【マンガ感想】
『ブロッケンブラッド 3巻 (塩野干支郎次)』
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ブロッケンブラッド3 (ヤングキングコミックス)
少年画報社 2008-09-26 by G-Tools |
【あらすじ】
先祖の錬金術師のせいで、男の子なのに魔女っ子ヒロインになってしまう主人公・守流津健一は、ドイツ系三世の高校生。従姉妹・礼奈の陰謀で、「女子中学生」アイドル「ノイシュヴァインシュタイン桜子」としてデビューし、たちまちブレイクする。一応、先祖の錬金術を悪用する者達との戦いが目的なのに、芸能人としての活動が忙しくなり始めた健一……しかし、それを妬む「敵」の罠にはまり……!?
何というか、一言で言えば、
『素敵なおバカ漫画』
です(笑)。
まず、設定からおバカです。
主人公の先祖が『魔女』を創ることに成功したのですが、その理論を悪用する輩が現れたため、
男子高校生・守流津健一が、従姉妹から女装を強要され、美少女に変身しその悪を倒すマンガでして、
ひょんなことから、女装姿で『ノイシュヴァンシュタイン桜子』という名前でアイドルデビューしてしまい、
一躍、トップ美少女アイドルとして大活躍してしまう、というギャグマンガです。
『男の子なのに嫌々女装させられ、強制的にアイドルとして活躍することになってしまった』
という不幸な主人公に萌えながら楽しむ作品でして、『萌え』と『ギャグ』の融合が素晴らしく、
読んでいる間、ニヤニヤと笑いが止まらないという素晴らしい出来の作品です。
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ここからは3巻の感想。
3巻は、トップ美少女アイドル・『ノイシュヴァンシュタイン桜子』に身に覚えのないスキャンダルが発生し、
テレビ局から一気に干されてしまう、というストーリー展開から始まります。
普通の漫画ならば、
・『誰がこのスキャンダルをでっち上げたのか』
・『何故、ノイシュヴァンシュタイン桜子を狙うのか』
ということがメインとなるはずなのですが、この漫画は普通ではないので(笑)、
スキャンダルを起こしテレビ局から干された『ノイシュヴァンシュタイン桜子』という芸名を一旦引っ込めて、
代わりに『ホーエンツォレルン楓』というハーマイオニーのような格好で再デビューを果たします。
その『ホーエンツォレルン楓』は、今までのアイドル路線とは違い、気象予報士としてデビューしてまして、
基本的に髪型が違うだけなのですが、『ノイシュヴァンシュタイン桜子』本人だと気付かれずに、
芸能活動を行っております(たまにゲストとしてノイシュヴァンシュタイン桜子として出演)。
ということで、『ノイシュヴァンシュタイン桜子』がテレビ局から干されようと、
基本的にやっていることは同じでして、相変わらず、テレビ界で話題になっている人物を登場させ、
主人公達と絡んでいる様子をコメディタッチで描いております。
また、女装癖のある『羽生源太郎(表紙の右側)』と、『深野としお(表紙の左側)』が、
今巻からレギュラー化されており、ますます混沌・・・面白くなっております(^^ゞ。
いや~、面白いです。
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【総評】
残念ながら、1巻・2巻ほどの勢いはありませんでしたが、それでも充分面白かったです。
時事ネタばかりなので、正直、作品としての寿命は非常に短いと思いますし、
内容的に万人受けはしないと思うので、あまりお薦めはしませんが、面白いギャグマンガだと思います。
点数的には
95点
です。
では、ここまで。
