工事用道路は、延長600 m、高低差90 mの坂部である。いったん最高点まで行って、そこから降りながら道路状況の写真を撮ってみた。
最高点、工事中で通行制限のためのフェンスがあった。
元もとの道路面が整形され、砂利が敷かれている。締固めたあと、コンクリート舗装がされる。工事に使う水をためるタンクが設置されていた。
ある部分はコンクリート舗装されていた。
坂がきつくなっていく。
最初の難所のカーブ。いったん右に進んで左急カーブで降りていく。
カーブを曲がった先。この区間はまだもともとの道の状態
この区間は比較的勾配は小さいが、谷が迫っていて幅員が狭くなる。
さらに2番目の難所のカーブ。つきあたりを右カーブで降りていく。
右から降りて来て、左の道を進む。左の道には砂利が敷かれている。
道路両端を示す杭が打たれている。仕上がり高さもビニールテープでマークした。左側の谷には壁をつくり、道路用の平場を拡幅する必要がある。
先にあるのはコンクリートミキサー
ミキサーの先はコンクリート舗装がされていた。一部区間は未舗装のままだった。横断排水設備をつくるためである。シンプルにこの部分だけ周りより低くし、かつ右側から左側へと勾配をつけるように、舗装を行った。山からの排水をあえて道路面上を横断させ、谷側へ流す。
横断箇所の施工準備の様子。水を撒いて地山、砂利の締固めをよくする。
最下端。小石、路盤用の砂利、コンクリート用の砂や礫が搬入されている。ここから人力で運んで、路面に敷設している。コンクリート舗装をすることはそんなに難しいことではないが、材料の運搬、水の確保がとても大変な現場だ。