日本の食の危機を超えて農業立国による日本再生【藤原直哉先生&鈴木宣弘先生講演会】 | やさしい時間づくり

やさしい時間づくり

このブログに訪れてくれた方が
少しでもやさしい時間を過ごせますように。

公私共にいろんなことが控えていて

 

嬉しいこと、おめでたいこと

心がワクワクすることもあれば

気がかりなこと、心配なこと

心が揺れることもあって

 

 

身も心もソワソワしているから

少し落ち着いてから綴ろうと思っていたけど

 

 

熱を持っているうちに書かないと

記憶がどんどん薄まっていくからね〜…

 

 

 

 

今日はお朔日だし、ちょうど良い♪

 

 

とても長いですが

お時間のある方お付き合いいただけたら嬉しいです♡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは!Maikoです。

 

 

 

先日の2月25日

静かだけど熱く、心が沸き立ってくるような

素晴らしい方々の講演会に行ってまいりました。

 

 

 

 

 

場所は、福岡の天神にある

アクロス福岡の国際会議場。

 

image

 

 

 

建物ごと緑に覆われたような、特徴的な姿。

 

店舗のたくさん入ったショッピングモールではなく

ホールやイベント会場がメインで

四季折々のさまざまな文化的な催し物が開催されており

 

他とは一線を画す施設です。

 

 

 

同日には、酒蔵のイベントや

料理家さんの実演イベントが催されていて

 

ふらふらと足が向かいそうになるのを

グッと堪えました。笑

 

 

 

 

 

 

 

この日は何を目的に伺ったかというと

 

中央物産株式会社さまの

創立75周年記念を冠した

 

経済アナリストの藤原直哉先生と

東京大学大学院教授 鈴木宣弘先生の講演会。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前の方の席に座りたい!と

割と早めに会場入りしたのですが

 

すでに人でいっぱい…!

 

講演中の写真や動画撮影はNGだったので、この写真だけ。

 

 

 

 

 

年代は、40代が数える程度

あとは50〜70代、といったところでしょうか。

 

男女比は、6対4くらいかな。

 

 

わたし同様、お一人でお越しの女性もいらしたので

嬉しく感じていました^^

 

 

 

 

 

 

このようなタイムスケジュール。

 

両先生の講演が、たっぷり1時間20分ずつもある!!!

 

 

 

 

 

大変失礼ながら

中央物産株式会社さまを存じ上げなかったのですが

 

 

土木・建築資材・自動車関連・化学工業薬品

農水産用・製菓用・包装&梱包器械などなど

さまざまな資材を開発生産されている会社で

 

有機肥料の開発や

農業作業に関するドローンの開発も

手掛けていらっしゃる事から

先生方の講演の場を開かれることになったのかな…

 

 

などと

開催挨拶をされる吉武社長のお話を拝聴しながら

勝手に想像しておりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いよいよ講演会スタート。

 

 

藤原先生の登場です!!!

 

 

余談ですが

いつも画面で拝見している方を目の前にすると

「実在していらっしゃるんだなぁ」

と感動してしまいます。笑

 

 

 

 

 

 

普段の藤原先生の動画でも仰られている事ですが

 

 

「2024年は勝負の年」

 

 

組織文化を変えられないと生き残れない。

基本を考えながら、未来を考えること。

 

 

これが大切だということを

とても強調され、お話をスタートされました。

 

 

 

 

 

【経済の基本とは】

 

一言に「経済」といってもそれは

自然と、人の手を掛け合わせることが基本。

 

 

美味しいものをたくさん

綺麗なものをたくさん

人の役に立つものをたくさん

 

 

原種(苗)に、いかに手を掛けるか?

 

 

画一的じゃなく

個性を活かしながら育てる。

 

 

そうやって経済を発展させることが自然の形。

 

 

 

 

 

 

次の話題へと移っていきますが

ここで「あっ!」と声が上がりそうに。笑

 

 

【社会科の図鑑を基に…】

 

藤原先生のこの動画の中で出てきた

「社会科の図鑑」のことをお話しくださったのです。

(1:12:40ごろから始まります)

 

 

 

え!この動画、3年も前なの!? 時間の流れが早すぎる…汗

 

 

 

 

 

土地の個性を活かした街づくり

 

 

一次・二次・三次産業の

すべての仕事が街にあることで

個々の地域でそれぞれ発展していく。

 

 

地域おこし・地産地消・農業立国

 

世界にも売れるものをつくっていく。

 

 

 

 

 

【農業について】

 

すべてのベースは農業(=食べもの)

その上に、商業・工業・文化文明が根づく。

 

 

日本人は、基本的に農民。

土地に愛情を注ぎながら

一日中はたらき、育てる、育む。

 

対して、グローバリストは狩人。

虎視眈々と狙って、いいとこ取りをしていく。

 

 

 

仕事と作業は違う。

仕事とは、時期に合わせて

自分で工夫をしていくこと。

 

 

 

 

 

【これからの地域の未来の姿】

 

近代化、グローバリゼーション

エネルギーの使い過ぎで人間性が消える。

 

使うエネルギーを減らして、世の中をつくり直す。

 

 

 

わたしたちが変わらないと、政治は変わらない。

 

われわれはどうする?

どうやって未来をつくる?

