こんにちは
普段は猫様の刺繍ばっかりやっているえざきです。
「薬屋のひとりごと」アニメ化に伴い
興味を持って小説を読み始めたことをきっかけに
読書習慣がついて、たくさん本を読んでいるので
備忘録読書感想文を書いていこうと思います
ネタバレ要素はなるべく含まないようにしたいと思っているので
内容を詳しく知りたい方には向きません
ご理解くださいませ。
[前回の記事]
※以前の巻に対するネタバレ的な内容は含みます。ご了承ください
高校生から大学生に変わる春休みみたいな巻
およそ1年滞在することになった西都から帰還し、壬氏御一行がいない間に宮廷も花街も変化がありました。
もちろん、西都遠征組にも各々変化があります。
お互いが久しぶりの再会に、変わってしまったことへの実感をすごく感じていて、読者の私も変化したことの儚さを感慨深く読みました。
長寿作品だから出来る展開だなと思います。
そしてなぜか多くのページを割いて羅半兄の日記が記載されているのが見どころ。
西都で大活躍していたのに目立たない羅半兄が、どのような気持ちで生活していたのかが分かります(笑)
この巻の好きな一節|付き合いが古いのは自分のほうだと言いたくなる。
大きな旅から帰ってきて小休止みたいな巻だったので単体の備忘録にしましたが、15巻の阿多の理解に繋げようと思うなら13〜15巻を読むことをオススメします。
■この巻まででプロットが全然違う展開の話
今回は大幅加筆された程度で、これと言ってピックアップする部分はありません。
ということで、阿多に関連してラノベには書かれなかった阿多の心情が書かれたお話をご紹介