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金沢の新しい顔


天気雨

6月初め、仕事で金沢に行きました。


小松空港から金沢駅へまわり、ローカル線に乗り換えます。


どこにでもあるような地下道に下り、世田谷線のような電車の駅にむかうと・・・



天気雨

変わったものが展示してあります。


これはいったい何だろう?


浅草駅のお神輿を思い浮かべながら、近づいてみると、

何やらの 1/10 の模型だとか。


地下道から、もう一度地上の駅前広場に戻ってみますと・・・・



天気雨

ガラス張りの大ホールから駅前の大通りに向かって、

10倍になったお神輿が見えました。


鉄とガラスの大屋根を載せた木造の門構えが、ものすごい違和感で、

目を見張ります。




天気雨


大通り側にまわると・・・・


何とも言えない迫力ですね!


良いとか悪いとかいう前に、強烈な印象にことばが出ません。



天気雨


柱のたもとに、解説の石版をみつけました。


以前より、金沢の伝統技術には、心から敬意を払ってきましたが、


「伝統と創造のまち金沢」 のシンボル


には、どう語ったらよいのでしょうか?



天気雨

この柱は、鼓からきた構造だそうです。


2重のらせん形ですね。


材料は木の集成材。




天気雨


門をくぐれば、普通の駅前広場。


正面にJR駅の看板が見えます。




天気雨

多少興奮しながら、地下に戻り、30分に1本のローカル線に乗りました。



伝統的な建造物に、新しいデザインが挿入されることは、

世界各地で出会います。


でも、近代的な空間に、伝統をダイレクトに感じさせるデザインの参加は、

あまり記憶にありません。



金沢の新しい顔・・・・


これからどのように、街や観光客にになじんでいくのでしょうか?



楽しみです。


     mic


最近観た映画から・・・・9


モリエール恋こそ喜劇 :  MOLIERE



恋に落ちたシェークスピア : SHAKESPEARE IN LOVE  は、

私のお気に入りの映画で、DVDまで買ってしまいましたが、

これはそのフランス版。


若きモリエールが、演劇好きの美しい人妻に心を奪われるストーリーです。



あなたは喜劇を書き、国中をまわって有名になりなさい


彼女のアドバイスは、彼に喜劇作家としての地位を築かせますが、

モリエールの人生というより、演劇の歴史を作ってしまったようです。



男の価値を高める女性は、素晴らしい。


私の好きな、炎のランナー : Chariot of Fire  でも、

勝てなく落ち込む主人公、アブラハムに、美しい彼女が語りかけます。



なぜ、走らないの?


勝てないなら走らない


走らなければ勝てないわ!



モリエールは、パリでの凱旋公演を、喜劇ではなく悲劇で飾りたいのですが、

パトロンの王族が期待するのは喜劇。


彼は、魂を描くのは、悲劇しかないと思いこみ、苦しみます。



そんなときに、死の床にいる彼女と再会。


劇で、魂を描く劇を演じてみて!


