それぞれ評価の基準があると思うわ。私も外見と中身の落差という点では100点だったりするでしょうね。って、どうして誰よりも大きな身体なのに連戦連敗して敵前逃亡を繰り返す格闘家のような評価をされなければならないのかしら、失礼な」

「僕は何も言ってないだろ!僕からしたら外見も中身も何もかも100点だからな」

「あらそう。以前も言ったけれど、上限が決まっている中で評価されるのは何となく面白味に欠けるわね。でも評価するうえで何一つ欠けていないというのを表現するには上限を設けなければならないし、あなたのように言葉の足りない人が私を褒めるにはそうでもしないと難しいのかもしれないわ。だからと言って上限に達してしまった私が上機嫌になるかどうかは別問題よ。ちなみに実は【じょうげん】という元号が使われた事が過去に2回あって、【貞元】と【承元】はそれぞれ平安時代と鎌倉時代の元号ね。どちらも2年とか4年しか続かなかった事からも分かるように……」

「ちょ、ちょっと待った!いつの間にか【じょうげん】の話になっちゃってるぞ!」

「うるさいわね。決して上限の私が上機嫌で口が滑らかになっているわけではないわよ、何を期待しているのかしら。上限に達するのはきっと思ったよりも儚い事なのよ。過去の元号がたったの2年と4年だった事からも分かるように……」

「ちょ、ちょっと、じょうげんの話はもう良いって!……うーん……何だかずいぶん機嫌が良くなった気もするけど……あんまり触れない方が良いかな……」

「何をごにょごにょせっかく肉じゃがを作ったのに、食べた全員から【このカレー美味しい】と褒められて真実を言うタイミングを逸してしまった男のようにつぶやいているのかしら、気持ち悪いわね。とにかく何を話したいのかしら?今の私はどんな話題でも受け入れてしまうくらいに平常心よ」

「そ、そっか。じゃぁあえて訊くけど、今の総理大臣は何点くらいなんだろうな」

「あら、そんなの0点に決まってるじゃないの」

「え?0点?それはまた厳しいな」

「あら、そうかしら。でも歴代の総理大臣は全員0点よ」

「そ、そうなのか?人によって政策も違うし、好景気とか不景気とかの差もあるような気がするけど」

「ええ、そうね。でも政治家なんて皆とんでもない理想的な事を言うのが上手じゃないの。それこそ満点の国家ね。でも総理大臣はそうはいかないわ。国民全員の希望を叶えるだけの国力を持った国家なんて一つも無いし、必ず多くの人の理想や希望を切り捨てていかなければならないのよ。だから0点ね」

「なるほど……そういう点では政治家に限らず多くの人の上に立った途端に0点になる人が多そうだな。全員の希望や期待に応えられる人なんてほとんどいないような気がする」

「そうね。企業とかの中には違う人もいるかもしれないけれど、ほとんどいないでしょうね。でもあなたは違うと思うわ」

「えっ!?そ、そうか?そんなに偉大な人に思われてるのか……」

「……何を言っているのかよく分からないけれど、あなたは人の上に立たなくても0点だものね」

「こら!それじゃもう最悪じゃないか!いくらなんでも酷いぞ!」

「うるさいわね。あなたの点数は全て私のものだもの。他の人にとっては0点にしかならないじゃないの」


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