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マッチ・アイ・アンド・シー(MIC)ブログ

水泳コーチとスイミングクラブのための専門求人サイト。
マッチ・アイ・アンド・シー(MIC)のブログです。

水泳指導に関する、情報を発信していきます。

掲載されているスイミングスクールを順番にご紹介します。

 

第13回目の今回は、神奈川県を中心に展開する楽しいスポーツを支援する会さんです。

 

新型コロナの影響でお休みしていた水泳教室、マスターズ練習会が10月より開催されます。

コロナ対策を万全にして皆様をお迎えしています。

 

再開にあたり、感染防止対策として

・ 新型コロナウイルス感染症予防及び拡大防止の為、スタッフの衛生管理・館内の清掃・換気を徹底して行います。 

・今年度は第3期から種目・内容・定員を変更して(減少)開講する予定です。

 

楽しいスポーツを支援する会 ホームページより

http://t-s-shien.jp/

 

 

 

 

「呼吸相…2」

 

水泳は、一回だけの瞬発的なパワー発揮のスポーツではありません。50㍍程度の短い種目でも20~40回位は腕を回します。

長い距離の種目になると更に多くの反復ですから尚更でしょう。そういった意味では、息を吐きながらかくのが基本です。

 

また、顔が水中に没している時間が長いので、息を吸える時間というのはかなり限られてきます。

例えば、(クロールで)右側呼吸なら、右側のプルのフィニッシュからリカバリーの前半辺りで吸気(吸気相)し、左手をかき、次の右手をかき切る辺りまでは息を吐く(呼気相)。

吸気相に比べて呼気相の時間が極端に長いという特殊性を持ちます。

 

パッと息を吸って、ブクブクブクブクブク……で、またパッ!

これが基本。ただし、水中故に「浮力」という環境も影響しますし、「筋の粘弾性」という問題も絡んできますから、パッと息を吸って、ブクブクブクブクブク……で、またパッ!というほどには簡単ではありません。(つづく)

 

 

 

「呼吸相…1」

 

息を吸い始めてから吸い終わるまでを吸気相、吐き始めてから吐き終わるまでを呼気相と云います。両者をあわせて『呼吸相』と云います。

 

一般的に、高出力な爆発的な動作を行う場合には吸気相で、反復性のある動作や正確さを求める動作では呼気相で…と云います。

重量挙げなどは、息を吸った状態で息を止めて行い、これを“怒責”と云いますが、それによって胸郭や腹膜に力が入り」大きな力を発揮しやすくなりますし、姿勢を安定させる効果があるといわれます。一方で、血圧の上昇を招きますので、要注意ですね。余程高度にトレーニングされた方以外にとっては、リスクが大きいと考えられています。

 

ボクシングなどは、一回だけのパンチではなくある程度の長時間を戦いますから、パンチに合わせて息を吐きながら行うのが一般的ですが、「この一発で決める!」みたいな時には、“怒責”でパンチを繰り出したりするようです。

 

ゴルフ…下手なゴルファーは、息を吸った状態で止めて…力いっぱいに打つので「当たれば飛ぶけど、何処に行くかは分からない」 上手なゴルファーは息を吐きながらスイングするから正確なショットが可能…と聞いたことがあります。

 

野球も同じようなイメージでしょうか?打率は低いけど当たればホームラン…は吸気相でスイング。ホームランこそ少ないけど、所謂好打者は呼気相でスイング。方向や飛距離という点でいうと、野球はゴルフほどは正確さを求められないでしょうから、呼吸へのアプローチは活発ではないようです。

 

弓道やアーチェリー、射撃などは、息を吐き切った状態で止め矢を放つと云います。確かに弓道やアーチェリー、射撃は“正確さ”こそが大切です。

 

水泳の場合にはどのようにすべきなのでしょう。(次回につづく)

 

 

「肺活量>換気量」

 

空気を最大まで吸い込み、その後で吐き出すことができる最大のガスの量を肺活量と云います。どなたでも健康診断などで幾度となく測定した経験がありますからご存知でしょう。

 

性別や年齢、運動習慣の多少によりますが、肺活量は概ね3㍑から5㍑程度です。

一方、(一回)換気量とは、1回の呼吸毎に吸入/呼出される空気量を云います。その換気量はたかだか0.5㍑。

 

しかし、運動すると、必要な血液(≒酸素)をカラダの隅々までいきわたらせるために、予備吸気量や予備呼気量を動員して換気量を大きく変化させます。

 

水泳中は、通常の換気量の0.5㍑で足りる訳もなく、いつも以上に大きく息を吸って、大きく息を吐く…を繰り返すことが求められます。

そういった訓練を続けることで、予備吸気量/呼気量を容易に動員できるようになってきて初めて、運動に必要な換気量を確保できるようになります。

 

子供は比較的短い訓練期間で容易に体得しますが、成人の場合には、個人差がありますが、子供よりも比較的長い期間の訓練が必要でしょう。

 

「息継ぎが苦手?」

 

「息継ぎが苦手」と仰る(多くは成人の)方は、吸うことばかりに気を取られてしまっています。肝心なことは「吐かないと吸えませんよ!」ということ。普段の陸上生活では、当たり前のように息を吸ったり吐いたり…。

 

でも、水中に入ったと途端に息が止まってしまう。緊張の故なのでしょうから、息継ぎの前段として、もっともっと水と仲良くなって緊張を解くことが大切ですね。

 

ヒトは肺が浮袋の役割。息を一杯に吸えば水上に浮き上がり、息を全部吐けば水底に沈むようになっています。性別や年齢、運動習慣の多寡によりますが、肺活量は概ね3㍑から5㍑程度です。

3㍑と云っても大きなペットボトル(1.5㍑)2本分ですからかなりの量です。水中で、ペットボトル2本分の息を吐けるようになると、水中にペタッと沈むことができます。これがなかなか難しい。

 

「息継ぎが苦手」と仰る方の多くは、吐いていないのにそれ以上に吸おうとしている…のが実態。

遊びながらでも、水底に沈む練習を繰り返しながら…。余計な緊張が解け、リラックスができるようになると、息継ぎも「あら、簡単!」