三たびの吟遊でサプライズ! 箱根吟遊 | miauler(ミヨレ)のブログ

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Preserved Flower School & Preserved Flower Order Arrange 

社畜&プチバブル時代の夢の国、箱根吟遊

今回で3回目のステイになります。

初めてのお泊り⇒★

二回目のお泊り⇒★

 

箱根吟遊といえばここ!この椅子にこの風景です!

 

●2月26日(月)~27日(火)

 4階風の間 「渓風」@47,150円くらい?/1人

 

吟遊入りするときはもはや恒例になった感があるミナカ小田原

12時半、その中の小田原吉匠前で待ち合わせ。

そのわけは。。って、なんで~?画像がな~い!!

仕方ないので、お店の公式サイトからお借りしました。

 

 

はい、アジの唐揚げを所望。箱根吟遊は豪華朝夕二食付なので、

お昼は軽くしとかないとだめなのです。

頭からしっぽまでパリパリ食べられるアジの唐揚げ、うまし!

ついでに鯵の混ぜご飯おにぎりもいただきました。

 

今回は、箱根湯本から登山電車ではなく、バスを利用しました。

なんと11分ほどで、しかも吟遊の目の前に停車なのです。

前日は雪のため箱根一帯は通行止めになっていた模様。

1日ずれて良かったと思いきや、雪の気配はみじんもなく、

雪景色の温泉を夢想していたミヨレは少しがっかりでした。

 

 

玄関を入った正面の活け込みはいつも素晴らしいです。

春ですね。桜にミモザ。

 

 

チェックインの順番が来ると、水槽のあるお部屋に移動です。

ウェルカムドリンクは自家製ジンジャーハニーティーでした。

吟遊はチェックイン・チェックアウト手続きにちょっと時間がかかるんだけど、

グッピーやネオンテトラ、エビなど見てると苦になりません。

ちょうどグッピーが出産のため、水槽の掃除ができてないと張り紙がありました。

 

 

エビさん、透き通っているので水草に擬態してます。

 

今回のお部屋は、前回(2回目)と同様、4階に1室だけある

吟遊のスイートルーム、風の間(渓風)です。

昨年泊まって、贅沢を覚えてしまい、今回もまたまた清水の舞台から

飛び降りてしまいました。こんな贅沢はもう今後できないだろうなあ。

 

 

ああ、帰ってきましたよお~。

目の前、窓の外に山肌。冬枯れているので茶色っぽいけど、

夏ならばまさにバリのウブドです。

 

 

すべてのスペースで寛げるのです。

 

 

去年床の間のお花を撮ってなかったみたいだけど、

確か今回同様グロリオーサだった気がする。

 

 

和室だけど、こういうところにバリの雰囲気が。

和とアジアンテイストのちょうどよい塩梅が吟遊の魅力だと思います。

 

 

ぬるめの露天風呂。

 

 

少し熱めの内風呂。

 

ふふふ。私たちが「から揚げ二度揚げ方式」とよんでいる温泉の入り方が

極楽浄土なのだ。体内の血流がよくなって新陳代謝を促進。

身も心もほぐれるのです。

 

 

お茶請けのお菓子、梅干し以外はリニューアルされていました。

 

 

ひと様に入れてもらうお茶の美味しいことよ。

 

前回は帰る段になって、部屋以外の4階フロア部分が貸し切りで、

ほぼ私たちのスイートルームだということに気が付いたので、

今回は、早々に行ってみました。

 

 

少しずれるだけで、外の景色の見え方が変わって、より雄大です。

 

 

バリテイストのソファやテーブルに紛れてこっそりおかれている

マッサージ機でもみほぐし。

 

 

はあ~ん。極楽じゃ~。

おそらく4階以外の宿泊者は、こんなスペースがあること知らないと思う。

お高いけど、4階の部屋に泊まってこそ、の贅沢です。

 

通路途中、色々なバリの絵画が飾られているんだけど、

ミヨレはこの1対の絵が好きです。

 

 

 

昼と夜の水田の風景。ああ、バリのウブドを思い出すなあ。。。

もう一度行きたいなあ。。

 

部屋にもどって二度揚げ温泉&まどろみを繰り返した後は、晩御飯前に

1階のバーに行ってみました。チェックインのときに、ドリンク券をもらっているのです。

 

 

メニューを見ると、「アロニア」と見慣れぬ名前のドリンクがあったので、

これにしました。

ブルーベリーの何倍もアントシアニンがあるというベリーの1種だそうです。

バリバリ眼精疲労のミヨレにぴったりの飲み物。

甘酸っぱくてとても美味しいアロニアのソーダ割をいただきながら、

スタッフの女の子に、吟遊が自分たちにとってどれだけ垂涎の的だったか、

昔話をひとくさり。こういう鬱陶しいだろう客相手ににこやかに応じてくださるの、

ありがたいものです。

 

部屋に戻るとすっかり暮れておりました。

ライトアップで明暗のコントラストが際立ってくる様が好きです。

 

 

19時半、夕食が始まります。

 

前回2月頭の時のお献立のテーマは「梅見月」でしたが、

今回2月末のテーマは「寒明」。

 

 

相変わらず、黒と銀で統一された器が素敵です。

食前酒;苺にごり酒

先付;①蕪と椎茸スープ煮 ②白子豆富・蟹美味出汁

 

 

前菜;大豆大船・このこ・長芋 白魚天ぷら

   竹の子・ローストビーフ・山菜とくわい

   うるめうわし

 

 

お椀;潮仕立て 蛤・こごみ・柚子

 

 

お造り;本鮪・真鯛・クエ・生ウニ

お品書きではヒラスズキだったのが、仕入れできずで、クエに

なったとのこと。いいよいいよ~クエ、脂がのった白身魚の王様!