 

 

まずはわたしたちから、変わっていかなければ。

 

それぞれみなさんの立場で、出来ることで

頑張っていきましょう。

 

 

 

そのように、お話を締め括られていらっしゃいました。

 

 

 

最後にも余談ですが

動画ではいつも座ってお話しされているのですが

講演ではアクティブに歩き回りながらお話しされるのだなぁと

とても新鮮でした。笑

 

これが本当に最後の余談ですが(しつこい)

埼玉県の藍染でつくられた濃紺のスーツが

とてもお似合いでした^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

休憩を挟み、鈴木先生の講演に続きます。

 

 

 

わたしは今まで、鈴木先生のことは

X(元Twitter)でフォローをさせていただいたので

実際に話しておられる姿を拝見したことがなくて

 

その経歴や、あまり笑顔を見せない印象から

人物像の認知が間違っていたようでした。

 

 

 

 

お話しされる表情は、写真の印象と違わず

とても淡々とされているのですが

 

 

いわゆる「自虐ネタ」がとても面白い方…!

 

 

 

 

圧倒されるくらいの膨大な資料をスライドしながら

どんどんお話を進めていかれるのですが

 

ところどころに笑いがふんだんに挟み込まれていて

みなさん大爆笑!

 

 

 

 

 

ですが

お話ししてくださる内容は

本当に深刻なものでした。

 

 

 

 

【食糧安全保障の崩壊】

 

危機に備えることが安全保障であり

長期的・総合的な視点で問題に取り組むことが必要。

 

日本政府の政策は、逆行していると思わざるを得ない。

 

 

慣行農業の限界・環境と健康の問題

すべてを見直なさいと未来は無い。

 

 

農業だけでなく、畜産・酪農も

肥料・餌・燃料などの生産資材のコストもどんどん上がる中

農産物の売値は横ばい。

農家さんもやっていけるわけがない。

歯を食いしばって続けていってくださっている状況。

 

 

 

消費者も「農業って大変だよね」って言うだけでは

何にもならない。

 

 

食べるものが無くなる。

自分の命の問題。

 

 

 

 

 

【種の問題】

 

地域で種を採り、循環させ、守っていくことが必要。

 

 

循環型社会・循環農法で

限られた資源を活かし、かつ衛生的な

環境や人にやさしい

江戸時代のようなシステムに戻すこと。

 

 

 

 

 

【給食の問題】

 

いつも子どもから狙われる。

=給食

 

 

ゲノム食品の実験台にされているところもある。

 

一刻も早く、子どもを守る政策が必要。

 

一方で、有機やオーガニック給食の広がりを

見せている地域もある。

 

 

 

 

 

【消費者の意識の問題】

 

消費者の選択が

すべてを動かす源泉!

 

 

安いものにはワケがある。

 

海外では口にされないようなものが

日本に流れてきている。

 

 

安心安全で美味しいものをつくる努力をされている方々が

地域にはたくさんおられる。

 

生産に関わりたい方もどんどん出てきていると思うので

ぜひ農家のみなさんと繋がって、教えてもらいながら

耕作放棄地になりそうなところを

一体的に取り組んで、地域の農業を守っていくこと。

 

 

 

今日から、ひとつでも

自分で出来ることを探していきましょう。

 

 

 

そのように締め括られていらっしゃいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

藤原先生のお話は

 

日本の経済から

農業を含めた社会の仕組み

大局的な視点で見た、取り組むべきことや

姿勢のお話をしていただき

 

 

そこから繋がるように、鈴木先生のお話は

 

「食と農」という分野に視点を絞って

現状を知り、どういう方向性で

行動を起こしていけば良いのか

 

そのようなお話をしていただきました。

 

 

 

 

 

この講演会の構成や、お話しをされる順番が

たまたまだったのか、すり合わせされたのか…

 

それは分からないのですが

 

 

今回初めてお二人のお話を聞いた方でも

すんなりと入り込み、理解できたであろう

素晴らしい内容でした。

 

 

 

参加できて、本当に良かった。

 

 

 

 

 

 

 

一人一人の力は小さいかもしれないけれど

 

その一人一人もそれぞれ

持てる力は違うかもしれないけれど

 

それでも出来ることは必ずある。

 

 

ひとりひとりが意識すれば

大きな岩も動くはず。

 

 

 

 

口にする作物をすべて自然栽培にしようとか

使うものみんなオーガニックにしようとか

 

そんな簡単にいくとは思わないし、言わない。

 

 

けど

 

 

 

 

出来る限り地産地消。

自分が住まう土地の魅力を

味わい、慈しむ。

 

 

 

 

きっとこれなら取り入れやすいし

まずはここからじゃないかな。

 

ひとりひとりが意識して動いていけば

地域的な自給率も高められると思います。

 

 

 

 

わたしは、わたしが住まう、この福岡の街の魅力を

どんどん発掘し、味わい、慈しむ。

 

 

いろんなカタチで

楽しむ姿を発信していきたいと思います^^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    

オトナ女子をとろとろにあまやかす

ドキドキ あまやかし会 ドキドキ

 

 

【日時】

2024年 3月6日(水)

10:00-16:00

 

【会場】

ガーデンズ千早 ガーデンズスタジオ

福岡市東区千早3-6-37

 

【企画&運営】たべもの+

 

会の詳しい内容はこちらから→宝石赤

 

 

 

 

♪♪♪

 

 

 

 

ここまで読んでくれてありがと〜♪

 

 

 

 

 

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