そんな劇は観たことがない


あなたが創るのよ



フランス版は、シェークスピアより大人の雰囲気でした。





カラヴァッジョ 天才画家の光と影 :  CARAVAGGIO



カラヴァッジョという画家の半生を丁寧に描いていました。


刃傷沙汰で、何度も牢に放り込まれます。

逃亡生活のあいだにも、イタリア各地で多くの作品を残すあたり、

腕のあるアーティストは、世界共通ですね。



映像は美しいのですが、暗く重い作品で、セリフは全く印象に残りません。



娼婦のモデルに光をあてたいため、屋根に穴を開けてしまうシーンも。

天窓好きの私には、納得の場面です。


その後、娼婦のモデルが問題に。

教会をクライアントには持ちたくないですね。



16世紀のローマの街が出てきます。

シェイクスピアでロンドンが、モリエールでパリが、この作品でローマの、

同時代の街の様子が楽しめます。


土煙が上がり、かなり不潔そうで、三都とも、あまり変わらなかったようですね。




フローズン・リバー :  FROZEN RIVER


冬になると、国境沿いの川が氷るため、車で密入国者を運ぶ仕事が描かれます。


全編、冬のカナダ/USA国境のシーンは、観ていても寒いのですが、

上映する映画館がいけません。


地下2階の吹き抜けで、内部は寒々しいコンクリート打ち放し。


4月に観ましたが、今年の春は寒い日があり、

観ている間、寒くて寒くて。


3Dよりはるかに臨場感のあった、渋谷シネマライズでの2時間でした。




第9地区 : DISTRICT 9


地球に不時着した宇宙人の話です。


週刊誌の評では、最上級の讃辞が与えられていました。

・・・・が、私の感想は別です。



宇宙人への偏見と差別をテーマにしており、

舞台を南アフリカにしたのは、そのイメージでしょうが、

差別政策を取止めた現在のこの国に対して、失礼な気がします。



宇宙人の大好物が、キャットフードというのも、

偏見と差別の象徴にしか感じられませんでした。


人間の描き方も、例によって単純な強欲と身勝手・残虐。



感染症によって、宇宙人に変身していく男に、エイリアンが言います。


宇宙船に戻れば、お前の体は必ず治してやる


どのくらいかかる?


3年だ


3年だって! どこの星の1年をいっているんだ?


多少記憶に残ったセリフですが、どうも納得できません。


地球人が、宇宙人になってしまうなら、それもまたよしではないのでしょうか?

なにしろ、彼方から地球へ来るような高度の文明をもった宇宙人です。



南アフリカといえば、まもなくサッカーのワールドカップが始ります。


この国は、人種差別政策はなくなりましたが、

部族によっては一夫多妻は合法のようで。


現職大統領には、3人の妻がいらっしゃるとのニュースを読みました。


開会式には、3人のファーストレディが、どのように並ぶのか?


そんなことにも興味津々ではあります。

     mic




銀座の個展

Ameba の読者仲間、岩田義實さんの個展が銀座で開かれました。


   http://ameblo.jp/40-50kara/entry-10511535648.html



岩田さんは、佐賀にお暮らしの陶芸家。


植物にも食物にも、音楽にもお詳しい才能に恵まれた方です。





天気雨 天気雨


銀座4丁目の交差点。

左が三愛、右側が和光ですが、最近びっくりしたことがあります。


銀座どおりに沿って、一番古い建物は、和光ですが、

2番目が何と三愛だとか。


三愛ドリームセンターといえば、子供の頃、

未来的な最新デザインとして、一世を風靡した建築。


1963年のことです。


半世紀もたたないうちに、長老のセカンドポジションとは!


他の建築は、みな取り壊されたということですね。

建築の寿命が、そんなに短くて良いのでしょうか?



天気雨

歌舞伎座も、解体工事がはじまりました。


この計画も、なんとなく釈然としません。

裏にガラス張りの高層オフィスビルを背負って再建されるそうですが・・・


よく知りませんが、歌舞伎座は銀座になければいけないのでしょうかねぇ。

もっと、ゆったりとした環境に引っ越す手はなかったのでしょうか?



初台駅を登るとすぐ入り口の第2国立劇場や、

有楽町のオフィス街に閉じ込められた、東京国際フォーラムの、

駅から劇場に着くまでの 「演出」 を考えますと、

・・・・・・何とも窮屈です。


海岸線を横目に進み、日常から縁を切れる、

シドニー・オペラハウスとまでは言いませんが・・・・


歌舞伎はもとは浅草でおこったとか。

銀座でなければいけないのかなー、と思いつつ、路地に入ると、




天気雨

個展の会場へ着きました。


この通りは、角が文明堂、そして奥に茜屋珈琲店という、

午後のブレーク時にふさわしい一角。


天気雨

入り口付近に置かれた花器。


グレイとブルーの対比が魅力的。

公園のブランコか、ハンモックだったら、楽しそう。




天気雨


蓋付きの小物入れ。


指がなければ、椅子にも見えそうですね。




天気雨


これはオブジェ。


魚のような躍動感を感じました。




天気雨


ビールのジョッキだそうです。


酔う前から、入れ物が踊って見えて、便利そう。



稚拙な写真で作品をご紹介してしまい、申し訳ありません。


会場では、岩田先生にもお会いでき、作品と作家の両方を鑑賞できました。



ブログで知り合った方とお会いするのは、初めての体験。

とても、エキサイティングな水曜日の昼下がりでした。



      mic