【会話ブログ】食事を給わる精神は持っているけれど | 【会話ブログ】

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もう1回食べたい給食メニュー ブログネタ:もう1回食べたい給食メニュー 参加中


「最近ちょっと思うんだけど、たまには給食が食べたくならないか?」

「あらそう。どうしてそう思うのかしら」

「いや、毎日こうして弁当を食べるのも美味しいんだけど、給食の時だけしか食べられないメニューってのも懐かしいな、と思ってさ」

「あらそう。以前 もそんなような事を言っていたわね。自分で作れば良いじゃないの」

「うっ、そういえば前回もそう言われたような気がする。でも大勢で同じメニューを食べるって状況も今思うと貴重だったんじゃないかと思うぞ」

「そうかしら。どのマクドナルドへ行っても皆でハンバーガーとフライドポテトを食べているわよ。飛行機に乗れば皆が同じ機内食を食べているし、それと何が違うのかしら」

「ううっ、でもやっぱりほら、全員が顔見知りってのとはまた少し雰囲気が違うじゃないか」

「あらそう。あなたは結婚式に出席した事が無いのかしら?多くの知り合いが同じ料理を食べているわよ。それと何が違うのかしら」

「うううっ、じゃぁもう良いか……」

「ちょっと、真実を言っているだけなのにまるで私が嫌がらせをしているみたいじゃないの、失礼な。何でも良いから話したければ話せば良いのよ。私が何もかも頭ごなしに否定していると思ったら大間違いよ。真実を言っているだけで否定されている気持ちになるあなたの考えに問題があるんじゃないかしら」

「ううううっ、また真実を言ってるだけっぽいのに怒られてるような気がする……と、とにかく給食をたまには食べたいな、と軽い気持ちで思っただけなんだけどな」

「あらそう。でもまだ私達は高校一年生で、今から恋しがっていては将来大変な事になってしまうかもしれないわよ。給食が恋しくて恋しくて、給食を作る仕事に就くかもしれないわね。でもいざ就職してもそこはきっと子供達に給食を作る仕事なだけで、食べたりするのは禁止かもしれないわ。恐らく給食として作る分量しか仕入れないはずだもの。そうなると毎日大量に完成する給食を見届けては見送って、真実を見誤った事に気付いて仕事を見限るかもしれないわ。そんな忍耐の欠片もない人生を歩む可能性が高いという見逃せない事実について、本人としてはどう見定めているのかしら?」

「そこまで病的に食べたいと思ってるわけじゃないぞ!食べられたら食べてみたいな、って程度だからな。そもそもお前は食べたいと思ったりしないのか?」

「ええ、別に思わないわね。大勢で一緒に、しかも何を食べるのか選べずに、残す事も許されずに、どこがどう懐かしいのかよく分からないわ。食事が楽しいと思った事なんて無いもの。あなたとは違うのよ」

「うっ、食事って人生においてかなり重要な要素だと思うんだけど……それが楽しくないなんて悲しいな。今でもそうなのか?」

「うるさいわね。何度も言わせないでちょうだい。あなたとは違うのよ」

「ううっ、こうして僕と一緒でも楽しくないのか……僕は今みたいにお前と一緒に食べるのが一番の楽しみなのに……」

「……何を悲しんでいるのかさっぱり分からないけれど、何度も言わせないでちょうだい、みっともないわね。あなたとだけは他の人と違うのよ」


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