こんにちは
普段は猫様の刺繍ばっかりやっているえざきです。
「薬屋のひとりごと」アニメ化に伴い
興味を持って小説を読み始めたことをきっかけに
読書習慣がついて、たくさん本を読んでいるので
備忘録読書感想文を書いていこうと思います
ネタバレ要素はなるべく含まないようにしたいと思っているので
内容を詳しく知りたい方には向きません
ご理解くださいませ。
[前回の記事]
※以前の巻に対するネタバレ的な内容は含みます。ご了承ください![凝視](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/629.png)
![凝視](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/629.png)
●14巻
[皇族の巻]
皇族や名持ちの一族など貴族との関わりが1番多い巻。
猫猫や羅半兄が、実はいいとこの子なんだよなぁ、そういえば。と思い出されます。
前巻に引き続き、西都遠征の長い旅路の後、変わった関係・変わらない関係 と、新しい環境の下物語は進んでいきます。
長い旅路を共にした仲間とは関わりが増え、のほほんとします![にっこり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/614.png)
![にっこり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/614.png)
遠征している間に後輩医官手伝いが増え、猫猫が先輩になっていて感慨深い。
壬氏と猫猫の関係性に関しては、進展する?!と思わせぶりで終わった前巻。
これまでも高順、羅半、雀、水蓮と陰ながら頑張って画策してきたものの一向に進む気配がありません。
業を煮やした周囲は、あからさまに画策するようにになった上に桃美まで加わり始めるという、だいぶ面白い構図になっています(笑)
この巻の好きな一節|ひとつの時代が終わる空気を寂しく思った。
●15巻
[皇帝の巻]
貴重な皇帝のお話が書かれた巻。
ついに真名も明かされます。
皇帝しか身につけられないという、黄丹🟡色がついにカラーで登場!で度肝抜きました。
今まで見られる機会が少なかった皇帝と乳兄弟の高順、阿多との関わりにも心がじんわりします。
猫猫と羅門もまた一緒にいる時間が長くなり、親子の関わりもチラッと垣間見れてほっこりします![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/615.png)
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/615.png)
羅門と劉と歳を取ってからも変わらず仲良しなコンビの掛け合いも見られるので、そちらも見どころ。
なんだかんだ、猫猫と天祐も仲良し。
なお、この巻はにゃんにゃんとわんわんと雀さんが活躍する、字面だけでは一体なんの本なのか分からない展開になっています。
壬氏と猫猫につきましては、どうにも恋愛距離感が掴めていなかった壬氏が、突然落ち着いて来て
猫猫も普通の人に近づいて来て
なんだか普通のカップル感が漂う雰囲気。
思わず ん? と二度見してしまいそうです。
この巻の好きな一節|寂しくないですか?お話の読み聞かせくらいならできますよ
14〜15巻まで読んで欲しい理由
15巻の貴族の方々のややこしさを身に染みさせるためには14巻とセットで読むのがいいと思います。
今後、16巻が出た際にここに追加される可能性は大。
(16巻で最終回な可能性も?)
お仕事色が強いステージで、かっこよくて私は割と好きでした。
天祐と虎狼の嫌われ方がえげつない…
壬氏が皇族の身分でありながら、皇帝については今までほとんど触れられてきませんでした。
物語冒頭から抱えてきたものが、ようやく解消へと向かった感じがします。
[余談]
皇帝はこれまで あまり出てこなかったので15巻でカラー挿絵まであって、レアだ
とワクワクフワフワすると、自分がレアキャラ扱いを受けるので注意すべし。
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日向夏先生が「告白 裏」を皇帝視点で書くか、阿多視点で書くかのアンケートをTwitterで取っていたので、もちろん揚々と皇帝に投票して惨敗しました。
■この巻まででプロットが全然違う展開の話
今回は大幅加筆された程度で、これと言ってピックアップする部分はありません。
この巻に関連して番外編
1〜4巻で小出しにされていた内容がより詳しく書かれた話。
なぜ壬氏は「壬氏」になったのか。壬氏と皇帝とのお約束とは。
5巻感想には猫猫と壬氏をピックアップしたけれど
実はこの巻は阿多と皇帝の序話と終話になっているので
ここまで来た目線で読み返すとまた違った見え方が出来るのでオススメ!