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道普請人HP, http://coreroad.org/

工事用道路は、延長600 m、高低差90 mの坂部である。いったん最高点まで行って、そこから降りながら道路状況の写真を撮ってみた。

 

最高点、工事中で通行制限のためのフェンスがあった。

元もとの道路面が整形され、砂利が敷かれている。締固めたあと、コンクリート舗装がされる。工事に使う水をためるタンクが設置されていた。

ある部分はコンクリート舗装されていた。

坂がきつくなっていく。

最初の難所のカーブ。いったん右に進んで左急カーブで降りていく。

カーブを曲がった先。この区間はまだもともとの道の状態

この区間は比較的勾配は小さいが、谷が迫っていて幅員が狭くなる。

さらに2番目の難所のカーブ。つきあたりを右カーブで降りていく。

右から降りて来て、左の道を進む。左の道には砂利が敷かれている。

道路両端を示す杭が打たれている。仕上がり高さもビニールテープでマークした。左側の谷には壁をつくり、道路用の平場を拡幅する必要がある。

 

先にあるのはコンクリートミキサー

ミキサーの先はコンクリート舗装がされていた。一部区間は未舗装のままだった。横断排水設備をつくるためである。シンプルにこの部分だけ周りより低くし、かつ右側から左側へと勾配をつけるように、舗装を行った。山からの排水をあえて道路面上を横断させ、谷側へ流す。

 

横断箇所の施工準備の様子。水を撒いて地山、砂利の締固めをよくする。

 

最下端。小石、路盤用の砂利、コンクリート用の砂や礫が搬入されている。ここから人力で運んで、路面に敷設している。コンクリート舗装をすることはそんなに難しいことではないが、材料の運搬、水の確保がとても大変な現場だ。

 

 

 

いよいよ現場に向かう。

 

幹線道路から、施工箇所までのアクセスは二通り。距離の短い方から、向かう。

 

舗装道路から丘に向かう入口

 

最初は平坦で、路面もいい土で固められている。

坂部では、大き目の石が敷かれている。車のタイヤが滑らないような工夫だと思う。

 

ガシューナッツとマンゴーの木の間を進む。残念ながら、まだマンゴーの収穫時期ではない。

 

道路ぞいにポツポツと家を見かける。

 

路面に砂が目立つようになる。砂場のようである。

 

丘を登る道が正面に見えてきた。施工対象道路である。舗装道路から約6 km。

 

約11日間の宿、ンダンダ ビュー ホテル。

 

国道や幹線道路から奥に入った閑静な雰囲気の場所にある。新しく部屋も広くきれい。発電機もあり施設も十分で、快適に過ごせた。

 

幹線道路から中に入ると、ミッション系の学校や職業訓練校、教会、病院のある町があった。この区域は独自に電気も供給している。他は停電でも、ここは電気がある。

 

舗装道路から砂利道にはいる交差点に、ホテルの看板があった。

 

ホテルの看板

 

朝焼けのホテル

 

客室(左側)とバー

 

ホテルで出してくれて夕食。鳥か魚かしかないけど、なかなかおいしかった。

 

シェフ。色々話し相手にもなってくれた。

タンザニアとモザンビークの国境近く、ムトワラ州ネワラ県での活動。

 

ダルエスサラームで一泊し、翌日朝出発で向かう。480 kmの移動。

 

 

ダルエスサラームを出てすぐ。バスが横転している事故現場、まだまだ先は長い。どうか無事に着きますように。

 

郊外に出ると一直線の道

 

舗装もきれいだ。時速100 km以上で走る。町に差し掛かると速度制限が50 kmとなり、急に速度を落とす。車は少ないので、もどかしい感じがする。でも交通警察がいて、取り締まりをしているという。3回ぐらい止められたから、速度制限を守った方がいい。

 

運転手のエマ君と今回利用した車。無事に連れて行ってくれてありがとう。運転お疲れ様でした。

 

大阪駅に直結するグランフロント大阪で、一般社団法人青年会議所の主催するイベント、「World Expo 2016 心のつながりが世界を変える!」にブース出展した。

