【マンガ感想】
『JA~女子によるアグリカルチャー~ 2巻 (鳴見なる、唐花見コウ)』
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JA~女子によるアグリカルチャー~ (2) (角川コミックス・エース 348-2)
鳴見 なる 唐花見 コウ 角川書店(角川グループパブリッシング) 2011-12-02 by G-Tools |
過去記事はこちら → 1巻
【あらすじ】
野沢家の決まりごと。それは姉妹達で野菜作りをすることーー。私、野沢ひなげし、小学6年生。パパが再婚して東京からこの農村に引越してきました。初めての農作業は大変だけど、初めての姉妹達と一緒に頑張ります☆
父親の再婚で東京から農村へ引っ越した女の子の日常を描く作品です。
主人公・『野沢ひなげし』は小学6年生。
父親の再婚で、2人の姉と1人の妹が出来、東京から田舎へ引っ越すこととなった。
という感じで始まる作品でして、父親の再婚により、東京から田舎へ引っ越すこととなった
女の子の色々と騒がしい日常を描く作品です。
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ここからは、2巻の感想。
2巻では、『ひなげし』の幼馴染・『青山妃』が田舎にやってくるイベントが描かれたり、
1巻で植えた枝豆が収穫時期となり収穫するイベントが描かれたり、レンコン掘りのイベントが
描かれたりと、多くの話が収録されております。
そんな2巻で面白かったのは、やはり枝豆の収穫イベントかな。
このイベントは、1巻で主人公・『ひなげし』が植えた枝豆がちょうど収穫時期を迎えたところから
始まりまして、終業式が終わってからその枝豆をついに初収穫することとなりました。
しかし、終業式が終了後、『ひなげし』が帰ろうとした瞬間、問題が発生してしまいます。
ナント、夏休み中のクラスの芋畑の水やりの当番をこれから決めるというのです。
しかも、何故か、その当番に関して、クラスの男子と女子がもめ始めまして、お昼になっても
その水やりの当番が決まらず、なかなか家に帰ることができません(せっかくの枝豆の初収穫の
日なのに、なかなか帰ることができず、泣き出しそうになる)。 結局、その水やり当番が決まった
ときには、収穫が終わっているかもしれない時間になっていまして、『ひなげし』は泣きそうになり
ながらも急いで畑に走ることとなりました。
これ以降の展開に関しては、ネタバレとなってしまうので詳しくは書きませんが、
恐らく、多くの読者が期待している通りの展開に話が進んでいったのは清々しかったですし、
何よりも、3人の姉妹が上手い具合に『ひなげし』をフォローしていたのが個人的に非常に
楽しく読むことが出来ました(個人的に次女の『繭』の活躍が良かった)。
もし、次巻があるならば、やはりこのイベントのような『ひなげし』が収穫を体験するような
イベントが多く読んでみたいですね。 『ひなげし』の無垢な笑顔がこの作品で一番面白い
部分であると思うので・・・。 次巻も楽しみです。
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【総評】
右肩上がりに面白くなっております。
1巻の雰囲気が好きだった方ならば、2巻も楽しめると思います。
次巻も楽しみです。
点数的には
85点
です。
では、ここまで。