【会話ブログ】彼だけはなる資格があるわね | 【会話ブログ】

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好きなおネエ系タレント ブログネタ:好きなおネエ系タレント 参加中


「最近はおネエ系って呼ばれる人達が活躍してるな」

「そうね、良かったわね」

「いや、まぁ良いかどうかは別として、毎日テレビで見かけるな」

「ええ、そうね。良かったじゃないの」

「いや、良いかどうかは分からないけど……一体何人くらいいるんだろうな」

「さぁ、どうかしらね。何故私に訊くのかしら?あなたに分からない事が私に分かるはずがないじゃないの。好きこそ物の上手なれ、という言葉を知らないのかしら」

「その言葉はもちろん知ってるけど、どうして今使うのかは分からないぞ」

「もちろん技術的に上手になるという意味だけではなくて、好きな事は自然と詳しくなったり深く理解していくもの、という知識的な意味で使っても問題ないと思うわ。まさにあなたにぴったりの言葉じゃないかしら」

「おい!別に僕はおネエ系が好きってわけじゃないぞ!」

「うるさいわね。当たり前じゃないの。もしあなたがおネエ系が大好きだったら彼女である私はどうなってしまうのかしら?かなり高い確率で本当の性別は男性という事になってしまうわね。私は自分が女性だと証明するために身体の隅々を調べ上げられてまで物的証拠を提示するつもりはないわよ。すると状況証拠だけで裁判にかけられた私の戸籍は男性に書き換えられてしまうかもしれないわ。近い将来、私が男性として生きていく事になったらどう責任を取ってくれるのかしら」

「どんな理不尽な世の中なんだそれは!っていうか、別に僕がおネエ系が好きなわけじゃないってのは分かってくれてるんだな。じゃぁどうしてさっきは誤解するような事を言ってたんだ?好きこそ物の上手なれとか何とか……」

「知らないわよ。勝手に誤解したのはあなたじゃないの。私は最初からあなたは自分がおネエ系になる事に興味津々だから詳しくなるのは自然で当然で必然の事だ、と言っていたわよ」

「ああ、なるほど……おネエ系が好きなわけじゃなくて、僕が自分でなりたがってるって意味で言ってたのか……少なくとも僕は今までに一度もそういう素振りを見せてないと思うんだけどな」

「ええ、そうね。よく隠せていると思うわ。高校を卒業するタイミングでカミングアウトするプランニングなのかしら?まさか高校最後の思い出作りとかいう名目で女装をして卒業式に出席するつもりじゃないでしょうね。男子生徒の中に女生徒が混じっていると父兄の混乱を招いてしまう恐れがあるわ。すると私があなたの尻拭いで男装をして卒業式に出なければならないのかしら。そんな事をしたらおニイ系などとバカにされる段階を一気に飛び越えて男性に戸籍を書き換えられてしまうに違いないわ。どう責任を取ってくれるのかしら」

「卒業式に女装して出席するわけないだろ!どうして僕がそういう事に興味があるような認識をされなきゃならないんだ」

「うるさいわね。ちゃんと物的証拠も状況証拠も出揃っているからよ。あまり見苦しい言い訳を繰り返していると反省していないとみなされてしまうんじゃないかしら。執行猶予がつくかつかないかで今後の人生が大きく変わるから発言には気を付けた方が良いわよ」

「何で裁判をしなきゃならないような犯罪者扱いをされてるのか分からないけど、物的証拠に状況証拠ってのは一体何なんだ?絶対にそんなものは無いはずだぞ」

「まぁ、いつもいつも穴の開くほど私を見詰めているクセに、よくそんな白を切ることが出来るわね。あなたが男性に生まれた事が可哀想になってしまうくらい、あなたは私のようにたおやかで艶やかでおしとやかな女性になりたがっているわ。私の域には一生掛かっても無理でしょうけれど、恐らく既に他の女性よりは女性らしい仕草の真似が出来るはずよ」

「スゴイ自己評価だな……でもお前の魅力については僕も全く同意見だからツッコまないけどさ。ただ僕はお前の動きを盗もうとしてるわけじゃなくて……好きなんだから見ていたいって気持ちを理解して欲しいな……」

「何をぶつぶつ好きな女の子と何度も目が合うと思ったらついにその女の子に呼び出されて、気持ち悪いから見ないで下さいと言われてしまった男のように呟いているのかしら、気持ち悪いわね。とにかくあなたが私を見ている事は明らかだから言い訳をしても無駄よ」

「全く……まぁとにかく状況証拠について言いたい事は分かったよ。でも物的証拠ってのは一体何なんだ?」

「あら、知りたいのね。たおやかで艶やかでおしとやかな私がつまびらかにしてしまおうかしら」

「もしかしてそのフレーズが気に入ったのか?でも周囲が言うならともかく、自分で言うと価値が下がるような気が……」

「うるさいわね。あまりにも的確だから勝手に口が動いただけじゃないの、失礼な。でも物的証拠についていはわざわざ口を動かすまでもないわね。静寂よ」

「おい!そこが一番重要なんだから言ってもらわないと困るぞ!」

「違うわよ。制服よ、って言ったの。卒業式までに私と制服を交換するつもりで、虎視眈々と機会を窺いながら交換用の制服を所持し続けているんでしょう?あなたの事は何でもお見通しよ」

「僕が自分で学校に着て行くために持ってるに決まってるだろ!」


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「クリックしないと、しネエ系って呼ばれるわよ」


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