デルタ地帯での道づくり。自分は報告を聞くばかりで現場に立ったことはなかった。酒井職員、シニアエンジニアの田中氏、堀内氏、田川氏らのご努力、知恵と汗の結晶だ。
やわらかい粘土であること、生活圏の至るところに川、小川がありどこへ行くにも川を渡る必要があること、水面が近くにあることが特徴だ。粘土が水を含んでドロドロになり、自転車やバイクの走行、歩行も困難になる。小舟での移動が不可欠だし、橋をかけるにも舟の通行が可能なように水面より高い場所に設置する必要がある。
幹線道路を走ってきて、車を降り舟に乗り換える。
屋根がありがたい舟。人が乗るとき、降りるとき、結構揺れる。20人まで運べるらしい。
川沿いに時折見かける船着き場
川底の砂を採取しているらしい。
ミンラス村の船着き場側にある寺院、川側から見たところ
ミンラス村の船着き場側にある寺院、陸側から見たところ
粘土盛土の上にコンクリート舗装された道、おかげでバイク走行であちこちの現場状況を確認することができた。
人とすれ違うことも。
新しく建設された病院
両側が池や田で水面が迫る中の、盛土されレール状にコンクリート舗装された道。
新たに架設されたコンクリート橋と看板
途中見かけた土のう畳
案内してくれた村長さん(チョンチャイ村)とDear Myanmarのスタッフ。ヤンゴンからの船が付く船着き場で。Kyon Kyaikと書いてチョンチャイ村と発音、呼んでいた。
視察をしただけなのですが、お寺で昼食をいただいた。川エビ、オクラもありおいしくいただいた。
これまでの実績をもとに、Dear Myanmarという現地NGOのパートナーと、どう活動を展開していけるか、考えていきたいと思う。