そして生ウニ、小さい器ながら、意外に量があって口の中が桃源郷。

 

 

料理長からのサービス;親子丼(鮭といくら)

ちょうどお米が欲しいなあと思っていたら、心を読まれたかの如く。

いくらの塩加減もちょうどよく、極上の一品でした。

料理長のサービスは、お品書きに書かれていないサプライズなので、

わくわく気分も相まって美味しさ倍増です。

 

 

焼物;鰆柚庵焼き・うるいと芹・数の子・膾

こちらももともとは鮪だったのが、鰆に変更。

 

 

強肴;和牛塩焼き・紅芯大根・鮑茸・ズッキーニ

 

 

食事;湘南ブランド米はるみ・鯖・香の物・止め椀(渡り蟹!)

この「はるみ」がめちゃ美味しい。おかずとして鯖がついてたけど、

前菜のうるめいわしで食べようとこっそり温存していたくらいです。

 

お腹もいい感じになり、あとはデザートを残すのみとなった時・・

中居さんが「デザートは別室でご用意しておりますので、

鍵を持ってお越しください。ご案内します」

 

きたきたきた~!!

実は、のんちゃん還暦お祝いでちょっとしたサプライズをお願い

していたのです!

前年、ミヨレのときも、吟遊さんから記念品をいただきました。

私たちの会話から察した若い中居さんの機転で、嬉しいサプライズでした。

なので、今回は、事前に吟遊さんにお話をしていた次第。

1階のバーで、デザートにろうそくたててくれるのかな~とか、カンタンに

考えていたのですが、なぜかひとつ階を上がってフロントロビーへ。

あれ?あれあれ?

 

 

思わず息飲んじゃいましたよ!

ええ~~~(エコー)

 

 

アイシングでプレートを作ってくださってたり・・

 

 

大仏さんの手のひらに置かれたデザート

 

 

窓の反射を利用したキャンドルの海

 

 

これ、電飾じゃなくて、ちゃんと本物のろうそくの火です。

還暦にあわせて60個近く?あったのではないでしょうか。

 

いや、お祝いされたのは自分じゃなくてのんちゃんなんだけれど、

お願いしておきながら、実際ここまでのことをやってくださるとは

思わず、私にとってもサプライズ!

 

他の方がふらりとロビーに来られたりしたら、入室お断りしたり

されたのでしょうか。夕食時で忙しく、そうでなくても昨今

人手不足があったりするなか、ここまで手を尽くしてくださるとは!

軽い気持ちで1本電話しただけなのに、申し訳なくも、ありがたく。

のんちゃんの祝!還暦お祝いは吟遊さんのおかげでとても忘れがたい

ものになりました。

 

 

少し興奮さめやらぬ中、露天風呂でクールダウン(お風呂で

クールダウンって変だけど)、心身ともにほこほこになって

眠りにつきました。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

空がしらじらと開けてきました。

露天風呂に入りながら開けていく空を眺めて深呼吸。

体が浄化されていくようです。

 

 

 

当然、外湯の後は熱めの内湯で二度揚げ完成。

 

 

最近泉質にもよるのだろうけど、朝風呂に入れるようになりました。

前までは朝に入ると体がだるい&かえって冷えてしまって

風邪をひくという始末。

せっかく温泉に入りにきてるのに、堪能できない勿体なさだったのですが。

 

朝ごはんを8時半の遅めにしたので、のんちゃん持参のコーヒーを

飲みながらまったり。

一か月後にひかえているヘルシンキでの北欧食器がっちり買いまショー!

の予習で、ブロガーさんのヴィンテージ店巡りを見始めたら、

ふたりして狂喜乱舞ではまりまくり。

 

 

ふと気が付くと、あら可愛らしいお客様が。

少しクールダウンできました。このままだとテンション上がりすぎて、

鼻時出てたかもしれん。

 

 

4階の秘密のリビングスペースで、朝のもみほぐし。

今日は暖かくていい天気だ。

 

さて、朝食は、ふたりとも洋食をチョイスしました。

 

 

胃の活性化のためのおめざ。お茶と種無し梅干し。

あ、写真みてるだけで唾がでてくる。

 

 

バター・ジャムも素敵な器でおでましです。

 

 

このお箸がとっても持ちやすくて使いやすい。

ホテルショップであったら買おうと思ってたのに探し忘れた・・

 

 

 

搾りたてオレンジジュース、サラダ、ヨーグルト、フルーツ

 

 

卵1個だけで作ってもらったスクランブルエッグ

 

 

これこれ!ミニグラタンがつくのです。

 

 

コーンポタージュも味薄めで胃にやさしい。

 

 

パンは4種類。2種類その場で食べて、残りは持ち帰り、

夜食になりました。

 

箱根吟遊、今でも毎日満室だそうです。

予約は電話で、1年前から。旅行サイトにも多少でますが、

お部屋のバリエーションを考えると直電必須です。

次回(!あるのか?あるのよ)は紅葉のころに来たいね、ということになり、

12月に入ったらすぐに予約の電話をする予定です。

 

次回滞在は1年以上あいてしまいますが、それまでに副業(仕事)に

勤しんで、心置きなく吟遊に浸れるようにがんばります。

 

 

 

次回は、贅沢高級ステイから一転、ミヨレの地元蒲田に出没です!

B級どころか、C級グルメ満載の蒲田で黒湯温泉 ♪