緑の談話室にご訪問ありがとうございます
しばらく休んでいましたが
今週から記事の更新を再開します
前回の記事では
カタクリの生育調査など
植物調査チームで保護活動をしている
西山自然保護ネットワークについての記事を見ていただきました。
小塩山のカタクリ、ギフチョウは
今年少し遅れていましたけど
今年もカタクリが谷一面に見事に咲き、
ギフチョウの産卵も終盤になりました。
これからカタクリの谷は
草本、木本多種多彩な植物で賑わいます。
先週確認した草本
シロバナニシキゴロモ「白花錦衣」
シハイスミレ「紫背菫」
マキノスミレはシハイスミレの変種
葉の立ち上がり方など
ここも両種の中間的な個体が混在しているようです。
アオハコベ「青繁縷」 シロヤブケマン「白藪華鬘」
ミヤコアオイ「都葵」
新しい葉の展開
チゴユリ「稚児百合」
さて4/5(金)にヤフーニュースの記者の方が
カタクリ保護地や花
取材してくださいました。
当日ギフチョウの羽化を
開始直後のタイミングから観察できるという超レアな
大
この時の取材記事が
Yahoo Newsに掲載されましたので、
下をクリックしてご覧ください。
↓
環境省絶滅危惧種「
ブログを休んでいる間も
各谷のカタクリは
素晴らしいイナバウアーを披露してくれました
ところでこちらは白花のカタクリです。
皆様もご覧になったことがおありかと思います。
こちらの谷には数株ありますが
真っ白なもの、少し色がついている花など
シロバナカタクリには個体差があります。
白花のカタクリは
紫色、アントシアニンを作らないタイプで
いわゆる劣性遺伝の種です。
白花はメンデル遺伝に従って
一定の確率で現れるとされますので
突然変異ではありませんしアルビノでもありません
植物学でいうアルビノは
葉緑素を作らない変異個体と定義されています。
今季も多くの
カタクリ、ギフチョウ愛好家の皆様が
小塩山に入山して下さりありがとうございました
27日で各谷の見学は終了いたしますm(__)m
来月から花後の調査がはじまります。
最後まで記事に
お付き合い下さりありがとうございますm(__)m