伝統的な四柱推命という占術から、
假屋舞ちゃんが生み出した「子宮推命」。
四柱推命をベースにしているけど、
「子宮メソッド」の考え方で読み解く。
子宮メソッドとは、
かつて「子宮委員長はる」だった
さやりんごちゃんが編み出したものだ。
外側の世界に合わせて
自分を縛るのではなく、
自分の本能の声に目を向ける。
そんな生き方は、
「我慢して耐えるのが美徳」
「世間様にどう見られるかが大事」
という価値観で生きてきた人には、
とんでもなく身勝手で迷惑に
感じられるのかもしれない。
けれど、この子宮メソッドは、
これまで無理をして生きてきた
大勢の女たちを救ってきた。
さて、従来の四柱推命の場合、
その人が生まれながらに持つ才能と
欠けている素質が見えてきたとき、
欠けているもののほうを
伸ばそうとしがちなんだ。
たとえば私には「人脈の星」
と呼ばれるものがひとつも無い。
これは人脈がつくれない……
ということではなくて、
「誰かに何かをあげたい」
「プレゼントすることが喜び」
という欲求を、そもそも私は
持っていないということを意味する。
ならば、他人にもっと目を向けて、
喜ばれるようなことをしましょう！
……というのが従来のアドバイス。
でも、子宮推命はこれをやらない。
自分に欠けているものではなく、
もともと備わっているものの方に
ググッ！と集中する。
ひとりの人間にできることは少ない。
持って生まれた素質は
レベルを上げることはできても、
増やすことはできない。
そんな、生まれながらに持つ
わずかなもののことを舞ちゃんは
「才能」と呼んだ。
自分が持っていないもの、
欠けているものはどうするのか？
それは、他の人がすでに持っている。
他人に借りるべき力なんだ。
他者から貸してもらえる力を
舞ちゃんは「天性」と呼ぶ。
ひとりの人間で完璧な円を目指さない。
パズルのように持ってる力を組み合わせる。
自分が集中するべきなのは、
わずかに与えられた自分の才能。
それは長所であり短所でもあるけれど、
子宮から生まれ落ちた瞬間、手にした宝。
子宮推命はその才能を読み解く。
その人がその人のままで、
どう輝きを放って生きていくか。
それを伝えていくのが、子宮推命なんだ。
・
・
さて、次回は子宮推命で一番大事な
「干支」がどうやって生まれたのか、
その起源を探ってみるよ。
みあんご！
【目次】子宮推命とは？
4）「子宮推命」は四柱推命とどう違うのか？
5）干支の起源を探る
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