 

ブースの様子

 

足を止めていただいた方に活動を説明する酒井職員

 

企画担当の方から団体事務所に電話があり、出展してみないかと声をかけていただいたことがきっかけだ。

 

後援団体:15 特定非営利活動法人 道普請人

 

これを見てたまたま会場に来ていた高校の同級生が、ブースに来てくれた。

 

松山大耕氏、ユーグレナ 出雲充氏、堀江 貴文氏が講演されるとなりのブースで、出展した。

 

松山大耕氏の講演 「今、世界に伝えたい日本の心」

 

他のブースも見て情報交換をしてきた。クイズに応えたら商品をもらえるかと思ったら是非写真撮影を、と言われ、トイレの着ぐるみを着させられてしまった。皆、いろいろ考える。。。。。

 
680 kmの道路を往復した。道の様子も色々だ。



首都アジスアベバ郊外でもロバが生活用水運搬に大活躍、コンテナの形に合わせ安定して収まるように、コンテナ用の鞍がロバに取り付けられている。



トラックや三輪車が混在し、混雑している様子。穴ぼこもあり、水たまりになっている。



地方部の国道、ところどころ傷んでいる。







スムーズな舗装道路上は、ロバも好き。



トレーラーのような大型車両も通行



牛の通り道にも。牛の群れにあたるたびに徐行せざるを得ない。
首都に滞在しホテルと大学との往復のみならず、地方に行くことで様々な暮らしの様子も目についた。



エチオピア正教教会、日曜の朝、お祈りに来ている人々。首都でも教会前を通るとき、十字を切る人がいる。信心深いのかもしれない。

ただ朝3時ぐらいからスピーカーからの大きな音量でお祈りの声が聞こえていた。翌朝、運転手は寝れなかったと不機嫌だった。



川で水汲み、洗濯、水浴びをする人々



道路脇に卓球台があり、プレーしている人を見かけた。ビリヤードも流行っているようだけど、卓球の人気ぶりには驚いた。





労働集約的な作業に取り組む人々の姿も見かける。
エチオピアで有名なコーヒセレモニー。苦い小さな一杯が眠気を吹き飛ばす。こちらの人は砂糖を入れて飲む人も多いようだ。





お腹の腸のような、魚フライ。なぜか生キャベツに突き刺さって出てきた。デコレーションらしい。



エチオピアでもヤギの焼き肉をいただいた。ケニアのニャマチョマとは違う装い。塩ではなく辛いソースでいただく。



帰り道。大学講師と運転手さんが、リンゴ売り場を探す。この地域の特産らしい。日本のリンゴほどではないが、大きな立派なリンゴだ。丸かじりしてみても、おいしい。大学講師は、上司の教授から言付かったとして15 kgも大量買いをしていた。1kg約70円とのこと。



道中、生肉を食べさせる有名な店があると連れていかれた。さすがに彼らのペースで食べれない。2切れ程度いただいて、焼いた肉を注文してもらう。





道中、道端に材木が置かれている様子が目につく。



家の壁材として、密に並べその隙間を泥で埋めるように壁が作られている。





円形の家も見かけた。






アジスアベバ科学技術大学は長期休暇中で、学生は来ておらず閑散としている。講師たちも自身の修論を書いたり、副業に忙しくし大学に来ていない。

同大学との連携事業申請のため、地方出張に行くことになった。講師を一名、同行させてくれた。運転手と彼と自分の三人で、約680 km先までの対象地まで往復で4日間の行程である。




昼食休憩時に撮影、同行してくれたサイモン氏(26歳)

自分がレンタルした車の運転手に勝手に連絡して、自宅まで迎えに来させてから大学に行くなど、他の国での勝手と違い、若いがなかなか手強い。





訪問先の町で、市のエンジニアたちに土のう工法や視察目的を話すサイモン氏。やらされてる感がなく、率先して対応してくれ助かっている。



建設中空港の滑走路上で、訪問先町のエンジニアと記念撮影



訪問先地方行政職員との現場視察状況