緑の談話室にご訪問ありがとうございます
今回は自然保護団体
西山自然保護ネットワークについての記事です。
この団体でミスミソウは
カタクリの生育調査など
植物調査チームで保護活動をしております
過去の写真とともに
読んでいただけると幸いです
コメント欄はお休みいたします
2021.4
[西山自然保護ネットワーク]は
京都西山連峰の中ほどに
位置する小塩山に京都で唯一自生する
カタクリと
生息するギフチョウの保護を中心に、
西山の自然を守りたいと願うボランティア団体です。
ミヤコアオイ「都葵」
2021.4
人による盗掘、シカ、イノシシによる獣害、
樹木による環境変化などから
京都府絶滅危惧種指定のカタクリの群落、
京都府指定希少野生生物、
京都府文化財保護条例、府登録天然記念物
京都府、環境省の絶滅危惧種に指定されている
ギフチョウを保護するために
1999年に結成され
今日まで精力的に取り組んでこられました。
今年も3月30日から4月下旬までの期間
Nの谷、炭の谷、御陵の谷の三ヶ所を開放、
カタクリを自由に鑑賞していただけます
「春の妖精」カタクリ
に会いにいらしてください♪
標高642mの小塩山の頂上には淳和天皇陵、
麓には紫式部が氏神と崇めた大原野神社などあります。
いくつかある登山道を頂上まで
登ってきてもらって受付をしていただきます。
頂上に通じる府道は一般車両は関係者以外通行禁止です🚫
各谷ではこの時期
ミヤマカタバミ、
クロモジ、ツルシキミ、ニワトコなども咲いています。
活動の事
カタクリの自生する谷の自然を守るために1年を通して
作業日と調査日の計画を立て活動しています。
イノシシ防御柵モグレーヌを張り巡らすとともに
その補強作業など
保全チームは大きくなった樹木を切る作業、
伐採した木を運び出す作業、
観察通路を作る作業、コナラ保全作業など
叉野鳥の調査、センサーによる小動物の
行動調査など活動は多岐にわたっています。
京都ローカルですが
是非お山に上って健気なカタクリを
愛でていただけたらと思っております。
これからも長く活動が続けられますように、
皆様と希少生物の保護の大切さを分かち合えますように
記事は掲載の許可を得て書きました。
西山自然保護ネットワーク
カタクリ観察について詳しいことは
👇をクリックしてご覧ください
次回は
ユキワリイチゲを掲載いたします。
最後まで見ていただいてありがとうございますm(__)m