緑の談話室にご訪問ありがとうございます
京都府南部山城地区での
春の希少種の調査もはじまりました。
コメント欄はお休みいたします
2024.3.22撮影
春一番はユキワリイチゲの開花花の確認です。
調査日の前後は寒く
菜種梅雨の様な雨や曇りの日が続きました。
ユキワリイチゲの開花には陽射しと
一定以上の気温が必要で雲や雨の日は開きませんが
ラッキーなことに
この日だけ晴れてくれました
調査の結果
今年は花付きが良くなく残念でした
来年に期待します
去年100本以上咲いていたところは30本ぐ
川べりの斜面は今年は去年の半分位、また
三ヶ所目のところは去年150本が今年は20本くらいと寂しい結果でした。
帰りに立ち寄った宇治川堤のスミレです
ノジスミレ「野路菫」
スミレ科
訂正しましたm(__)m
細い距を写しておいて良かったです
ブロ友S様ご指摘ありがとうございました。
今年のユキワリイチゲは
寂しい結果でしたので
去年の写真を振り返ってみました
2023.3.15撮影
ユキワリイチゲ「雪割一華」
日本固有種
キンポウゲ科の多年草です。
京都府では
準絶滅危惧種に指定されている希少種です
花びらのように見えるガク片の数は
個体差があります。
こちらのユキワリイチゲは
葉裏の紫がそれほど目立たず
表裏共、緑が綺麗でミツバの葉によく似ています
葉は秋に出て3小葉の三角形。
アマナ「甘菜」は調査対象では有りませんが
午後に時間がとれず
今年は個人での観察は見送りました。
去年の様子を載せておきます
2023.3.20撮影
おまけはバイカオウレン「梅花黄連」
今年も健在でした。
2024年3月28日滋賀県高島市で撮影
バイカオウレンの葉は
高知県立牧野植物園のロゴマークになっています。
植物学者の
牧野富太郎博士が最も好まれた花です。
次回は低木の可愛い花です
最後までお付き合い下さりありがとうございますm(__)m